はじめに
私が観た映画は数知れず。
その中から
という作品を10本ピックアップしてお送りします。
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目次
1本目 『ザ・ウォーク』
概要とあらすじ
原題 | THE WALK |
初公開年 | 2015年 |
ジャンル | ノンフィクションドラマ |
監督 | ロバート・ゼメキス |
主なキャスト | ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ル・ボン、ジェームズ・バッジ・デール |
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今は無き、アメリカのワールド・トレード・センター。
1974年。この2つの巨大ビルにワイヤーを張り、綱渡りをした青年がいた。
その青年の幼少期からを追ったノンフィクションドラマ。
一言感想
中盤からは、テンポも良く、ハラハラドキドキで、楽しめました。
しかし、序盤から中盤にかけては、テンポが悪く、ダラダラと見せられた感じがしました。
もう少し削って、見やすくならなかったかなぁと、惜しい感じがしました。
注目すべき点は、主人公フィリップ・プティを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技。
フィリップ・プティ本人に指導を受けて、綱渡りを練習し、実際に綱渡りをしています。(ビルの上ではありませんが)
またフランス人役ということで、フランス訛りの英語を身につけて演じています。
すごいぞ、ジョセフ。
総合 ★★★★☆
脚本 ★★★☆☆
演出 ★★★★☆
映像 ★★★★★
2本目 『愛おしき隣人』
概要とあらすじ
原題 | Du levande |
初公開年 | 2007年 |
ジャンル | ドラマ |
年齢制限 | R15+[15歳以上限定] |
監督 | ロイ・アンダーソン |
主なキャスト | ジェシカ・ルンドベリ、エリック・ベックマン、エリザベート・ヘランダー、 |
Amazonビデオのページ | 愛おしき隣人 |
北欧のとある町。
そこに住む人々は、様々な悩みを抱えながら、しかし懸命に生きていた。
一言感想
予告を観て、オムニバス形式だと思って見始めたのですが、主となる人と人が交わることは、ほとんどありません。
それぞれの人々の想いを聞いたり、感じ取ったりして、淡々と進んでいきます。
この映画の趣旨もよくわからないまま終わるかと思ったその時、衝撃が走りました。
あぁ、そういうことかと。
注目すべき点は、片思いの少女・アンナ(ジェシカ・ランバーグ)の夢のシーン。
素敵なシーンでした。
また、CGを一切使っていないということで、色々と撮影方法を考えてしまいます。
総合 ★★★☆☆
脚本 ★★☆☆☆
演出 ★★★☆☆
映像 ★★★☆☆
3本目 『マイ・インターン』
概要とあらすじ
原題 | THE INTERN |
初公開年 | 2015年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | ナンシー・マイヤーズ |
主なキャスト | ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ |
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女社長であるジュールズ(アン・ハサウェイ)の元に、インターンとして70歳のベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってくる。
ベンの仕事はジュールズからメールで指示される予定だが、一向にメールが来ない。
多忙な日々を過ごすジュールズを見て、ベンが取った行動とは。
一言感想
美女で素敵なアン・ハサウェイと、渋くてカッコいいロバート・デ・ニーロのコンビ。
この2人を観ているだけで、なぜか幸せでした。
女性が上司で男性が部下という構図や、若者と高齢者という構図はおもしろかったし、新たな題材だと思います。
ただ、やりすぎです。
全てが上手くいきすぎていて、現実離れし過ぎ。
ドラマではなく、ファンタジー映画のよう。
特徴である2人の構図を活かして、もっとシリアスな場面があった方が好きになれたのに。
総合 ★★★☆☆
脚本 ★★★☆☆
演出 ★★★☆☆
映像 ★★★☆☆
4本目 『大人は判ってくれない』
概要とあらすじ
原題 | Les Quatre Cents Coups |
初公開年 | 1959年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | フランソワ・トリュフォー |
主なキャスト | ジャン=ピエール・レオ、パトリック・オーフェー、アルベール・レミー、 クレール・モーリエ |
アントワーヌ・ドワネル(ジャン=ピエール・レオ)は学校にいても、家にいても、理不尽な扱いを受けていた。
ある日、親友のルネ(パトリック・オーフェー)と学校をサボることにした。
この選択が、彼の環境をガラリと変えてしまう。
一言感想
生まれながらに不良はいない。
子どもの環境が不良を育てるのだ。
ということを強く感じる作品。
そして、根っからの不良はいないということも。
社会派の1本。
総合 ★★★☆☆
脚本 ★★★☆☆
演出 ★★★☆☆
映像 ★★★☆☆
5本目 『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』
概要とあらすじ
原題 | LOCKE |
初公開年 | 2013年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | スティーヴン・ナイト |
主なキャスト | トム・ハーディ、オリヴィア・コールマン(声)、ルース・ウィルソン(声)、アンドリュー・スコット(声) |
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建設工事の現場監督を務めるアイヴァン・ロック(トム・ハーディ)。
大事な工事を控えた前日の夜、彼は人生の選択を迫られる。
その選択によって、生まれたものとは。
そして失ったものとは。
一言感想
キャストは、ロック役のトム・ハーディのみ。(他のキャストは声のみ)
しかも、車内の電話のやり取りだけでの演技。
演技力に脱帽です。
背景の美しさとは裏腹に、彼に襲いかかるものにハラハラしっぱなしでした。
