当ブログで既にレビュー記事を公開している『バットマン アーカム・ナイト』。
今作には、非常に濃厚でクオリティの高い DLC が多数配信されています。
今回は、うちで落としたDLCにスポットを当て、1つ1つレビューしていこうと思います。
なお、PS Storeでのダウンロード価格も記しておきますが、2017年3月現在の価格であり、変動する可能性があります。
購入したパッケージによっては、最初から入っているDLCもありますので、購入する際は重複に注意してください。
また、各DLCに【オススメ度】を記載していますが、どれもクオリティが高いってことを先に断っておきます。
どのDLCも、本編と同様の「フォトモード」が利用可能。
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目次
概要
コイン投げ
バットマンの相棒(サイドキック)、ロビンを操作できるストーリー。
敵はトゥーフェイスと、その一味。
いくつかのコンバット(格闘戦)とプレデター(ステルス戦)、軽い謎解きが楽しめる。
『アーカムナイト』本編クリア後プレイ推奨。
【価格】216円
【プレイ時間】約1時間半
【オススメ度】★★★☆☆
良い点
▼プレデター戦で、複数の敵を瞬時に倒す「フィアー・マルチ・テイクダウン」が、最初から利用可能。
不満点
▼短い
▼タイトルがダサい
原題は「A Flip of a Coin」。
「コイン投げ」で間違いではないが、日本語的には「コイントス」の方が意味が近い。
ゴッサム市警封鎖
バットマンの元相棒、ナイトウィングを操作できるストーリー。
敵はペンギンの一味。
いくつかのコンバット(格闘戦)とプレデター(ステルス戦)が楽しめる。
『アーカムナイト』本編クリア後プレイ推奨。
【価格】216円
【プレイ時間】約1時間半
【オススメ度】★★★☆☆
良い点
▼プレデター戦で、複数の敵を瞬時に倒す「フィアー・マルチ・テイクダウン」が、最初から利用可能。
▼ナイトウィングの軽口が、バットマンとは大きく違い新鮮。
不満点
▼短い
キャットウーマンの復讐
魅力的な義賊、キャットウーマンを操作できるストーリー。
敵はリドラーの手下やロボット。
いくつかのコンバット(格闘戦)とプレデター(ステルス戦)、軽い謎解きが楽しめる。
『アーカムナイト』本編クリア後プレイ推奨。
【価格】216円
【プレイ時間】約2時間(リトライ時間含む)
【オススメ度】★★☆☆☆
良い点
▼緊張感のある「スリ」
不満点
▼最後のコンバット戦が鬼畜難度
無数に現れる敵。
電流床が徐々に増え、まともに動ける範囲が狭められる。
そもそもキャットウーマンの戦闘力は低め。
以上のことから、非常に難しい戦闘になる。
コツとしては、カウンター主体で戦うこと。
エリアの中心からできるだけ離れないこと。
なぜキャットウーマンでガチバトルを強いられるのか・・・。
本編より難しいわ!
レッドフード ストーリー・パック
レッドフードを操作できるストーリー。
敵はブラックマスクと、その一味。
いくつかのコンバット(格闘戦)とプレデター(ステルス戦)が楽しめる。
『アーカムナイト』本編クリア後プレイ推奨。
このキャラは敵を容赦なく殺害するため、そういうのが苦手な人は注意。
【価格】432円
【プレイ時間】約1時間
【オススメ度】★★☆☆☆
良い点
▼2丁拳銃での戦闘がクール&強力
不満点
▼値段の割に、非常に短い
ハーレークィン パック
バットマンの宿敵・ジョーカーの信奉者で、悪役(ヴィラン)の1人、ハーレークィンを操作できるストーリー。
敵は警察署員など。
いくつかのコンバット(格闘戦)とプレデター(ステルス戦)が楽しめる。
【価格】324円
【プレイ時間】約2時間
【オススメ度】★★★★☆
良い点
▼「サイコシスモード」で垣間見えるハーレーの精神
他キャラで言う「捜査モード」に相当する能力だが、かなりサイケデリック。
壁一面に謎の言葉やジョーカーへの愛情が書かれており、敵の数は「お巡りさんが3匹」といった表記に。
彼女の元々の人格「ハーリーン」の声も聞こえたりして、とてもおもしろい。
▼パワフルでカワイイ
武器はバット。
ブンブン振り回して非常に痛そう。
ゲージを一定数溜めて発動する「メイヘムモード」では、一定時間敵を一撃で倒せる状態に。
狂気の塊のような精神や戦法に反し、仕草やビジュアルはカワイイのが憎い。
不満点
▼ステルスが苦手
キャラ的に当たり前ではあるが、プレデター戦ですらバットによる殴打なので、とてもウルサイ。
家族の問題
バットガールを操作できるストーリー。
敵はジョーカーとハーレークィン。
