はじめに
2020年10月17日に、PS4『Ghost of Tsushima』がアップデートしました。
バージョンは1.1。無料アップデートになります。
- マルチプレイ
- 二周目要素
など、大きな追加要素があります。
こちらの公式サイトを見ればほとんどの内容がわかりますが、実際にプレイした分かったこと・感じたことを、当ブログで簡単にまとめていこうと思います。
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目次
マルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」
まずは今回のアップデートの目玉・オンラインマルチプレイモードについてです。
はじめかた
まずは『Ghost of Tsushima』のバージョンを1.1にアップデートします。
自動で更新がされている場合がほとんどですが、PS4でソフトの更新を確認して、手動でアップデートすることもできます。
次にPSストアにアクセスし、『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』をダウンロードします。
無料です。
ゲーム内のメインメニューや、行善(ぎょうぜん)に話しかけることでもダウンロードできます。
ダウンロードが済んだらゲームを起動します。
注意
オンラインマルチプレイモードは、有料サービス「PS+」への加入が必須です。
アップデートファイルのインストールが開始されます。
▼行善に話しかける
対馬のいたるところで、語り部の「行善(ぎょうぜん)」を見かけるようになります。
彼に話しかけることで新たな物語が語られ、「冥人奇譚」を開始できます。
行善の場所は、新たに地図に「?」で記されるほか、「奇譚」と書かれた場所に登場します。
ファストトラベルも可能です。
▼メインメニューから
メインメニューや、本編中のメニュー画面からでも「冥人奇譚」を開始できます。
4つの役目
マルチプレイモードでは「境井仁」としてではなく、4つの役目(クラス)から1つを選択し、その役目の冥人として戦います。
チュートリアル後になりたいクラスを選択します。
他のクラスには、後々変えられるようになります。
本編での成長度は反映されず、「冥人奇譚」で独立した成長度になります。
4つの役目は共通して「境井仁」とほぼ同じ戦闘スタイルが可能です。
- 闇討
- 弓
- 近接戦闘
- 鉤縄や崖のぼり
- 暗具
- 耳すまし
- 尺八
など基本的なアクションでは、「このクラスだと、これができない」というものはありません。
ただし、「回復」は制限がありますし、暗具を使う際のボタン操作が本編とは異なります。
共通の操作として、「↓ボタン」で「特技」を(気力1消費)。
「L1+R1」同時押しで「奥義」を発動できます(気力3消費)。
「特技」は成長すると増えます。
▼侍
いわゆる「戦士」系。
バランスがよく、使いやすいクラス。
「特技」を使うと一定時間、近くの敵の体力を吸収できます。
「奥義」は、複数の敵を一瞬で切り捨てる「八幡神の怒り」。
▼弓取
遠距離攻撃職。
「銃使い」みたいなものです。
「特技」は「よろめき矢」。
小範囲内の敵をよろめかせられます。闇討も容易に。
「奥義」は、遠くにいる複数の敵を一撃死にできる「内経の眼」。
▼牢人
ものものしい出で立ちですが、蘇生技があるので「ヒーラー」です。
「特技」は、式神として「犬」を召喚できます。
犬は自動で戦ってくれますし、撫でれます。
「奥義」は、複数の仲間を一度に復活させることができる「伊邪那美の息吹」。
ちなみに1人を復活させる「蘇生」自体は、どのクラスでも使用可能です。
▼刺客
隠密や毒攻撃が得意な「アサシン」タイプ。
「特技」は、よろめきを与え姿を隠す毒霧。闇討が容易に。
「奥義」は、遠くにいる敵を複数闇討できる「闇烏」。
共通の仕様
マルチには複数のモードがありますが、共通の仕様もいくつかあるので、ここでまとめておきます。
▼回復は「太鼓」
エリア内に点在する「太鼓」を叩くことで、太鼓の周りにいる味方の体力を一定数回復できます。
「九死」では全回復です。
太鼓は1度鳴らすと、そのゲーム中は同じ太鼓を鳴らせなくなります。
より効果的なのは、「L2+R3」で太鼓に印をつけて仲間を集めた後、叩くことです。
