ゲームレビュー

Nihilumbra(ニヒラブラ) レビューbyみなと

2016/12/21

概要 

【発売日】2015年4月30日
【発売元】ユニティ・ゲームズ・ジャパン
【開発元】BeautiFun Games 
【ハード】PS VITA
【ジャンル】色彩パズルアクション
【CERO】A (全年齢対象)
【公式サイト】http://www.unity-games.jp/games/nihilumbra/
画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの

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今日は、VITA『Nihilumbra(ニヒラブラ) −生命と色彩の旅路−』をレビューします。

ボタン操作と、タッチパネルを使ったパズル要素のある、横スクロールアクションゲーム。
WiiU版も配信されている。

主人公は、虚無(ヴォイド)から産み落とされた存在。
色がなく、自己を肯定することもできないまま、世界との繋がりを探す。

雪山や森など、様々なロケーションを旅し、色を使って仕掛けを解き。
敵をかわし、時には倒し、エリアのラストでは虚無(ヴォイド)から逃げる。

 

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良い点

「色」を使ったパズル要素

画面右上をタッチすると、パレットのようなものが現れる。
そこから色を選び、ステージ上の壁や地面等に塗ると、様々な効果をもたらす。

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▼水色は、滑る。
自分や敵、木箱等がその上を通ると高速移動する。
慣性が付き、停止しづらい。
勢いがつくので、遠くまでジャンプするときにも使える。

▼緑色は、跳ねる。
トランポリンのように、なんでもボンボン跳ねるようになる。
跳ねるためには、ジャンプするなりして触れる必要があり、スタートと同じ高さに跳ね続ける。

▼茶色は、くっつく。
地面に塗れば移動速度が非常に遅くなる。
壁や天井に塗れば、その場にくっつくことができる。
主人公はそこからジャンプできるが、敵は一度くっついたら動けなくなる。

▼赤色は、燃やす。
この色に触れ続けていると、自分や敵、木箱は燃え尽きてしまう。
能動的に敵を倒せる数少ない手段でもある。

▼黄色は、通電。
回路を繋ぎ、電気を通すことで解く仕掛けに使う。

▼紫色は、虚無。
塗ってある色を消すことができる。
けしごむ。

最初は虚無しか持っていないが、ステージ進行でこれらの色を手に入れる。
この色を使って様々な仕掛けを解いていくことになる。
組み合わせで解く仕掛けも多く、なかなか頭を使う。
チェックポイントから再開できるため、失敗を恐れることもない。

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分かりづらいが、左から「マップに戻る」「チェックポイントから再開」「オプション」

 

一貫した雰囲気

今作の世界は全体的に寂しく、孤独で、暗い。
キャラクターも、自分と敵のみで、男性ナレーション以外に言葉を発する存在も居ない。
そのナレーションも、声質に反し結構辛辣。
絵も綺麗で、音楽も静かで雰囲気が出ている。

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アートギャラリー

ストーリーを進行すると、トップメニューのアートギャラリーが埋まっていく。
かなり細かい設定画、物理演算図解などが載っており、見ごたえはある。

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不満点

ロードが長い

攻略中のステージは、画面切り替えやチェックポイントからの再開も早く、ストレスはない。
が、それ以外。
各ステージの開始、色のチュートリアルの開始、マップへ戻る等、長いロードは多い。

 

跳ね上がる2周目難易度

ストーリーをクリアすれば、高難度モード「虚無(ヴォイド)モード」が開放される。
いわゆる「裏面」ってやつ。
ステージの形や数自体は「おもて面」と同じだが、仕掛けの位置、敵の配置が大きく異なり、難易度は比ではない。

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同じ場所だが、上が通常のステージで、下がヴォイドモード。

下のヴォイドモードにある花(つぼみ)は、色を吸い取ってしまうため、この画面ではその色が使えないことを示す。
つまり、この画像で言うと、敵を燃やすことも、くっつけることも出来ない、ということ。

ヴォイドモードは最序盤から異常に難しく、通常のステージをクリアしたぐらいの実力では太刀打ちできない。
しかも、単に頭を使う仕掛けだけではなく、タイミング調整等アクションの技術まで求められる。
あまりに難度の差があり過ぎる。
最終的に高難度になるのは構わないが、ヴォイドモードになった途端これだとやる気をなくす。

 

総評

全体的にあっさりしているが、コンセプトのはっきりしたゲームである。
「色」を使ったパズル要素は面白く、「塗る」というアナログ操作なのも良い。
ヴォイドモードはやたら難しいが、ストーリークリアまでなら十分楽しめるだろう。

【ソフトウェア】ダウンロード
【プレイ時間】約10時間
【トロフィー状況】52%
【トロコン難易度】かなり難しい

全体評価   ★★★☆☆

シナリオ   ★★★☆☆
操 作 性  ★★☆☆☆
システム   ★★★★☆
キャラクター ★★☆☆☆
ビジュアル  ★★★★☆
音   楽  ★★★★☆

デジタル色彩デザイン
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虚無感について  -心理学と哲学への挑戦-
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