評価:4
2012年にVITA、2018年にSwitchとして発売された『Dokuro(ドクロ)』。
過去にVITA版をクリア済みですが、Switch版も購入し、この度クリアしました。
変更部分もお伝えします。
主な良かった点
- ノーマルモードの実装
- 愛らしい世界で、ストーリーも優秀
主な不満点
- 操作方法が悪くなった
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目次
概要
ゲーム内容
ドクロとイケメン
主人公はDokuro・ドクロ。
ゲームを進めると手に入る薬を使うことで、一定時間、Hero・イケメンの姿に変身することができます。
ドクロ | イケメン | |
ジャンプ | 2段ジャンプができる | ジャンプはできるが、姫を抱えるとジャンプができない。 |
攻撃力 | 攻撃できるものの、殺傷能力はない | 殺傷能力がある |
姫を抱える | できない | できる |
水中 | 背が小さいので顔まで水かさがあると溺れる | 背が高いのである程度、水かさがあっても大丈夫 |
変身ボタンはRボタンか薬をタッチです。
姫
平らな道しか歩けません。
イケメンに抱っこされることにより、段差を降りることはできますが、段差を上がることはできません。
平らな道は勝手に進んでくれますが、敵がいたり、危険だと判断すると止まっていてくれます。
残機
初期状態 | 「お守りの鈴」獲得後 (1-10クリア後) |
|
Dokuro (ドクロ) |
1度ダメージを食らうと頭が欠ける。(イケメンだと王冠が落ちる) 次にダメージを食らうと死んでしまう。 押しつぶされたり、針山に刺さったりすると、すぐに死んでしまう。 |
ダメージを食らうたびに胸のお守りの色が変わる。 (イケメンは姿も少し変化する) 4ダメージは耐えるが、5回目は死んでしまう。 押しつぶされたり、針山に刺さったりすると、すぐに死んでしまう。 |
姫 | 1度ダメージを食らうと王冠が落ちる。 次にダメージを食らうと死んでしまう。 押しつぶされたり、針山に刺さったりすると、すぐに死んでしまう。 |
チョーク
ギミック を解くのに必要なチョークは3種類。
ステージを進むと、使えるようになります。
- 白チョーク
切れているロープとなにかを描き足すことによって、なにかをつなぐ。
またイケメンでロープを切ることが可能。 - 赤チョーク
導火線になる赤チョーク。
火を運びたい時に使う。 - 青チョーク
描くと水が溜まる。
操作方法
Switch版との比較として、VITA版とSwitch版の両方を記載します。
VITA | Switch(ボタン操作)※ | |
キャラクター移動 | スティック | 十字キー |
決定・インタラクト | ○ボタン | Aボタン |
ジャンプ・キャンセル | ✖ボタン | Bボタン |
攻撃 | □ボタン | Yボタン |
ハンドルを回す | スティック | Lスティック |
チョークと黒板消し | タッチ操作のみ | Xボタンを押しながらLスティックで移動 |
チョークの切り替え | Lボタン | Lボタン |
ドクロとイケメンの切り替え | Rボタン | Rボタン |
メニュー | △ボタン | |
ポーズ | STARTボタン | +ボタン |
タッチ操作表示のオンオフ | -ボタン |
※Switch版はタッチ操作が可能です。
ステージ数
エリア | ステージ数 |
エリア1~13、15 | 各10ステージ |
エリア14 | 6ステージ |
エリア16 | 1ステージ |
パス
エリアをやり直したり、エリアをパスしたりする場合は、+ボタンから選択します。
パスは最大10回まで。
パスしたエリアをクリアすることで、パス回数は復活します。
2-1から「パス」が使えます。
OPTIONS
- 言語設定
- SOUND&バイブレーション
- 説明書
- イベントギャラリー
今までに観た、イベント一覧があります。
- ゲームモード選択
下記の「難易度選択とオリジナル」で詳しく書いています。 - 開発資料閲覧
初期状態から「開発資料」を見ることができます。
難易度選択とオリジナル
難易度は「ノーマル」になっています。
クリア後、オリジナル版ができるようになります。
オリジナル版とはVITA版のことで、難易度が上がります。
設定は「OPTIONS」内の「ゲームモード選択」でもできますが、LRボタンでも切り替え可能になります。
ACHIEVEMENTS
ACHIEVEMENTS、直訳すると「成果」ですが、「実績」や「トロフィー」と同じです。
ポイント制になっています。
良い点
ノーマルモードの実装
VITA版よりも難易度が下がっているため、姫にイラつくことも多くなく、比較的快適にプレイできました。
ただ、ノーマルモードでも求められるアクションの難易度、パズルの難易度も高いです。
画像をクリックすると拡大します。
貴重な開発資料が閲覧できる
開発当初はどんなキャラクターを作ろうとしていたか、どんな敵を作ろうとしていたのかなどがわかります。
これはSwitch版のみの特典でもあります。
愛らしい世界で、ストーリーも優秀
ほぼ白黒の世界。
チョークや手描き感のあるデザインで、とても愛らしい世界です。
またストーリーも良く、ラストは感極まるかも!
不満点
操作方法が悪くなった
VITA版よりも UI(ユーザーインターフェース) はよくなりました。
ただ、操作方法がイマイチになってしまいました。
移動は十字キーのみで、ハンドルを回すにはスティックのみ。
移動もハンドルも同じだったVITA版に比べて、操作方法がややこしくなってしまいました。
これは、ケータイモードでもテレビモードでもできるように、タッチ操作とボタン操作両方できるようにしたためです。
私の場合、ケータイモードで基本的にボタン操作。
チョークや黒板消しの時にタッチを使った程度です。
感覚的にはVITA版と同じです。
どんな状況にもプレイできるようにしたのは良いのですが、使い勝手が悪くなるのはどうなのかと。
キーコンフィグで「VITA版と同じ」があっても良かったのではないでしょうか。
気になった点
高難度アクションと高難度パズル
アクションについてはおそらくメダルを取ろうとすると高難度になってくると思います。
メダルを無視すればそこまでアクションは難しくないかと。
問題はパズルの方。
ノーマルモードでもかなり難しいです。
時には「箱を半分だけ乗せる」「1つの箱で2つスイッチを踏む」など、正統な使い道をしない解き方もあります。
CERO はAで全年齢対象ですが、クリアするには「どの年齢も可」というわけにはいかないと思います。
それだけ「おもしろい」ということなんですけどね。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | クリア時 約13時間+その後 約4時間 |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
Dokuro(VITA) |
『Dokuro(ドクロ)』の総合評価・レビュー
懐かしいと思いながらプレイした今作。
すっかりパズルの解き方も忘れていましたが、試行錯誤していくうちに解けるものですね。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
-
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