評価:3
今から約7ヶ月前、台湾のインディーズゲームスタジオである「SIGONO」が開発した、Nintendo Switch版『OPUS~魂の架け橋~』をプレイしました。
ゲーム性としては低いものの、そのストーリーに感銘を受けました。
物語に直接的なつながりはないものの、同シリーズである『OPUS-地球計画』もいずれプレイしたいと考えていました。
先日、『OPUSシリーズ』として、『地球計画』と『魂の架け橋』、厳選のサウンドトラックがセットになったパッケージ版の発売が発表されました。

ということで、購入し、プレイしましたので、ネタバレなしでレビューをお届けします。
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目次
概要
ゲーム内容
望遠鏡を動かし、ヒントを頼りに、惑星や銀河などを見つけていきます。
最終目的は「地球」を見つけること。
ゲームモード
▼ストーリーモード
しばらく探索を続けていると、右上に「?」の表示が出てきます。
「―」ボタンを押すと、ヒントとして、捜している惑星の方向がわかります。
さらに、画面上にその惑星があれば、丸で囲んで教えてくれます。
▼アドベンチャーモード
ストーリーモードにある「方向ヒント」はありません。
地球探査モジュールのヒント。
もしくは、探索中に上部に表示される、場所の文字だけを頼りに捜しましょう。
なお、文字は該当する領域に入ると緑に変化します。
2つのモードの違いは「探索難度」のみで、物語に違いはありません。
オプションで、いつでも切り替えが可能です。
良い点
音楽がいい
やはり、音楽がとてもよかったです。
良曲が流れる中、迎えたクライマックスは感動しました。
名前づけが楽しい
新しく発見した惑星や銀河などの名前をつけることができます。
この作業が楽しかったです。
宇宙の星々がきれい
美しい宇宙の旅を疑似体験できます。
贅沢な時間を過ごせました。
ノイズ描写がすごい
ネタバレするので詳しくは言えませんが、ノイズ描写がとてもリアルで感心してしまいました。
「ずっと見ていたい」と思いました。
不満点
単調
「星々の中から目的のものを捜す。」
これの繰り返しになります。
アドベンチャーモードにしても、ヒントが出ないだけで、ゲーム性が高まるわけではありません。
クリア後の「ノーマルモード」が惜しい
クリア後、エンディングだけを楽しめる「ノーマルモード」が開放になります。
もう一度、クライマックスを見たくてプレイしましたが、

もうちょっと前から見たかったなぁ。
と思ってしまいました。
エンディングに入る直前のクライマックスに重要なお話をしていて、それが見たかったのですが・・・。
残念でした。
ボーナスが日本語字幕なし
クリア後に解禁される「ボーナス」。
開発の裏話が聞けるのですが、英語のみの音声で、字幕がありません。
『OPUS 魂の架け橋』でのボーナスは、日本語でしゃべってくださっているだけに、残念です。
せめて、字幕があるとよかったです。
感動ポイント間違った
ネタバレになるので詳しく言えませんが・・・。
最終盤、感動で泣きました。
しかし、それは私の勘違いで、本当に感動しなければいけない場面で、感動できなかったのです。
この勘違いは、私だけではなく、他のプレイヤーも勘違いすると思います。
それくらい、まぎらわしい描写でした。
気になった点
眠くなる
「宇宙」という場所にいるからなのか。
宇宙らしいBGMを聞いているせいなのか。
単調な作業だからなのか。
理由はわかりませんが、眠くなります。
寝落ちにご注意を。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 2時間 |
所持しているサウンドトラック | 「Hope」のみ |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
OPUS~魂の架け橋~ |
総評
『OPUS ~魂の架け橋~』がとても好きだったがために、過大な期待をしてしまったのかもしれません。
しかし、『魂の架け橋』よりも『地球計画』を先にプレイしていたならば、「『魂の架け橋』をプレイしようとは思わなかった」と思います。

レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
「アドベンチャーモード」でプレイし、2時間半くらいでクリア。
主に名前を考えるのに時間を使いました。
- 広大な宇宙の探索
- 発見した惑星の解説
- 地球との相違点
- 上質なBGM
- 宇宙船内で起こったこととは・・・
500円(税込)としては、かなりリッチで凝縮されたゲーム体験であったと思います。

その辺りは次作『魂の架け橋』で改善されていますし、両作合わせてオススメしたいです。