▼気
装備品によって「気」の値が設定されています。
各部位に装備した武具の「気」の平均値が総合の「気」の値になります。
総合の「気」によって攻撃力と体力が変動します。
▼日替わりの挑戦
「受け流しの極意を決めろ」など、日替わりで課されるミッションがあります。
一定数の回数の成功が必要で、どのモードでも共通で達成できます。
達成すると、「武具の強化や改良」に使える素材を入手します。
▼ソロプレイ
「冥人奇譚」は、ソロプレイも可能です。
エピソードを選択する際に「マッチメイク:無」にすると、1人でプレイすることになります。
「フォトモード:有 マッチメイク:無」にすると、1人プレイかつフォトモード起動で時間を止めることもできます。
「奇譚」で死んだ場合はチェックポイントから、「九死」で死んだ場合はミッション自体が失敗になります。
ゲームモード
▼奇譚(ストーリーミッション)
2人プレイ用ストーリーミッションです。
主に敵を倒しながら目的地へ向かいます。
「行善」による語りを聞きながら進行することになります。
「手がかりを調べる」といった要素もあります。
難易度は「赤銅」「白銀」「黄金」が用意されていて、
- 赤銅は再挑戦が無制限
- 白銀は再挑戦が3回まで
- 黄金は再挑戦が2回まで
1人でも死んだら失敗
となっています。
「白銀」以上の難易度の場合、「天狗の出現」などの+要素があります。
「2人プレイで獲得できる宝」や、「行善の呪い(高難度モード)」なども登場します。
▼九死(サバイバルミッション)
4人プレイ用モードです。
複数回にわたるの敵の奇襲を退けます。
エリアには複数の拠点が点在し、「そこに敵に居座られると拠点を取られる」といった要素があります。
拠点を奪われたあとは5回ごとに登場する「敵将」を倒すまで奪われたままで、全ての拠点を奪われるとミッション失敗になります。
難易度は「赤銅」「白銀」「黄金」が用意されていて、
- 赤銅は敵襲が15回
- 白銀は敵襲が20回
- 黄金は敵襲が25回
1人でも死んだら失敗
となっています。
1回のプレイで最低でも30分ほどかかります。
▼大禍(レイド)
4人で挑む高難度ミッションです。
現在はまだ配信されていません。
シングルプレイ(本編)の追加要素
二周目(ニューゲームプラス)
本編一周目をクリア済みだと、二周目を始めることができます。
- 技・兵具・装具はすべて引き継がれる
- 難易度が上昇する(設定で下げることもできる)
- 「幻の花」が出現し、専用の商人に話すと特別な武具と交換できる
- 新たな護符等も登場する
- ムービーシーンのスキップ
といった追加要素が楽しめます。
「犬神使いの護符」を装備すると、蒙古の犬を従えるようになるそうです。
10月17日配信予定の #GhostOfTsushima version 1.1で実装される「二周目」で入手可能な新たな護符のひとつ「犬神使いの護符」を使えば、蒙古方の犬を撫でて味方にすることができるようになります…… https://t.co/Uq8ESVlLkR
— Dais Ishidate/石立 大介 (@d_ishidate) October 9, 2020
フォトモードの要素が追加
フォトモードに新たなスタンプが追加されたほか、「刃の光を調整」といった要素も追加されました。
装備の登録
「設定」→「ゲーム設定」→「装備の登録」で「有」にすると装備の登録ができるようになります。
この設定がONになっている場合、「鎧(体装備)」を主軸として他の装備品を紐づけできるようになります。
具体的には、「鎧を装備」→「装飾品や頭装備などを装備」で登録完了。
以降はその鎧に変更すると自動的に「その時装備していたその他の装備品」に変わるようになります。
鎧ごとに設定できるようです。
プレイ時間の表示
更新後のデータで保存をすると、次にロードする時に「プレイ時間」が表示されるようになりました。
さいごに
他にもマルチと2周目で獲得できる「トロフィー」が追加されています。
まだまだいろいろな要素が追加されていそうですが、わかり次第追記していきます。
超大型の無料アップデートで、『ツシマ』をさらに楽しみましょう。
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