評価:3
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本日のレビューは、インディーズ ゲームの『Burly Men at Sea: 三人の海の男』。
不思議な雰囲気と絵でつづられる、絵本のような物語です。
今作はスマホやPC、PS4、Vita、Switch等さまざまな機種で配信されています。
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概要
ゲーム内容
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vita版での操作ですが、全編画面タッチで進行します。
画面をタッチし、スッと絵を広げると、3人の男たちが移動します。
オブジェクトをタッチしたり、移動したりして、話を進行していきます。
途中で物語は分岐を重ね、12種類のストーリーに展開していきます。
全てのストーリーを見ると、エンディングです。
「ゲームオーバー」はありません。
必ず、いずれかの話へ展開していきます。
良い点
素朴で静かな物語
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とある地図を見つけ、その地図を埋める旅に出る、3人の海の男たち。
道中、奇想天外なできごとを体験しますが、非常にホンワカしたやりとりで進行します。
殺伐とした描写は一切なく、旅の果てに得るものより「やりとり」にメッセージがつまっているような・・・。
そんな「絵本」のような体験が味わえます。
言葉選びが秀逸
例えば、とある巨大な岩のような生物を「地質学的脅威」と表現したり・・・。
つづられる言葉が詩的でユーモアにあふれていて、おもしろく感じました。
1周目と2周目でセリフに変化がある点も、良いです。
トロフィー稼ぎに良い
今作のトロフィーは、各ルートを見るだけでコンプリートできます。
非常に簡単です。
しかも、プラチナトロフィーありです。
トロフィーレベルを上げるには、うってつけです。
不満点
起伏にとぼしい展開
全体的にホンワカしているのは良いのですが、何が起きても淡々と進み過ぎでした。
もう少し、驚きや冒険感があっても良かったと感じました。
各ルート最後の「あの存在」も、いつも同じセリフなのが不満です。
12個しかルートがないのですから、進んだルートによってセリフが変わってほしかったです。
移動が遅い
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男たちは、あまり移動スピードは速くありません。
歩くにしても、泳ぐにしても。
まぁ「ホンワカ感」は増しますが、周回プレイをすると、その遅さは煩わしかったです。
特に、各周回ラストの一本道。
他のシーンでは画面タッチで進行方向へスワイプすると勝手に進んでくれますが、このラストの道だけは、なぜか進行方向をタッチし続けないと進んでくれません。
本当に、ただの一本道でイベントも何もなく、そこそこ長いうえに何度も通るので、めんどうくさかったです。
プレイ状況
| ソフトウェア | ダウンロード |
| プレイ時間 | 2時間半 |
| トロフィー 状況 | 100% |
| トロコン 難易度 | 非常に簡単 |
総評
クリアしたはいいものの、「どう言っていいのか」と、レビューに困ったゲームでした。
優しい雰囲気と絵本のようなゲーム体験がしたいなら、とても良い作品です。
気分転換に最適かも。
ただし、「ゲームとしての楽しみ」は期待しない方が良いかと。
レビュー
| 総合評価 | |
| シナリオ | |
| 操作性 | |
| システム | |
| キャラクター | |
| ビジュアル | |
| 音楽 |
ちなみに、各ルートはクリアしたら番号が表示されます。
その番号をこちらの公式サイト(海外サイト)で入力すると・・・。
そのルートの物語を、実際の絵本として購入(1冊30$)できるようになるみたいです。
現実とゲームの融合みたいで、おもしろい試みですね。
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