評価:4.5
『Horizon Zero Dawn(ホライゾン ゼロ ドーン)』の続編、『Horizon Forbidden West』が発売されました。
前作のラストは続編がありそうな感じで終わりました。
今作はその続きとなります。
前作の最大なネタバレもその動画で紹介していますので、前作未プレイの方はご注意ください。
主な良かった点
- 見やすく、わかりやすく
- 新要素
- グラフィックの良さと人々の動き
主な不満点
- 時間によっては見にくい
- 山登りの操作性
- 目立つようにしてほしかった
プレイしたのはPS5版です。(この記事はファーストレビューを再編集したものです。)
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目次
概要
画像はクリックすると拡大します。
ゲーム内容
基本的な仕様は、前作『Horizon Zero Dawn』と基本的には変わりません。
前作のレビューを貼っておきますので、参考にしてください。
-
ホライゾン ゼロ ドーン 感想・レビュー byとも / 戦略を練って機械獣を倒すのが楽しい!
『Horizon Zero Dawn』を難易度ノーマルでクリアしました。プレイして本当によかったタイトルです。しかし、不満点もちらほら。
今作は、アーロイが新たな地で冒険する話になります。
- 新たな機械獣
- 新たな戦術
- 水中など新たな移動方法
- フォーカスモードの利便性向上
- 機械獣の部位ハイライト
などといったものが足されました。
良い点
見やすく、わかりやすく
遺跡や道端に「データポイント」が落ちていることがあります。
前作ではとてもわかりづらかったのですが、色付きで光るようになったのでわかりやすいです。
また前作では崖の「白く塗られた箇所」がつかめる場所でした。
今作ではフォーカスを使うと黄色く光るのでわかりやすいです。
フォーカスを使わなければ光らないので、景観を損ねたりもしません。
サイレントストライクをする際はドクロマークが一緒に表示されると「一撃死する」という意味。
これでサイレントストライクをしていいかの基準ができ、便利になりました。
さらに「機械獣の『部品をハイライト』」も前作にはなかった機能。
切り離し可能な部位をハイライトすることで、どこを狙えばいいかがわかりやすくなりました。
とても部位破壊しやすくなっているのもうれしいです。
ロードが爆速っ!
ファストトラベルで移動した時など「オープンワールドのロードは遅い」という印象です。
しかし今作は爆速です。
数秒。
少し待ったとしても10秒です。
新要素
新しい機械獣。
新しい道具や新しいギミック・・・。
とてもワクワクしてプレイしました。
「土地も違えば新しいものがあって当然。」という理にかなっている設定も良いです。
- グラップルポイントに飛びついたり、遠くの箱などを引き寄せる「プルキャスター」
- 高いところから滑空できる「シールドウイング」
新しい機械獣もバリエーション豊かで、飽きさせません。
前作よりも機械獣がアグレッシブ。(とも)#PS5Share, #HorizonForbiddenWest pic.twitter.com/sRGx1rVTEh
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) February 20, 2022
「前作クリア」が前提の難易度かもしれません。
ただし、難易度は下げられますので、ご心配なく。
グラフィックの良さと人々の動き
とてもグラフィックが良いです。
- 木や草花の揺らめき
- 雪原の雪のサラサラ感
- 波がおこる海
- 機械獣のメタリックさ
などなど、前作もグラフィックがよかったのですが、さらに良くなっています。
不満点
時間によっては見にくい
明るい時間帯では雪原の山登りポイントの黄色がとても見にくかったです。
逆に暗い時間帯では、建物内がとても見にくかったです。
どちらも探索に支障が出ました。
山登りの操作性
山登り最中、誤作動が起こり、うまく登れないことがありました。
薬ポーチ
拡張すると最大9つまで持てるようになる薬。
「薬」と言ってもHPの回復薬や状態異常を回復する薬があります。
戦闘中も薬を作成できるのですが、ポーチがいっぱいになっていると追加で作成できません。
全部HPの回復薬だと、追加で状態異常を回復する薬が作成できないのです。
「それぞれの回復薬、最大〇個」の方が良かったです。
目立つようにしてほしかった
「金属のはしご」のストッパー。
弓を射ることで、ストッパーが外れる仕組みです。
このストッパー、フォーカスモードで青色や紫色にならず、見落としやすいです。
また「縄はしご」も特殊な色になりません。
フォーカスモードで目立つようにしてくれるとありがたかったです。
気になった点
固有名詞いっぱい
「前作をプレイ済み + 前作で出てきた人物も種族も覚えている」ということを前提として物語は進みます。
続編ですのでそれは当然のこと。しかし
- 「誰のこと言ってるの?」
- 「なんのことだっけ?」
- 「あなた誰でしたか?」
と思ってしまうことが多いです。
キャラクターメモ(図鑑)がありますので、それをチェックすれば思い出せます。
しかし、それもわずらわしい・・・。
人物に関しては登場した時に、名前と簡単な前作での関わり方を書いてあると良かったかなと思います。
キャラ無言バグ
キャラクターは無言なのに、字幕では話しているというバグに遭遇しました。
BGMやSEは正常に聞こえるのですが、キャラクターボイスのみ聞こえないのです。
ゲームのアプリケーションの再起動をしたら、直りました。
もしかすると、PS5の場合ですが、レストモード(スリープモード)をしばらく使用していて、ゲームを終了していない時間が長かったせいかもしれません。
こういうバグもありますので、字幕はオンの方が良いです。
メインストーリーについて
前作では謎が謎を呼び、それが判明した時はかなり驚き、感心さえしました。
感動的なシーンでは泣いてしまう場面もありました。
全体的にリアリティがあり、こういうことが今後起こるかもしれないと思わせるほどです。
今作でも驚く場面はありました。
しかし、どんどんSF寄りの話になって現実離れしていき、
となってしまいました。
もしかすると、そういう未来もあるかもしれません。
けれども、納得がいかない点もあるのです。
この「仲間」の絆を深めていくのは楽しかったです。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間(記事作成時点) | 約80時間 |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
Horizon Zero Dawn(PS4) |
トロフィー 状況(記事作成時現在) | 97% |
トロコン 難易度 | 普通 |
『Horizon Forbidden West』の総合評価・レビュー
クエストはかなり多く、しかもそれぞれ長めのクエスト。
クエストの多さに一時期、嫌気がさしてしまいました。(前作もそこそこ多かったんですけどね)
しかしメインストーリーだけプレイするのも、味気ないのだと思います。
さじ加減が難しいですね。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
前作からあらゆる面でパワーアップした今作。
特に「移動」に関しては、快適すぎて前作に戻れないくらいです。
新たな機械獣や、部位破壊が楽しいバトルも良かったです。
ストーリーに関して。
「世界の謎」を前作であらかた解いてしまっているので、別の方向性で物語を展開しなくてはならないのは、ある程度仕方ないのかなと。
ただ、前作ほどのワクワク感を感じられなかったのは残念な点でした。
一方、「仲間」にかなりスポットが当てられたのは良かったです。
前作ではそこまで重要ではありませんでしたし、実際前作キャラってほとんど覚えてないんですよね。
ですが、今作の仲間たちは印象的でした。
これなら次回作で出ても覚えていそうです。
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ホライゾン ゼロ ドーン 感想・レビュー byとも / 戦略を練って機械獣を倒すのが楽しい!
『Horizon Zero Dawn』を難易度ノーマルでクリアしました。プレイして本当によかったタイトルです。しかし、不満点もちらほら。