評価:4
今日のレビューは、qureateが贈る脱出アドベンチャー『プリズンプリンセス』です。
ビジュアルノベルを多く開発しているqureateですが、今作は探索・謎解き要素のある脱出ゲームです。
得意のお色気もしっかり備えた、紳士向けの作品です。
主な良かった点
- 適度な謎解き
- キャラがカワイイ
主な不満点
- パンモロ
- アイテム選択が使いづらい
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目次
概要
画像はすべてクリックすると拡大します。
ゲーム内容
主人公は、魂だけの存在になった勇者。
気が付くとそこには、謎の城に捕らえられたゼーナ姫とアリア姫。
勇者は姫たちに指示を出し、彼女たちが城から脱出できるように手助けをすることに。
基本的なところ
基本的には、部屋の気になるところを調べ、アイテムを拾ったり仕掛けを解いたりする、オーソドックスな脱出ゲームです。
謎解き要素もあるので、注意深くオブジェクトやアイテムを見て、考えて解く必要があります。
操作方法
操作方法は画像の通りです。
タッチ操作にも対応しています。
時間制限イベント
謎解きの中には、制限時間内に解く必要があるものもあります。
タイムオーバーしても何度でも挑戦可能ですが、1回目で解けなかった場合は姫の好感度が下がります。
逆に1回目で解けた場合は、姫の好感度が上がります。
ただし、「1回目で解けなかった」とみなされ好感度が下がります。
好感度は、エンディングに影響があります。
今作はマルチエンディングです。
どこでもセーブが可能なので、狙っているエンドがある場合はシーンが始まってすぐにセーブしてもOKです。
勇者の魔法
勇者は「ぬすっとのはな」という魔法を使用できます。
使用した時の画面に映っている部屋の中で「調べられるところ」が表示されます。
ただし、魔法を解除するとマーキングが切れるので、覚えておくかスクショをしましょう。
魔法はストーリーを通して12回まで使用できます。
良い点
適度な謎解き
「ただ文字を読むだけ」ではなく、思った以上にちゃんと「脱出ゲーム」をしていました。
謎解き部分も頭を抱えるほど難しくもなく、すんなり解けすぎるほど簡単ではない、良いバランスでした。
キャラがカワイイ
qureateの作品は毎度ですが、安定の可愛さです。
姫2人のキャラもテンプレではありますが、しっかり立っています。
ロード中のボイスもカワイイ。
おまけにエロいシーンは、かなりエロいです。
その他の良い点
- 丁寧なグラフィック
- マルチエンド
- バックログやスキップなどの機能完備
不満点
パンモロ
お色気要素は好きですが、あからさますぎるのはあまり良いとは思いません。
↑の画像、左がアリア姫で右がゼーナ姫なのですが、アリア姫のパンツがもろ見えすぎます。
たまにならまだしも、よくこのポーズになります。
と言うか今さら怒られるのは納得いかんよ、常に見せてるじゃん。
アイテム選択が使いづらい
手に入れたアイテムは、入手順にずらーっと横並びに表示されます。
けっこう前に手に入れたものを使いたくなった時は、ひたすらカーソル移動させて探す必要があります。
これは使いづらかったです。
気になった点
ボリューム
実質、探索できる部屋は5部屋。
部屋をまたいで攻略する部分もありますが、1つ1つにかかる時間もそれほどではありません。
フルボイスですし、グラフィックも力が入っていますが、全エンドコンプに5時間かからないくらいです。
定価の1,980円から見ると、ちょっとボリュームが不足している気はしました。
「魔法」でなんでも解決しすぎ
仕掛けのメカニズムを「魔法だから」で片づけがちな部分が多くみられました。
もちろん、きちんと内部構造まで考えてギミックを考えるのは厳しいとは思います。
とはいえ「結界魔法を解くアイテムが、棺」とか、ちょっとピンと来ません。
魔法にもある程度関連性やリアリティがあった方が、好みです。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 約5時間 |
『プリズンプリンセス』の総合評価・レビュー
ちょっとクスっとなる会話も良い感じですし、2人の姫の可愛さも特筆すべき点です。
期待以上のエロさと謎解きで、満足度の高い作品でした。
ちなみにクリア後のギャラリーモードなら触り放題です。
まぁ、特別なセリフは聞けませんが・・・。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |