3DS用ダウンロードソフト『魔神少女 エピソード2 -願いへの代価-』をレビューします。
最新作の『魔神少女 エピソード3 -勇者と愚者-』を先日プレイし、そのレビュー記事を公開した際、多くの方から「前作もプレイしなよ!」と強くオススメされたので、購入しプレイしてみました。
オススメされた理由が、よくわかりました。
これはスゴイですね・・・。
ある意味、『3』を先にプレイして良かった。
かもしれません。
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目次
概要
ゲーム内容
2年以上前のゲームですし、ここで詳しく「ゲーム内容」はまとめません。
上記の公式サイトが超詳しく書いているので、そちらをご覧になった方が良いです。
裏ワザまで載っていますし。
- 『ロックマン』シリーズと同様の、ステージクリア型の横スクロール2Dアクション。
- 主人公は、魔神少女のジズー。ジズー編をクリアすると、もう1人の主人公でプレイできる。
- ステージ内に4つの「純色のシェガー」が隠されている。
- キャラクター同士の掛け合いが楽しめる「アフタートーク」。
- プレイ中の達成度により「プレイングレベル」が開放。
- エネミー図鑑などが記された「ミュージアム」。
- ミニゲームの「ポーカー」と「ルディミカル」がプレイ可能。
『2』と『3』の共通点は、このくらい。
あとは、けっこう違います。
ここでは、新作『魔神少女 エピソード3 -勇者と愚者-』との主な違いについて触れておきましょう。
ちなみに、『魔神少女1』は未プレイなので触れません。
見落しがあるかもしれませんので、ご了承ください。
『2』と『3』の主な違い
『魔神少女2』の特徴
- ボスを倒すと、その特殊攻撃が使えるようになる。
- ダメージを受けると使えるようになる大技「リベンジマジック」を、プレイヤーも使える。
- 敵を攻撃して得るトレースを使って、ステージ中のパワーアップをする。(『3』では「シェガーのかけら」を使う)
ダメージを受けるとトレースを失うため、パワーアップ項目が変動する。 - パワーアップ項目(強化スロット)をカスタマイズできる。
- 「アルショップ」というお店がある。ここでは「マジックアイテム」や「禁断の能力」が買える。
「禁断の能力」は強力だが、手に入れると「プレイングレベル」が手に入らなくなる。 - 「マジックアイテム」は何種類も持って行けるが、使用できるのはステージ中1回。
ストックを使って復活しても、再使用できない。 - 敵を倒すとたまにハートを落とす。拾うと体力が回復する。
- ゲームオーバーやミニゲーム等で得られる「シェガーのかけら」を使い、「ミュージアム」の項目を増やしたり、「NEW GAME」で能力を強化させた状態でスタートできる。
- 「シェガチャ」というミニゲームが遊べる。
「シェガーのかけら」やゲームコインを使って、ドット絵をゲットできる。 - 開放した「プレイングレベル」では、設定画を閲覧できる。
「プレイングレベル」は、「シェガーのかけら」で無理矢理開放することも可能。
『魔神少女3』の特徴
- 3DSの立体視に対応。
New3DSでは、全編に渡り立体視でプレイできる。 - ステージセレクト等を画面タッチで選択できる。
- 最初期から移動スピードが速め
- 基本能力として「ロードアタック(突進魔法)」が使える
- ゲーム中に獲得したトレースの総数で、設定画等が開放される。
良い点
圧倒的な「遊び」の幅
上記の通り、『2』でできることは非常に多いのです。
多すぎてちゃんと把握できていないくらい・・・。
特に、自分のプレイスタイルに合わせて強化スロットをカスタマイズできる点。
マジックアイテムや禁断の能力等も含めると、同じゲームでも人によりさまざまな攻略の仕方があることでしょう。
正直、この内容で800円とか500円とか、有り得ないですよ。
テクニカルスキル
ボスを倒すと、その特殊能力を使えるようになります。
そしてその能力は、他のボスの弱点にもなります。
まんま『ロックマン』のシステムですが、やはり楽しいです。
多くはボス戦くらいでしか役に立ちませんが・・・例えば上方向に「純色のシェガー」が隠されている時に「バインバイン」とか、攻略や探索で使える場面もあります。
リベンジマジック
強力な必殺技「リベンジマジック」。
『3』ではボスしか使ってきませんでしたが、『2』ではプレイヤーも使用できます。
カットインが挿入されて盛り上がりますし、こういう大技は単純に好きです。
シェガチャ
「シェガーのかけら」や、3DSのゲームコインを使ってガチャができます。
課金ではなく、このようにゲーム内で完結するガチャは、好きな要素です。
手に入るドット絵ですが、とても種類が多く、書き込みも丁寧なので集めがいがあります。
まぁ、コンプはとっても大変そうですが。

よし、ルディだ!
