評価:4
「ゾンビ」と聞くと「怖い」や「気持ち悪い」を想像しませんか?
今作は「ゾンビ」=「かわいい」のです。
人間たちに奪われた「だいじなもの」を取り返すため、ゾンビたちが人間と戦うアクションゲーム『ぞんびだいすき』をレビューします。
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目次
概要
ゲーム内容
牧場パート
主に育成が目的のパート。
種を蒔き、作物を育て、食べさせ、ステータスを上げます。
- ゾンビを集め、その総数に応じてスキルを得られる「スキルガーデン」
- レアな作物を生み出す「牛のチャッピー」
- スキルを強化する花粉を放つ「フラワーゾンビ」
などもいます。
アクションパート
敵である人間と戦うのが目的のパート。
倒した人間がゾンビとして仲間になることもあります。
ゾンビの動かし方
たくさんのゾンビを タッチペン で操作します。
- スライド
スライドさせた線上のゾンビが、スライドした方向に動く。 - 丸で囲んでスライド
丸で囲まれたゾンビがまとめてスライドした方向に動く。 - 押し続ける
画面を押し続けると、その周囲にいるゾンビが集まってくる。 - 3回タッチ
集まっているゾンビ達に、3回同じ場所をタッチすると、ゾンビがバラバラに散っていく。 - 素早く3回スライド
素早く3回のスライドをすると、ゾンビがダッシュし、接触した障害物を壊したり、市民を吹き飛ばすことができる。 - グループ別に指示
ゾンビは4色の色に分けることができ、右のバーにある服のボタンをタッチすると、その色のゾンビだけを指示できるようになる。
やり込み要素
- アイテム
- ステージ
- クエスト
- スキル
- キャラクター
をそれぞれ100%にするという、やり込み要素があります。
良い点
ゾンビのかわいさ
「ゾンビ」は、人を襲い、喰い、感染していくという、ゲームまたは映画の『バイオハザード』のイメージが強いのではないでしょうか。
けれど今作は、まったく怖くもないし、グロくもありません。
というより、かわいく、愛らしい。
アイディアがいい
まさかのゾンビが主役のゲーム。
この発想は今までになかったのではないでしょうか。
プロフィールやアイテム
一人一人のゾンビにプロフィールがあり、こだわりが見えます。
しかも、名前を変えることができます。
アイテムの説明もおもしろく、ずっと読んでいました。
作物のおもしろさ
作物を育て、それをゾンビに与えるのですが、
というものも与えることになります。
作物のセンスもよく、楽しませてもらいました。
不満点
ダッシュの難しさ
ゾンビたちは タッチペン で操作しますが、言うことを聞いてくれないことが多めです。
「速くあっちに行くんだ」
とタッチペンで命令しても、行ってくれませんでした。
理不尽カメラマン
カメラマンに撮影され続けていると、SWATが駆けつけ、駆逐されるがままでゲームオーバーになります。
まだ序盤のカメラマンなら、見つけ次第すぐに倒せるのですが、終盤になってくると、カメラマンは逃げるようになります。
けれど、撮影はされ続けています。
カメラマンを追いかけて倒したいところですが、構っている時間がもったいなく感じます。
ステージギミック
ステージの ギミック に対して対処法が少ないので、理不尽に感じてしまいます。
例えば、川。
川の流れが強いので、懸命にスライドさせても、脱出できません。
また、ベルトコンベアも勝手に乗ってしまいます。
乗らないようにずっと見てあげたいのですが、そういうわけにもいきません。
なので、知らぬ間にノコギリなどで死んでいることが多かったです。
特定のゾンビに作物を与えにくい
「いくせいほうしん」で、「なんでもたべろ」「こうぶつをたべろ」「かってにたべるな」の3パターンがあり、みんなに食べさせたい場合は「なんでもたべろ」でいいのですが、特定のゾンビに与えたい時が難しいです。
「かってにたべるな」にして特定のゾンビに作物を与えていると、目撃したのか匂いで察知したのか、他のゾンビが「あ~~(私たちにもちょうだいな~)」とやってきてしまい、邪魔になります。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 20時間くらいはプレイしている |
総評
とにかく、中毒性のあるゲームです。
1度やり始めると、ずっとプレイしてしまいます。
後半の理不尽さは否めませんが、それでもハマると思います。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
-
ゾンビーズマンション 感想・レビュー byとも / 効率を考えてエレベーターを動かす異色作
エレベーターを操作して、住人を脱出せよ。新感覚のゾンビゲームがニンテンドースイッチに登場しました。基本ゾンビが怖いと思っている、ともは、無事プレイができたのか!?