評価:3.5
今日は、2022年2月10日にSwitch版が発売されたアクションアドベンチャーの『Hoa』をレビューします。
シンガポールの開発社が作成した インディーズ 作品で、各家庭用ゲーム機で発売されています。
主な良かった点
- 美しい手描きグラフィック
- かわいらしいキャラクター
主な不満点
- 一部の操作性が悪いステージ
- 肝心なところで動かせない
プレイしたのはSwitch版です。
ネタバレはありません。
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目次
概要
画像はクリックすると拡大します。
ゲーム内容
『Hoa』は、横スクロールのアクションアドベンチャーです。
主人公のHoaを操作し、不思議な島を探索していきます。
ステージのクリア方法
『Hoa』の世界はいくつかのエリアにわかれていて、順番にクリアする必要があります。
ほとんどのステージは、
- ステージの主を目覚めさせる(刻印を探す)
- チョウチョを5匹集める
を両方達成することでクリアになります。
能力の追加
ステージをクリアすると新たな能力を獲得し、その能力で次のステージへ進みます。
次のステージでは、主にその新しい能力を駆使して攻略していくことになります。
似ていますが、メトロイドヴァニア とは別ものです。
操作方法
ジャンプ | Bボタン |
マップ | Xボタン |
メニュー | +ボタン |
スマッシュ | 空中でYボタン |
オブジェクトを押す | Aボタン |
短時間の飛行 | ZRボタン |
「スマッシュ」「オブジェクトを押す」「短時間の飛行」は、ストーリー進行で手に入る能力です。
良い点
美しい手描きグラフィック
全編にわたって、非常に美しい手描きのグラフィックが楽しめます。
ジブリ映画を彷彿とさせる、優しいタッチのアートワーク。
森や苔むした岩、メカニカルな部分まで、ジブリ感が満載です。
かわいらしいキャラクター
主人公のHoaはもちろん、登場するキャラクターはどれもかわいらしいです。
外国製のゲームによくあるような、彩色キツめで目が大きすぎるタイプではありません。
愛嬌があり、見ていてなごみます。
音楽
音楽はかなりゲームの雰囲気と合っていて、素晴らしかったです。
公式の収録動画があったので、貼っておきます。
不満点
一部の操作性が悪いステージ
終盤のとあるステージでは、キャラクターがさかさまになったり操作が反転したりで、非常に操作性が悪かったです。
かなりイライラしました。
ここのステージだけで☆を減らさざるを得ませんでした。
肝心なところで動かせない
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、後半の肝心なシーンが丸々ムービーでした。
見た目はプレイ画面と変わらないので、
ここ動かせないの?勝手に動いてる?
となりました。
「hoaが落下してミス扱いになる」という表現を避けたかったのかもしれませんが、ダイナミックなシーンだけに、自分で操作したかったです。
気になった点
あまりにも短い
全編クリアで、約2時間半。
定価1,700円のゲームとしては、あまりにも短い。
とはいえそこまでストーリー性があるわけでもありません。
グラフィックや音楽がリッチなので値段的には妥当かもしれませんが、「短い」というところは念頭に置いて買った方が良いです。
ローカライズは微妙
「不満点」として挙げるほどではありませんが、日本語はちょっと不自然でした。
キャラクターの雰囲気と口調が合っていないところもあり、ちょいちょい違和感は感じると思います。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 2時間半 |
『Hoa(ホア)』の総合評価・レビュー
全体的に「癒し」を意識した作品だと感じました。
敵っぽい存在は出てきますが、主人公にダメージを与えるわけではありませんし、「死んだ」「倒した」といった表現は出てきません。
少し緊迫した場面こそありますが、子どもでも遊びやすい作品かと思います。
非常に短く、難易度の低い作品です。
ですが、とても美しいグラフィックと音楽は十分評価できるポイントです。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
妻からもちょっと言わせてもらいます
とても優しく、美しい手描きのグラフィックと音楽。
ほんわかした世界観を味わえます。
しかし、ラストは反転になる世界へ。
ここでは左右の操作が反対。
先ほどまでの、ほんわかしていた世界はどこへやらで、白黒の世界をイライラしながらプレイしていました。
あまりにもできないので、Nintendo Switchの本体とジョイコンをはずし、キャラクターが反転にならないように本体を常に動かしながらのプレイをしました。
あと気になったのはストーリー。
翻訳のイマイチさもあって、よくわかりませんでした。
しかしラストに「過去にどういうことが起こったのか」をムービーで見ることができます。なので、
と思うのと同時に、
と頭を悩ませる結果に。
「反転をした」という点で「おそらく、主人公が〇〇〇〇〇〇したから、こういう展開になったんじゃないかな。」と思うのですが、推測の域を出ません。
もう少しわかりやすい展開の方が、作風と合っていたように思います。
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