今日のレビューは『エニグマティス2:レイブンウッドの霧』。
「ホラーアドベンチャーゲーム」ということで、ドキドキしながらプレイを開始しました。
しかし予想は裏切られました。
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目次
概要
ゲーム内容
パズルを解いて謎を解くホラーアドベンチャーゲーム
2つのストーリーを楽しむことができます。
- レイブンウッドの霧
- 取り戻した記憶(「レイブンウッドの霧」クリア後解禁)
基本的には下記の動画のようにアイテムを見つけながら進みます。
『#エグニマティス2』の進行はこんな感じ。
#NintendoSwitch pic.twitter.com/5qt2McAQWs— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) July 17, 2020
難易度
「カジュアル」と「エキスパート」を選択できます。
違いは以下の通りです。
カジュアル | エキスパート | |
調べる場所のヒント | あり | なし |
ヒントボタンの使用 | 行き先のヒントは無限に使用可。 直接的なヒントはヒントボタンのチャージが減る。 |
行き先のヒントも直接的なヒントもチャージが減る |
ヒントボタンのチャージ速度 | 速い | 遅い |
スキップボタンのチャージ速度 | ||
パズルのスキップ | 可能 | |
アイテムを探す場面で、5回違うアイテムを調べると・・・ | とくになし | 幻覚を見て、主人公の場所が移動 |
見つけるべきアイテムの内容 | やさしい | 難しいものに変わる |
良い点
わかりやすいから、サクサク!
ヒントがわかりやすく(直接的すぎ?)、地図からファストトラベルも可能で、サクサクとプレイすることができました。
誰でもクリアできる仕様で、好印象です。
パズルが楽しい
パズルの難易度も高くなく、ほとんど悩むことなく進めました。
そして様々な種類のパズルを楽しむことができました。
不満点
『1』をプレイしていないと、深く理解できない
『エニグマティス2』はSwitchでプレイができるのに、前作『エニグマティス:メープル・クリークの悪魔』はPC版、スマホ版、Xbox Oneのみ。
さらに続編である『エニグマティス3:カークハラの影』もPC版、スマホ版、Xbox Oneのみ。
つまりSwitchで発売しているのは『2』のみなのです。
『1』をプレイしていないと、登場人物もその背景もわかりません。
さらに『3』への布石もあるのに『3』が発売されていません。
ストーリーに関してはモヤモヤが晴れませんでした。
上記で記述した前作『エニグマティス』が『Enigmatis:メープルクリークの亡霊たち』としてNintendo Switchに21年6月24日発売されました。『エニグマティス2』のSwitch版発売から約2年後の発売となりました。
指定されたアイテムを見つけるが、回収できるのは1つのみ
たくさんのアイテムの中から、指定されたアイテムを見つけるという場面があります。
場面によっては、物と物をくっつけたりすることが必要になるので、パズル要素があります。
ただ、この場面で回収できるのは1つのみなのです。
とツッコミたくなります。
必要なアイテムをそろえて1つにして・・・というのならわかりますが、不必要なアイテムを見つけさせるのは乱暴な仕様かなと思います。
謎仕様が2つもある
まずこちらをご覧ください。
『#エグニマティス2』の謎仕様その1はコレ。
見つけたら、なんかあるじゃん。
なんにもないんだよ。(とも)
#NintendoSwitch pic.twitter.com/btLOZ8s6Lt— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) July 17, 2020
朽ちているのが現実。
真新しいのが幻覚(または幻想)なのです。
幻覚を発見できると、白く囲まれて現実が見えるのですが、発見したからといって、なにか変化や開放があるわけではありません。
また「霊的なチョウ」が30匹こっそり居て、調べると獲得することができます。
こちらも集めたからと言って、特になにもなく・・・。
しかし、Switchに移植するならば、発見や回収の数に応じて、設定資料や開発秘話、『1』のストーリー解説などの開放があってもよかったと思います。
気になった点
「ホラーアドベンチャーゲーム」とは名ばかり
「ホラー」というと幽霊、ゾンビ、殺人鬼、悪魔などを想像します。
今作の紹介では「ホラーアドベンチャーゲーム」と紹介されていて、どんなに怖いのかとビクビクしながらプレイを開始しました。
しかし、実際にはビックリ系の描写ばかり。
クリアするとニューゲームのみ
「レイブンウッドの霧」をクリア後はボーナスストーリーの「取り戻した記憶」がプレイできます。
それをクリア後は「ニューゲーム」しか選択できませんでした。
つまり「ボス戦の少し前に戻ってロードする」という仕様ではないのです。
なので獲得したノートなどを振り返ってみることができません。
また「霊的なチョウ」集めもクリアしてしまうとリセットされます。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 約4時間30分 (内、約1時間はボーナスストーリー) |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
なし |
総評
洋ゲーなので、一部に「ん?」と思う日本語はありましたが、気にするほどではありません。
ただ、いかんせん『1』が未プレイなので、驚きや感情移入も半減してしまい残念です。
前作『エニグマティス』が『Enigmatis::メープルクリークの亡霊たち』としてNintendo Switchに21年6月24日発売されました。『エニグマティス2』のSwitch版発売から約2年後の発売となりました。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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