評価:4
今日のレビューは『DEAD OR SCHOOL(デッド オア スクール)』です。
インディースタジオ「ナナフシ」のスタッフ3人で開発した、横スクロールアクションゲームです。
さまざまな武器を駆使し、迫りくる腐敗生物(ゾンビ)たちをなぎ倒し、地上へ目指す主人公・ヒサコ。
地上を取り戻し、学校を作るのが目的です。
主な良かった点
- キャラクタービジュアルが良い
- やりごたえがある
主な不満点
- 売却が面倒
- バグが多め
ストーリーのネタバレはありません。
下記のすべての画像はクリックすると拡大します。
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目次
概要
ゲーム内容
舞台は東京。
地上を腐敗生物(ゾンビ)に支配され、人間は地下で暮らすしかない未来の話。
主人公・ヒサコは祖母が使っていた制服を着て、地上を取り戻すために戦います。
札幌は地下鉄があるからまだ大丈夫かもしれませんが・・・地方は全滅かなぁ。
ハック&スラッシュ
- 刀や斧などの近接武器
- ライフルやマシンガンなどの遠距離武器
- バズーカ砲などの重火器
ヒサコは、以上3タイプの武器を切り替えて戦います。
それぞれの種別で1種類ずつしか装備できないので、例えば「同じ近接武器の刀と斧を切り替えて戦う」といったプレイはできません。
装備の変更は拠点やチェックポイントでのみ、おこなえます。
武器にはランダムに効果が付いていることがあります。
道中で拾えるカスタマイズパーツにも、それぞれ効果がついています。
ひたすら戦い、敵を倒し、拾った装備の強さやランダム効果を見て、装備する武器を考え直すタイプの「ハック&スラッシュ」です。
難易度
難易度はイージー、ノーマル、ハードの3種類用意されていて、コンフィグ画面からいつでも変更できます。
難易度自体は高めだと思います。
記憶地点(チェックポイント)
ダンジョンの要所要所に「記憶地点」があります。
これがチェックポイントになっていて、
- 買い物
- 武器のカスタマイズ
- 記憶地点間のワープ
といったさまざまな行動をとることができます。
記憶地点を開くことで自動的に、
- ヒサコの体力が回復
- 近接武器の耐久度が回復
- 遠距離武器、重火器の弾数が回復
- セーブ
がおこなわれます。
また、記憶地点に到達することで、そこまでに発生していた強制戦闘が発生しなくなります。
スキルツリー
ゲーム中の特定の条件を満たすことで「スキルポイント」を獲得できます。
スキルポイントを使うことで、各武器を使っている時のスキルを開放できます。
新技の獲得や強化、武器の壊れにくさなど、さまざまなスキルが用意されています。
良い点
キャラクタービジュアルが良い
主人公・ヒサコの前向きなキャラクターはとても魅力的で、好感がもてました。
制服姿も、似合っていてかわいいです。
登場する他のキャラクターも、見た目がかなり良くて好みでした。
やりごたえがある
自分に合った武器を見つけ、カスタマイズパーツを組み、スキルを練り直す。
おそらく、プレイする人によって全然違う戦い方になるのではないかと思います。
途中から難易度を下げてプレイしましたが、それでも歯ごたえはありました。
何も考えずにプレイしたらキツイ作品ですね。
サブクエストや収集品集めといった寄り道も多く用意されていて、メイン一辺倒にならず幅を持たせた楽しみ方ができて良かったです。
不満点
売却が面倒
ハクスラは、不必要なアイテムがどんどん溜まっていく作りのゲームです。
今作の場合、アイテムそれぞれにタグを付けることができ、そのタグを使って一括売却が可能です。
ですが、そのタグ付け→売却がそこそこ面倒くさいです。
まず1つ1つタグを付けなきゃならないところで時間がかかります。
バグが多め
- ぶら下がれる場所を掴まなくなった
- 敵が壁にのめり込んで倒せない
- 水中から画面外に出てしまい、戻ってこられない
- フリーズ
といったバグに遭うことが、ちょいちょいありました。
変になった時は、ゲームをいったん終了してから再起動することで直していました。
1回なりました。
気になった点
難しすぎる寄り道
サブクエストやおみやげ集めなどの寄り道では、通常とは違う操作で攻略するポイントが出てきます。
- 素早く駆け上がる
- 自動で動きながら障害物を壊す
- アーケードゲームをプレイする
- パズルステージ
などなど。
これらはバトルの難易度とは関係がなく、かなりシビアなアクション操作が必要です。
特に自動で進む系。
あくまで寄り道なので、ストーリークリアに必須ではありませんが。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 約35時間 |
『DEAD OR SCHOOL(デッド オア スクール)』の総合評価・レビュー
こだわりのビジュアル、歯ごたえのあるバトル、ヒサコのキャラクター。
非常に完成度が高く、最後までダレずに楽しむことができました。
刺さる人には、かなり強めに刺さる作品だと思います。
ちなみにヒサコ役の声優・藤堂れんげさんは今作で他の女性キャラの声も演じられています。
というか、参加している声優さんはこの方だけみたいです。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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