常に人生の選択を私たちは選びながら生きている、ということを感じる作品でした。
総合 ★★★★☆
脚本 ★★★★★
演出 ★★★★☆
映像 ★★★☆☆
6本目 『ヴィンセントが教えてくれたこと』
概要とあらすじ
原題 | St. Vincent |
初公開年 | 2014年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | セオドア・メルフィ |
主なキャスト | ビル・マーレイ、メリッサ・マッカーシー、ジェイデン・リーバハー、ナオミ・ワッツ |
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ギャンブル等にお金をつぎ込み、借金も抱えているヴィンセント(ビル・マーレイ)。
そんな彼の家の隣に引っ越してきたのは、母と息子のブロンスタイン一家。
息子のオリヴァーは小学生。
転校初日にいじめられ、家の鍵を紛失。
困ったオリヴァーは隣人のヴィンセントに助けを求めることに。
一言感想
ヴィンセントが、ただの不良ジジイかと思って観ていましたが、裏切られました。
どんな人にも「愛情」はあるのだなと感じる映画でした。
ラストは「ほら、感動シーン作りましたよ。ここで泣けるでしょ?」的な制作の意図が見えてしまい、逆に冷めた目で観てしまいました。
ヴィンセントの過去の設定も必要だったのか疑問に思いました。
皮肉だったのかな。
総合 ★★★☆☆
脚本 ★★☆☆☆
演出 ★★★☆☆
映像 ★★★☆☆
7本目 『ジョン・ウィック』
概要とあらすじ
原題 | John Wick |
初公開年 | 2014年 |
ジャンル | アクション |
年齢制限 | R15+[15歳以上限定] |
監督 | チャド・スタエルスキー |
主なキャスト | キアヌ・リーブス、ミカエル・ニクヴィスト、アルフィー・アレン、エイドリアンヌ・パリッキ、ウィレム・デフォー |
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ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)の最愛の妻・ヘレン(ブリジット・モイナハン)が病死してしまう。
悲しみ、孤独を感じているジョンの下にプレゼントが届く。
それはヘレンからの子犬の贈り物だった。
孤独を子犬に救われたジョンだったが、何者かに襲われ、子犬も死んでしまう。
復讐のろうそくに火を灯したジョンは、封印していた力を解く。
一言感想
アクションがとにかくかっこいい!
スーツ姿で戦う、キアヌがまたかっこいい!
スタイリッシュな見せ方もあり、飽きませんでした。
ただ、ラストはお粗末。
ラストの戦い方も、戦った後も。
ちなみにこの映画、続編として『ジョン・ウィック:チャプター2』が2017年に公開。
『チャプター3』が2019年に公開予定。
総合 ★★★☆☆
脚本 ★★☆☆☆
演出 ★★★★☆
映像 ★★★★☆
8本目 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
概要とあらすじ
原題 | Mad Max: Fury Road |
初公開年 | 2015年 |
ジャンル | アクション |
年齢制限 | R15+[15歳以上限定] |
監督 | ジョージ・ミラー |
主なキャスト | トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン |
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『マッドマックス』シリーズの第4作。
核戦争後による荒廃した世界。
主人公マックス(トム・ハーディ)は囚われの身となり、とある場所に連れてこられた。
そこはイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)を首領とする、独裁社会が築かれている砦だった。
一言感想
ただのレース映画だと思っていたのですが、全然違いました。
こんなにハラハラドキドキするとは。
カーアクションや戦闘シーンが見どころ。
ただ、心情があまり伝わってこず、感情移入もできませんでした。
頭を空っぽにして楽しむ映画かなと思いました。
総合 ★★★☆☆
脚本 ★★★☆☆
演出 ★★★★☆
映像 ★★★★☆
9本目 『カラスの親指』
概要とあらすじ
初公開年 | 2012年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | 伊藤匡史 |
主なキャスト | 阿部寛、村上ショージ、石原さとみ、能年玲奈(のん)、小柳友 |
Amazonビデオのページ | カラスの親指 |
タケ(阿部寛)とテツ(村上ショージ)、2人は詐欺師。
ある日、街で見かけた、まひろ(能年玲奈/のん)がスリを失敗するのを見て、2人は助けに入る。
一言感想
観賞前に「騙された系」だと聞いて、「私は騙されないぞ」と思い見始めました。
そして、すっかり騙されました。
気になるところを見返すと、いろいろ気づくところがありましたが、見破るのは難しいと感じました。
着ているものや見た目で、人って簡単に騙されてしまうんだなと、改めて感じました。
そして、村上ショージさんが、あんなに演技派だったとは知りませんでした。
どのキャストもよかったです。
総合 ★★★★★
脚本 ★★★★★
演出 ★★★★☆
映像 ★★★★☆
10本目 『やわらかい手』
概要とあらすじ
原題 | IRINA PALM |
初公開年 | 2007年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | サム・ガルバルスキ |
主なキャスト | マリアンヌ・フェイスフル、ミキ・マノイロヴィッチ、ケヴィン・ビショップ、シヴォーン・ヒューレット |
病気の孫の手術代を稼ぐために主婦のマギー(マリアンヌ・フェイスフル)が始めた秘密の仕事。
それは彼女の「やわらかい手」を使って、男性を昇天させることだった。
一言感想
エロス映画なのかなと思っていましたが、「仕事がたまたま昇天させることだった」という感じで、イヤらしくもないし、彼女が無事にお金を稼げるかハラハラしながら観ていました。
ただ、恋愛要素がこの映画に必要だとは思えなかったです。
仕事を通じて、女が磨かれたってことなのかなぁ。
あと、邦題が素敵だと思いました。
総合 ★★★★☆
脚本 ★★★★☆
演出 ★★★★☆
映像 ★★★★☆