上記の5つの DLC とは違い、非常に広いエリアを探索・戦闘する。
多くの謎解きや、様々な仕掛けと トロフィー が用意されている。
【価格】無料
【プレイ時間】約4時間
【オススメ度】★★★★★
良い点
▼探索・攻略・遊園地
圧縮版『アーカムシティ』と言っても良いくらい、やり応えのある内容。
舞台である夜の遊園地は、ジョーカーによって施された様々な仕掛けが待つ。
バットガールは、持ち前のハッキング能力と戦闘能力で攻略することになる。
エリアに点在する「風船」「びっくり箱」「ガタガタ歯」を壊すことで得られる トロフィー もあり、探索が楽しい。
▼ロビンとの共闘
遊園地には、ロビンと共に攻略に来ている。
シーンは限られているが、ロビンとの共闘「デュアルプレイ」も楽しめる。
不満点
▼特になし
非常に充実した内容。
しかも無料。
ダウンロードしない選択肢はない。
シーズン・オブ・インファミー
上記6つの DLC とは違い、『アーカムナイト』本編内に挿入される追加ミッション。
本編のストーリーを進めることで、1つずつ開放される。
ミッション選択画面で、R1を押すことで参照できる。
キラークロック、マッドハッター、ラーズ・アル・グール、Mr.フリーズに関わる、全部で4つの異なるミッションが楽しめる。
【価格】1,080円
【プレイ時間】個別で測れないため、不明。ひとつひとつ並以上の長さのミッションである
【オススメ度】★★★★★
良い点
▼超豪華
それぞれかなり作り込まれたミッションであり、本編のミッションより気合いが入っている部分もある。
開始もスムーズで、予備知識が無ければ追加ミッションだと気付かないほど。
ミッションによっては、建造物が丸ごと1つ追加されていたりする。
本編とは違った仕掛けや演出も用意されており、水増し感は無い。
難しい選択を迫られる場面もあり、シナリオ的にも秀逸。
▼Mr.フリーズ
特に推したいのが、Mr.フリーズに関わるミッション。
戦闘自体の目新しさは無いが、彼にとって凄く重要な物語が展開される。
これまでのシリーズでも、非常に印象に残るキャラクターであったが、今回の物語でさらに好きになった。泣いた。
不満点
▼ちょっとわかりづらい部分もある
マッドハッターのミッションにて、警察官がパトカーのトランクに閉じ込められているのを救出する場面がある。
捜査モードで見たら、爆弾が積まれている。
トランクに近づくと「警察官を救出する」の指示が。
「開けたら爆発するんじゃ・・・?」と思い、開けずに周りを調べてみても解決せず。
結局、開けてから爆弾を解除するパズルに移行するのだが、ちとわかりづらかったな。
スキン
映画『バットマン ビギンズ』を始めとする、「ノーラン版バットマン」。
「ダークナイトトリロジー」に登場するバットマンと、バットモービルのスキンをダウンロードしました。
2008年映画版バットマン スキン
「ノーラン版バットマン」のコスチューム。
ゴッサムの街をこの格好で飛びまわれる。素晴らしい!
マスクを取っても、クリスチャン・ベールの顔ではなかった。残念・・・。
ガントレットを使って通信するシーンでは違和感がある。
【価格】無料
2008 タンブラーバットモービルパック
バットモービルを、「ノーラン版バットマン」のものに変えられる。
ただし、ゴッサムシティをこの車で走り回るには、本編をクリアする必要がある。
メインメニューからのレースミッションでは利用可能。
また、専用のコースも一緒にダウンロードされる。
こちらは非常に難しいコースもあり、クリアできてない・・・。
武装兵器は積んでいないので、敵との戦闘は不可。
謎解きに利用することもできない。
モード変形もできないし、バイクにもならない。
【価格】216円
まとめ
他にも無料の「チャレンジパック」等もダウンロードしていますが、ここでは特筆しません。
補足としまして、追加ストーリー系の DLC は、「メインメニュー」の「アーカムのエピソード」で開始できます。
本編とは完全に独立していますので、バットマンで拡張した能力値は反映されませんし、各キャラを成長させることもできません。
追加キャラは、「拡張現実チャレンジ」でも操作可能です。
プレデターチャレンジの場合、それぞれのキャラに個別に条件が付けられるため、様々なプレイができます。
今作のDLCは、実に沢山用意されています。
特にオススメしたいのは、「ハーレークィン パック」「家族の問題」そして「シーズン・オブ・インファミー」です。
「シーズン・オブ・インファミー」は値も張りますが、それ以上に重要な要素やゲーム体験を提供してくれますので、今作をお持ちの方は、ぜひダウンロードしましょう。