評価:4
2009年10月15日に発売されたXbox 360用ゲームソフト『STEINS;GATE』。
その後、様々な機種で移植され、アニメ化もされています。
今回のレビューは、PS VITA版の『STEINS;GATE』。
アドベンチャーゲームとされていますが、いわゆるノベルゲームで、 マルチエンディング を採用しています。
キャラクターデザインは、初音ミク『ブラック★ロックシューター』を手掛けた、huke氏です。
「未来ガジェット研究所」のリーダーである主人公・岡部倫太郎。
とある事件に遭遇したことをきっかけに、人類の未来が託されることになります。
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概要
発売日 | 2013年3月14日 |
発売元 | MAGES.(5pb.) |
開発元 | ニトロプラス、5pb. |
ハード | PS VITA |
ジャンル | 想定科学 ADV |
CERO | C(15才以上対象) |
公式サイト | STEINS;GATE |
画像の出典 | 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの |
良い点
ストーリー
科学の話が難解で、ついていけない部分はもちろんあります。
しかし、たくさんの張られた伏線を回収していき、点と点が線で結ばれた時、鳥肌が立ちます。
感動で声が出ます。
エンディングによっては泣けます。
しかし、ショッキングな場面もけっこうあり、人によってはトラウマになるかもしれません。
声優陣
声優陣がとてもいいです。
「こんな女性キャラが好き! コラムbyとも」でも書きましたが、まず、椎名まゆり。
あの性格に、この声あり!
花澤香菜さんが声を担当していますが、もう彼女以外考えられません。
そして、主人公・岡部倫太郎。
宮野真守さんが声を担当しているんですが、声だけで、かなりおもしろいです。
「・・・・・・」となっているシーンでも声が出ていて、とても感情がわかります。
アニメではないけれど、今、どんな顔をしているかがわかるのです。
すごいです。
ぜひ、音声オンでプレイしてほしいです。
その他の良い点
- セーブ欄がたくさんある
- キャラクターボイスが個別設定できる
- オート機能、スキップ機能
不満点
厨二病
主人公・岡部倫太郎。
またの名を鳳凰院凶真。
このオカリンの厨二病が、いい意味で、まー酷い。
この設定は個性的だし、おもしろかった。
でもやりすぎです。
シリアスな会話をしていても、厨二病発言をして、仲間に怒られるのですが、もっと怒っていいです!
とイライラします。
またネコミミが特徴のフェイリスとの、厨二病会話もひどい。
とイライラしました。
オカリンも好きだし。
でも、場面を選んで発言してほしいです。
返信
メールに返信する際、何個かある言葉から1つを選び、返信するのですが、1度言葉を選ぶと戻ることができません。
フラグを立ち上げたい場合、 トロフィー をねらっている場合など、間違うと痛いです。
その他の不満点
- 個別のセーブデータが消せない
- いつ、どのように送信したメールが、どのように分岐するかがわからない
- 携帯電話を取りだすと、オート機能が解除される
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 不明 |
所持しているサウンドトラック | 『STEINS;GATE Original Soundtrack+Radio CD(仮)』より「GATE OF STEINER -Piano-」のみ |
シリーズのプレイ状況(とも) | STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん |
トロフィー 状況 | 100% |
トロコン 難易度 | 簡単 |
総評
フリープレイで今作をプレイ。
その後、スピンオフ作品までプレイするとは、思ってもみませんでした。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
今作の大きな魅力は「リアリティ」。
フィクションだし、魔法のような内容ではあるが、1つ1つの事象にきちんと理論が付けられている。
「あれをこうしたら、こうなる」みたいなテキトー説明ではなく、非現実ながらも納得のいく説明がされていて好印象。
そうそう、今作で使われているオカリンの携帯着信音『Over the sky』。
妙に気に入ったので、俺の着信音も同じのにした。
ちなみに、アドベンチャーゲームについてのコラムはこちら
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コラム 「アドベンチャーゲーム」って何だい byみなと
アドベンチャーゲーム(ADV or AVG)というゲームジャンルがある。「アドベンチャー」は、「冒険」。冒険するゲームのことだろうか?考察していきます。