ゲームレビュー

カリギュラ オーバードーズ 感想・レビュー byみなと

カリギュラ オーバードーズ

今日のレビューは『カリギュラ オーバードーズ』です。

2016年6月にPS VITA用に出た『カリギュラ』に、多くの追加要素を加えた完全版です。
PS4とSwitchに出ていますが、今回プレイしたのはPS4版です。

VITA版は未プレイです。
クリアしたのは通常ルートのみですので、そこを踏まえて読んでいってください。

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概要

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『カリギュラ オーバードーズ』概要

19年10月6日時点の情報です。

発売日 PS4版 2018年5月17日
Switch版 2019年3月14日
発売元 フリュー
開発元 ヒストリア
ハード Nintendo Switch、プレイステーション4
ジャンル RPG
プレイ人数 1人
CERO C(15才以上対象)
通常価格(税込) PS4 パッケージ版・ダウンロード版 各8,778円
Switch パッケージ版・ダウンロード版 各7,678円
公式サイト カリギュラ オーバードーズ(フリュー公式サイト)
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
権利表記 ©FURYU Corporation.

 

 

ゲーム内容

シナリオ

『カリギュラ オーバードーズ』の舞台は、仮想空間「メビウス」
バーチャルアイドルの「μ(ミュー)」と「アリア」が創造した世界で、現実世界に絶望した人間の精神がここで生活しています。
この世界では、全員が「高校生の見た目」になります。

とある事情で暴走したミューにより、その世界から出ることができなくなりました。

ほとんどの人は仮想空間だと気づかずに理想的な暮らしを満喫していますが、主人公をはじめとする一部の人間は「この世界が偽物だ」と気づき、脱出をするためにアリアと協力してミューを探します。

そんなお話。

ボカロを知っている人に分かりやすく言うと・・・。

ミクとリンが自我に目覚めて仮想空間を作って、ミクが暴走してしまった。
主人公たちはリンと協力して、ミクを探します。

そんな感じ。

ちなみにアリアの声優さんは、鏡音リンと同じ下田麻美さんです。

 

『オーバードーズ』での追加要素

わかる範囲で簡単にまとめます。

  • 主人公の性別を選べる
  • 超必殺技「オーバードーズスキル」が追加
  • 仲間キャラが増えた
  • 敵キャラも増えた
  • 敵側に立つシナリオが追加
  • 遊びやすさの調整

等が追加されました。

「敵側に立つシナリオ」はストーリー序盤で選択肢が出るので、そこで選択できます。

 

バトルシステム

カリギュラ オーバードーズ

バトルは素早さの高い順に行動するコマンドバトル。
技の発動速度や効果範囲、敵との位置関係も影響します。

技を使う時に、味方と相手の動きを予測して表示する「空想視(イマジナリーチェイン)」というシステムが特徴的。

その空想を見ながら、上手く技のタイミング等を調整することができます。

 

トラウマクエスト

カリギュラ オーバードーズ

今作では仲間キャラ以外の学生たちが抱える問題を解決するサブクエストがあります。

その数、500以上。
全員を、一時的に戦闘に参加させることも可能です。

クリアすればアイテムなどがもらえますが、メインストーリーには関わりがないので、無理にクリアする必要はありません。

 

 

良い点

デザインが良い

カリギュラ オーバードーズ

ゲーム全体のデザイン、特にキャラクターデザインはお気に入りです。

メインキャラクターは、みんな衣装のどこかに「花」をあしらっているんです。
おそらく、それぞれ異なるテーマフラワーが設定されているのでしょう。
それがとてもオシャレで美しい。

 

心に響くシナリオ

まずストーリー自体の設定も良い感じでした。
現実世界に嫌気がさしている人は多いと思いますし、味方側の言い分も敵側の言い分も、何かしら刺さる人も多いと思います。

特に良かったのは、仲間キャラとの個別エピソード。

『ペルソナシリーズ』の「コミュ」に似たシステムで、仲間キャラが抱える問題を共有することで親密度が上がります。
それぞれリアリティがあり、メビウスに来るきっかけになるほど重めの問題もあり、心に来ました。

けっこう泣いてしまうエピソードもありました。

 

大物狩りもいけるバトル

バトルは「行動予測を見てタイミング調整するコマンドバトル」で、ちょっと特殊。
最初は戸惑いますが、コツを掴むとレベルが大幅に高い相手でも倒せる、おもしろいバトルでした。

ちょっとバランス的には大味な気がしますが、うまく敵の攻撃を妨害したり味方との連携をとったりすると、ボスキャラですら開始ターンで倒せます

 

