中国発のアドベンチャーゲーム『WILL -素晴らしき世界-』。
主人公の少女は、神様。
手紙のテキストを入れ替え、運命を変えることができます。
登場人物は10人以上。
彼らから届く手紙を入れ替えて、よりよい人生に導きます。
ネタバレなしです。
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目次
概要
ゲーム内容
基本操作とTips
良い点
手紙の入れ替えという斬新なアイディア
手紙の文章の入れ替えで、運命を変えてしまうというアイディアは、感心してしまいました。
音楽や効果音
手紙を読むと、その時々に合った音楽が流れます。
そして、臨場感あふれる効果音まで流れます。
それが、この手紙を読む時のおもしろさに一役買っています。
人と人が繋がっていく、おもしろさ
登場人物は10名以上。
無関係に思っていた人々が、繋がっていくおもしろさがあります。
後半につれて、判明していきますので、ぜひ最後までプレイしてほしいです。
翻訳に違和感なし
このゲームは中国で開発されました。
なので、翻訳に間違いがあったり、違和感があるものだったらどうしようと思っていました。
しかし、実際は違和感なく、もともと日本語で書かれた文章のようです。
舞台が海外なので、文化の違いでの違和感はありますが、それもあまり気になりませんでした。
不満点
総当たりパズル
手紙の内容を入れ替えるのですから、当然「推理して正解を導く」と思うでしょう。
しかしこのゲームは、手紙の内容を総当たりしていきます。
なぜなら、推理をしてわかるものではないからです。
入れ替え後の予想を立てられるようなものではないのです。
また、「自分が神様ならば、こう導いてあげる」というような、自由な選択肢があるゲームでもありません。
「こう入れ替えたら、こんなルートだよ。」をずっと見せられることになります。
もちろん、推理してわかるものもあります。
とても難しいですが・・・。
自動スクロールが早い
手紙を読むとき、Xボタンで自動スクロールになります。
この自動スクロールは便利でしたが、スピードが早いのです。
かといって、オートにすると早いから、いったん止めて、またオートにするのも面倒。
ということで、後半はずっと、全ての文章が出きってから読んでいました。
自動スクロールのスピードが変更できるとよかったです。
ボタンの配置でイライラ
右手でタッチ操作で手紙を入れ替え。
右手でXボタンを押して決定。
やり直しは、そのまま右手でRボタンへ行きたい。
でも実際はLボタン。
キーコンフィングは、なし。
片手でダラダラとプレイしたかったです。
全開放の難しさ
クリアはしましたが、実績は全部取れていません。
私には、自力で全開放することは無理でした。
巧妙に隠されていて、開放することが難しいのです。
なぜ、こんなにも難しくする必要があるのか、疑問です。
その他の不満点
▼既読スキップがほしかった
手紙を入れ替えた後の展開が「Bad」になることがあります。
複数の「Bad」が用意されていますが、ほぼ同じ文章の時もあります。
既読スキップで、読んだところは高速でスキップになると、スムーズでした。
▼全てタッチ操作できない
手紙の内容を入れ替える作業を、タッチ操作でしていました。
とても便利でしたが、全ての操作をタッチ操作ですることはできません。
スティックやボタンでしか操作できない場面があり、全てタッチ操作可能なら便利でした。
購入を考えている方、これからプレイする方のために
残虐さに耐えられるなら
犯罪や残虐なできごとが、多々起こります。
残虐なシーンが映されるわけではないですが、そういうことがイヤな方は、購入しない方がいいと思います。
また、よく画面に血が映ります。
プロフィールや辞典を活用
各主要人物のプロフィール、そして、辞典は随時開放していきます。
大事なことが書かれていたり、新発見することもあるので、読むことを勧めます。
手動セーブの重要性
このゲーム、オートセーブ機能が強制的に適用されています。
だから、手動セーブの存在は知っていましたが1度もせずに、そのままクリアしてしまいました。
これが大きな間違いでした。
エンディングは2つ。
トゥルーエンディングは取れましたが、もう1つは取れていません。
手遅れで、見るにはもう1周するしか方法はありません。
手動のセーブデータは10個あるので、ぜひ小まめに手動セーブすることをオススメします。
気になった点
最後までプレイすべき
購入する前は、こんなことを思っていました。
仲が悪い夫婦を良い方向に導くとか。
そういうストーリーなんだろうなー。
と軽く考えていました。
しかし現実は、暗く、重く、残虐シーンも多いので、心が折れてきます。
また、急展開は当たり前。
「そんなバカな」というような話もあり、ついていけませんでした。
クリアして、レビューして言いたいこと言うぞ。
と思いながら、クリアを目指しました。
しかし中盤、とあることを知ると、「そういうことか」と気づき、どんどん展開がおもしろくなってきました。
わからないこともあるのですが、最終的には納得できた形です。
途中で諦めず、最後までプレイしてよかったと思っています。
しかし、中盤まであまりおもしろいとは感じず、苦しい思いをしていたのは事実。
もっと早くにおもしろさを感じていたかったです。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約13時間 |
総評
評価する部分よりも、不満点の方が多くなってしまいました。
実は、細かい部分での不満点もあったりします。
精神的にも辛いストーリーですし、本当に途中放棄するところでした。
でも最後までプレイしてよかったです。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
とんでもない文章量に驚かされました。
「手紙の文章を取り換える」というシステムも、斬新でおもしろかったです。
とものレビューと同様に、「パズルが総当たり」「既読スキップできない」は不満でした。
物語自体はかなり引き込まれましたし、キャラクターも魅力的で良かったです。
残虐なシーンは衝撃的ではありますが、事前にともに「そういうシーンがあるからね」と言ってもらっていたので、ちょっと覚悟はできていましたので問題なかったです。
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