評価:4.5
今日のレビューは、『迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ』です。
カミガキヒロフミ & IC4DESIGN作、丸山ちひろ文による、絵本『迷路探偵ピエール 〜うばわれた秘宝を探せ!〜』をゲーム化。
絵本にはできない、アニメーションや演出があります。
主な良かった点
- とにかくスゴイ、描きこみの量!
- パロディがいっぱい
主な不満点
- セーブの場所が目的の人物と出会った時
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目次
概要
ゲーム内容
流れ
話しかけるべき人物を巡っていき、最後にミスターXにたどり着くように進みます。
ただ、通行人や荷物があって通れなかったり、邪魔者がいたり、仕掛けをといて時間内に進まなければならなかったりと一筋縄ではいきません。
メインメニュー
- ゲームを続ける メインストーリーの続きからプレイできます
- 新しいゲーム 新規でゲームを始めます
- 地図 終わらせたステージを選択できます。
- ミスターX 集めたミスターXの日記を見ることができます。
- 記念品 獲得した宝箱の中身やトロフィーをながめることができます
- 設定 タッチ操作のオンオフ、音声のボリューム、言語設定ができます
ステージ数
ステージ数は10。
しかし、1ステージ20分以上かかりますので、ボリューム感はあります。
やり込み要素
迷路をしてミスターXを探し出すだけではなく、やり込み要素として以下のものが隠されています。
- 星 各ステージ3個
- 日記 各ステージ4枚
- 宝箱 各ステージ4個
- トロフィー 各ステージ1個
次のステージに進むと「地図」から再度ステージを選べるので、取りこぼしがあっても大丈夫です。
アイコン説明
▼会話
「・・・」は会話を聞くことができます。
▼タッチ
タッチすることで、宝箱が開いたり、日記を獲得したり、人が動いたりします。
▼ヒント
「?」の吹き出しは魔法使い。
話しかけると矢印ヒントが出現します。
▼クエスト
クエストで物を動かせられる時に表示されるパズルマークです。
良い点
とにかくスゴイ、描きこみの量!
人も建物も動物もたくさんいて、しかもほとんどが動いているのです。
眺めているだけでもおもしろいです。
またストーリー性があるものもあり、想像して楽しむのもおもしろいです。
ギミックがおもしろい
実際に楽しんでほしいので、あえて画像には出しませんが、通せんぼするギミックがおもしろかったです。
あーこういうパターンもあるのか。
と、感心するばかりでした。
絵本ではなく、ゲームだからこそのギミックで秀逸さを感じました。
パロディがいっぱい
最初は気が付かなかったのですが、よくよく見ると、パロディがいっぱいあります。
ゲームや映画、ジブリ作品など、至る所に
となるものが隠されています。
それを見つけるのもおもしろかったです。
イーグルダイブしてる、この人は!?
まさか!!(とも)#迷路探偵ピエール#アサシンクリード#NintendoSwitch pic.twitter.com/vx22toEvS4— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) December 29, 2022
不満点
セーブの場所が目的の人物と出会った時
迷路の途中でゲームを終わると、それまでに獲得したものはセーブされていますが、場所まではセーブされておらず、目的の人物と出会った時まで戻されます。
あとちょっとでゴール!
という場面でも戻されます。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 約6時間 |
『迷路探偵ピエール:ラビリンス・シティ』の総合評価・レビュー
2021年に発売されてから、ずーっと気になっていた今作。
こんなにも良い作品だとは思いませんでした。(早くプレイすればよかった)
プレイ時間と金額。
この2つを考えると値段は高いかもしれませんが、作り込みの量がすごいので、納得ではあります。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
描きこみ量が本当にものすごく、宝探し的な要素もやりがいのある作品でした。
タイトルメニューから集めたものを一覧で見られるのですが、ぎっしり埋まっていく感じが良いですね。
Amazonの商品ページを見てもらえばわかるのですが、実際に刊行された本とまったく一緒の場面がゲームになっています。
「本が動く」と言ってもいいので、原作ファンも感動する作品だと思いました。
長時間プレイすると非常に眠くなってしまいました。
あと気になったのはローカライズ。
日本人が原作者ですが、ゲーム化したのは外国のインディースタジオです。
そのせいか、日本語が怪しい部分が多々ありました。
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