楽曲がいい

「ゲーム内容」で少しボカロについて触れましたが、実は今作の楽曲の多くは有名ボカロPが手掛けています。

ダンジョンそれぞれに担当するコンポーザーがいて、探索時はインストロメンタル、戦闘時はボーカル版と自然に切り替わるように構成されています。

コンポーザーの選出には好みが分かれるところですが、個人的にはかなりストライクな楽曲が多かったです。

 

 

不満点

文字が小さい

カリギュラ オーバードーズ

会話テキスト等は問題ありませんが、

  • メニュー画面
  • WIRE(メッセンジャーアプリ)のテキスト
  • システムメッセージ等のテキスト

などの文字は、とても小さく読みづらかったです。

VITAなどの携帯機でのプレイを前提として作った作品だったからだと思いますが、とにかく読みづらい。
特にWIREでのリアルタイム会話は、画面左下にひっそり表示されるので、かなり目をこらさないと読めませんでした。

 

ダンジョン攻略がつまらない

無駄に広いダンジョンを延々と歩かされます。
同じような場所をひたすら歩くので、うんざりしてしまいました。

単発では楽しいバトルも、だんだんおっくうに。

聴いていて盛り上がる楽曲も、だんだんうるさく感じてしまうほどに。

カリギュラ オーバードーズ

琴乃さんもそう言っています。

 

スティグマ

  • リトルキャパシティ
  • シックスセンス
  • ビッグエクスキューズ

これ、何の名前か分かりますか?
装備品の名前なのです。

今作の舞台設定上、物質的な防具ではなく「強い想い」が形になった「スティグマ」というものが装備品扱いです。
この量が膨大なうえ、効果と名前が連想できずに困りました。

↑の例で言うと「シックスセンス」で防御力が上がるのです。

その性能も、名前から連想できません。
強そうな名前でも、大した性能じゃないことも。

手に入れるたびに確認しないとなりませんが、前述の通り文字が小さく、確認するのも面倒で後回しに。

「トラウマクエスト」関連で使うこともありますが、ここまで分かりづらく・多くする必要はなかったと思います。

 

トラウマクエスト

カリギュラ オーバードーズ

メビウスで生活している、500人以上のキャラクターとのクエスト。

ある意味今作の特徴的な要素ですが、さすがに多すぎ。
似たような内容もかなりあります。
同じキャラに3回以上話しかけて親密度を上げてからじゃないと発生しないのも、面倒なポイントです。

その場で解決するものばかりならまだしも、

  • パーティーに入れて一定数バトルする
     
  • 特定のエリアにいる人物のところに連れていく
    その人物は地道に探す必要があり、エリア以外のヒントも乏しく、先に見つけていてもマップに表示されない
     
  • 特定のスティグマを装備させる
    そのスティグマを持っているかどうかは自分で調べる必要がある
     
  • 特定のトラウマを持つ生徒に合わせる

など、時間がかかるものも多いです。

そもそも、「親密度を3にする」→「悩みを聞く」→「クエスト発生」
の手順を踏まないと、パーティーインして条件を満たしても意味がありません。

この要素自体、メインストーリーのクリアに必須ではありませんが、システム自体の不便さも含めて「不満点」とします。

 

 

気になった点

誤字・脱字が多い

カリギュラ オーバードーズ

誤字・脱字は、比較的多く見つけてしまいました。

ちゃんと確認したのでしょうか?

 

グラフィックと内容が合っていないことがある

カリギュラ オーバードーズ

↑の女の子は、「もの凄く太っているキャラ」として登場しますが、そう見えません。

ゲーム内でもさんざん「太っている」と言われますが、描写と評価が合っていません。

もっと思い切った見た目にすればいいのに。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 55時間
トロフィー 状況(記事作成時現在) 50%
トロコン 難易度 とても時間がかかる

 

 

総評

フリープレイで配信されたPS4版をプレイしました。

『ペルソナシリーズ』と近いところもある、ジュブナイルRPGかな?

という先入観でプレイしましたが、けっこう別物でした。
それでも、今作独自の魅力もあり楽しめました。

「良い点」も「不満点」もたくさんありますが、印象としては、
「超大作になる要素はあったけど、技術力や開発人数が足りなかった意欲作」という感じでした。

まだ通常ルートをクリアしたのみなので、時間を見つけて敵側ルートをプレイしたいと思います。

 

全体評価   ★★★★☆

シナリオ   ★★★★★
操作性    ★★★☆☆
システム   ★★☆☆☆
キャラクター ★★★★★
ビジュアル  ★★☆☆☆
音  楽   ★★★★☆

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