はじめに
2021年12月「ペルソナ25周年」を記念して、ボードゲームが発売されました。
その名も『ペルソナVS(バーサス)』!
ペルソナ3、ペルソナ4、ペルソナ5をメインにした「ペルソナバトルカードゲーム」です。
ストーリーやゲームシステムはアトラス監修ですので「1more」や「ペルソナ合体」、スキル名も登場します。
今回の週刊アトラスでは『ペルソナVS(バーサス)』をご紹介します。
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目次
概要
ゲーム内容
ゲーム内容は簡潔にお伝えするとこんな感じです。
- このゲームは2人対戦です。
- ペルソナ3、ペルソナ4、ペルソナ5の3つのデッキから1つ選びます。
- コストを払ってペルソナを召喚したり、アビリティやスキルの発動をします。
- サポートやリアクト(カウンター)といった補助系のカードもあります。
「スキル」は相手にダメージを与える能力で基本的にはターン中1回だけ使えます。
カードの種類と厳選メンバー
シリーズ毎に仲間カードやペルソナのカードがあります。
ペルソナ3 | ペルソナ4 | ペルソナ5 | |
主人公 | 主人公 | 主人公 | 主人公 |
初期ペルソナ | オルフェウス | イザナギ | アルセーヌ |
ペルソナ | コッパテング | アラミタマ | ジャックランタン |
ネコショウグン | ニギミタマ | ジャックフロスト | |
リリム | クシミタマ | バイコーン | |
モスマン | サキミタマ | ピクシー | |
アバドン | アメノウズメ | ケルベロス | |
ケツアルカトル | ヘルズエンジェル | キングフロスト | |
トール | クシナダヒメ | ガルーダ | |
トランぺッター | ノルン | ナーガラジャ | |
マザーハーロット | バロン | ガネーシャ | |
フツヌシ | オセ | シヴァ | |
タナトス | ランダ | メタトロン | |
オンギョウキ | アリス | ||
セト | だいそうじょう | ||
ヨシツネ | サタン | ||
伊邪那岐大神 | サタナエル | ||
リアクト | 桐条美鶴&ペンテシレア 岳羽ゆかり&イオ |
里中千枝&トモエ | モナ&ゾロ |
山岸風花&ルキア | 巽完二&タケミカヅチ | スカル&キャプテンキッド | |
アイギス&パラディオン | 久慈川りせ&ヒミコ | フォックス&ゴエモン | |
荒垣真次郎&カストール | クイーン&ヨハンナ | ||
コロマル&ケルベロス 天田乾&ネメシス |
ノワール&ミラディ | ||
サポート | 伊織順平&ヘルメス | 花村陽介&ジライヤ | パンサー&カルメン |
真田明彦&ポリデュークス | 天城雪子&コノハナサクヤ | ナビ&ネクロノミコン | |
エリザベス | クマ&キントキドウジ | カロリーヌ&ジュスティーヌ | |
白鐘直斗&スクナヒコナ | |||
マーガレット |
ポイント
同じ名前のカードが複数枚用意されているものもあります。
まぁ初期構成で十分バランス良いと思いますが。
夫婦で対戦してみた
上の画像のように並べ、対戦しました。
最初はルールを確認しながら、カードのスキルを読み込みながらの対戦で時間がかかりました。
しかし対戦を重ねるうちにルールを覚えたので、サクサク進むようになりました。
勝つとうれしくなり、負けると悔しくなるのは対戦型カードゲームそのもの。
戦略が決まると達成感を感じました。
とても白熱した対戦となりました。
結果は、5戦行って3対2でみなとの勝利となりました。
とはいえどの対戦も僅差になりましたし、バランスの良い攻防ができるように考えられていると思います。
注意
ちなみに主人公カードの裏には今作の「エピローグ」が載っています。
これはネタバレ防止のため「SNSなどにアップしないでください」と注意書きがされています。
持っている方は、決してネタバレしないようお願いしますね。
気にいった点と気になった点
カードデザインが良い
原作そのままの絵が描かれているので、コレクションカードとしても優秀です。
ペルソナ(悪魔)だけでなく、仲間もいるので、好きな悪魔や仲間が登場するとついつい使ってみたくなりました。
シヴァやメタトロンなどのレベルの高いペルソナ。
ペルソナたちも厳選されたメンバーが採用されている印象です。
スキル名が原作そのまま!
「八艘飛び」や「死んでくれる?」などのスキル名が原作そのままなので、『ペルソナ』をプレイしているような感じになりました。
スキルの内容も原作と同じ、またはそれに沿った内容でペルソナファンにとっては馴染みのあるスキルばかりで、楽しいと思います。
原作のシステムも踏襲している
- スキルとアビリティを引き継げる「ペルソナ合体」
- メインとサブのペルソナを入れ替える「ペルソナチェンジ」
- 弱点を突くとスキルの再使用ができる「1more」
など、原作でも特徴的なシステムを、うまくカードゲームに落とし込んでいます。
処理する情報が多くなりがち
他のカードゲームほどではないとは思いますが、処理する情報は多くなりがちです。
特に「アビリティ」は、メインペルソナ、サブペルソナ、さらには合体素材になったペルソナのものも計算の中に入るので忘れがちです。
プレイされる方は、覚えておいてください。
一部バランスブレイクなカードがある
今回プレイした中では、『P4』のりせ(相手のペルソナを1体手札に戻す)や雪子(相手のペルソナを捨て札と交換)がかなり強力に感じました。
どちらもコスト1枚で発動できますし、相手の主力をほぼ無力化できてしまうので、ちょっとバランスブレイクな感じはしました。
おわりに
かなり原作に寄せていて、非常にプレイしがいのあるカードゲームでした。
これは楽しいです。
ぜひ原作のサントラでもかけながらプレイしてみてください。
ハム子、マリー、かすみ・・・まだまだ出せるキャラはいますし!
さて、今回の【週刊アトラス】はいかがでしたか?
それでは、コンゴトモヨロシクお願いします。