昨年、私たち夫婦がハマったゲーム『Detroit: Become Human』。
今作『HEAVY RAIN ~心の軋むとき~』はそれを手がけたクアンティック・ドリームの作品です。
PS3版で発売された今作をPS4版でHDリマスターされました。
そのリマスター版をプレイしたので、レビューしていきます。
なお、一部ネタバレしていますが、展開しない限り表示されませんので、ネタバレなしで読みたい方でも読める記事になっています。

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目次
概要
ゲーム内容
QTE で進んでいきます。
スキップ不可
会話をスキップしたり、シーンをスキップすることはできません。
なお、クリア後もスキップできません。
マルチエンディング
ラストのシーンを迎えた後は、それまでのプレイ内容によって、後日談として18種類のエピローグを見ることができるそうです。

良い点
濃密ストーリーと、雰囲気を盛り上げる音楽
ハラハラドキドキのストーリー展開で先が読めず、ストーリーが気になって気になって仕方がありませんでした。
たびたび出る選択肢も、かなり悩まされましたよ。
クリア後、トロフィーのためにチャプターを選んでプレイしましたが、

とクリア後だからこそわかるアレコレがあり、クリア後も楽しめました。
また音楽もかなり良いんです。
ハラハラドキドキの私の心にグイグイ流れてきて、息がつまりそうでした。
ただ、ストーリーには「殺人鬼」が出てきますから、サスペンス映画が苦手な人はダメかもしれません。
HDリマスターされ、きれいになったグラフィック
上記の画像からわかる通り、かなりグラフィックがきれいです。

安心しました。
ARIがおもしろい
ジェイデンが捜査で付ける「ARI」が、かなりおもしろかったです。
もっと「ARI」で、あれこれやりたかったくらいです。
不満点
操作方法とQTE

プレイ始めに、そう驚いてしまいました。
左スティックで方向を決め、R2ボタンで歩きます。
さすがに慣れましたが、左スティックでサクサク移動したかったです。
また、QTEも「5ボタンを同時押し」なんてことを要求してきます。
ボタンを押している指によっては、手だけではこと足りず、口も使ったことがありました。

さすがに操作感が悪く、途中で「イージーにあたる難易度」に変更しました。
たくさんボタンを押させたいならば、押しやすい配置を指示してほしかったです。

この場面のように「R1、L1、×」なら押しやすいのですが・・・
また、コントローラーそのものを振り続ける指示も出ます。
扱いにくいですし、勢いで投げつけてしまう可能性もあります。
PS4にリマスターしたのですから、「タッチパッド部分をこする」という方法に変更されるとよかったです。(難しいのかな)
また、選択肢はフラフラと空中をただよい、場合によっては選択肢が見にくくなります。
そのキャラクターの心情がわかりやすいですが、ゲームとしてはどうなのでしょう。
「間違えて選択して、トロフィーを取り逃す」こともありえますので、普通に表示されると良かったです。
気になった点
ストーリーで語られていないことがある
クリア後、

と思うことがありました。
ネットで調べてみると、その話は DLC で配信される予定だったらしいのですが、途中で打ち切り。
私が気になった疑問は、自分の想像で何とかするしかなさそうです。
ちなみに、唯一配信された「DLC第1弾」はPS3版では販売していますが、PS4版は発売していません。

親の立場だからこそわかる心情
注意
以下、ストーリーのネタバレが含まれます。
下記をクリックすると展開します。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約15時間 |
トロフィー 状況(記事作成時現在) | 62% |
トロコン 難易度 | 難しくないが、めんどう |
総評
今作をプレイして、『デトロイト』は『ヘビーレイン』の進化バージョンなのだと気づきました。
『デトロイト』を彷彿とさせるシーンが実はあるんです。
もし、今作をプレイして満足したのなら『デトロイト』をオススメします。
『デトロイト』をプレイして満足したのなら、今作もオススメします。(操作感は悪くなりますが)
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
ハラハラする展開、心をえぐる選択、そして驚きのラスト。
サスペンスアドベンチャーとしては、非常に高水準の作品でした。
先が気になって、一気にクリアしましたよ。
ただ、操作性の悪さもかなりのもの。
移動だけでも一苦労ですし、選択肢は見づらいし・・・。
選択に時間制限があるのも、つらいところでした。

サスペンス好きなら、とてもオススメです。
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デトロイト ビカム ヒューマン 感想・レビュー byとも / 自分の選択が無限大に繋がるアドベンチャー
モーションキャプチャーを駆使し、アンドロイドが一般的な近未来を描いた『Detroit: Become Human』。美しいグラフィックと共に、そのリアリティーにも注目です。