不満点
洗練されてはいない
キャラクターデザインや、ステージ構成は『3』の方が洗練されている。
と感じました。
グラフィックも、まぁ仕方ないですが『3』の方が綺麗ですね。
(アルの胸も小さいし・・・)
操作が煩雑
今作ではタッチで操作できる部分は少なく、ボタン操作でおこなうことがほとんどです。
ステージ選択画面での、ステージ選択やショップ選択。攻略中の「マジックアイテム」や「テクニカルスキル」は、タッチ操作で選択できると良かったです。
特に「マジックアイテム」は、スキルメニュー中に「↑か↓ボタン」で切り替えられるのですが・・・、わかりづらかったですね。
序盤の移動速度
ゲーム開始直後は、移動がかなり遅いです。
一時的なパワーアップや、ステータスアップで『3』並みの速度に追いつきますが、序盤は遅すぎて驚きました。
ジャンプ系の能力やダッシュも、後からカスタマイズで追加していくので、最終的な移動能力は『3』より増しますが、序盤は不便さが勝りました。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 20時間半 |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
魔神少女3(3DS) |
プレイングレベル達成状況 | コンプリート! |
総評
セール期間があとわずかなので、取り急ぎレビュー記事を書きました。
まだまだ遊べる要素が残っていますので、上のプレイ状況は今後も変動します。
■18年1月20日追記
『魔神少女2』。
プレイングレベルコンプリート!
『3』じゃなくて、『2』ね。
「裏シェガーショップ」や「禁断の能力」は未使用です。
ジズーのルナティックが一番大変でした。
総プレイ時間は、20時間半。
たっぷり楽しみました。(みなと)#魔神少女 pic.twitter.com/yZt0RpJJBt— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2018年1月19日
先日プレイした『3』のレビューで「やりこみ要素がたっぷり」と評したのが恥ずかしいくらいに、今作『2』でのやりこみ要素は多いです。
「テクニカルスキル」や「カスタマイズ」等、さまざまなプレイスタイルを選べる点も、素晴らしい。
ただ、操作のわかりやすさや、操作性・デザイン性・ステージ構成の面では『3』の方が優れていると感じました。
なので、今から初めてシリーズに触れる人は、俺と同様『3』→『2』の順でプレイすると良いかもしれません。
と言うか、「新作の方ができることが少ない」ってどうなのか。
開発が違うからかな・・・。
「荒削り」といえば「荒削り」ですが、今作『2』での遊びの幅は、『3』以上に楽しませてくれています。
そのため、総体的に『3』の評価を下げねばなりませんが・・・。
ツイッター等をのぞくと、このシリーズがファンの方々にとっても愛されているのがわかります。
今作のような幅広いゲーム性や、可愛らしいキャラクター、こだわった世界設定が要因だと思います。
開発者の方がユーザーフレンドリーなのも、大きいかもしれません。
当ブログとしても、すっかり「応援したいシリーズ」になりました。
欲を言うなら、『2』のゲーム性と『3』の洗練されたデザインを兼ね揃えた新作を期待したいです。
総合評価 ★★★★☆
シナリオ ★★★☆☆
操作性 ★★★☆☆
システム ★★★★★
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル ★★☆☆☆
音 楽 ★★★★☆
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