評価:3.5
今日のレビューは、『ラジィ 古の伝説』です。
開発スタジオの「Nodding Heads Games」は、インドの会社です。
今作は、古代インドの神話をベースにしたアクションアドベンチャーです。
主な良かった点
- 芸術的なアートワーク
- カッコいいアクション
主な不満点
- 話がわかりづらい
- 武器格差が大きい
プレイしたのはSwitch版です。
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目次
概要
画像はすべてクリックすると拡大します。
ゲーム内容
主人公は、古代インドの曲芸師・ラジィ。
ある日押し寄せてきた悪魔の軍勢に、弟のゴルーがさらわれてしまいます。
ラジィは弟を救いに向かいますが、そこで神々の助けを得ることに・・・。
ゲームの流れ
3Dで表現された遺跡を進みます。
探索や寄り道要素はほぼなく、基本的には一本道です。
集めきるのは難しいです。
ラジィは身軽で、壁走りやポールの飛び移りなども可能です。
道中では強制戦闘や、簡単なパズル要素があります。
バトル
ラジィは神から授かった武器を使って、悪魔と戦います。
武器は槍、弓、盾+剣の順に授かります。
手に入れた武器は切り替えて使用できます。
敵の周りの青い光は、敵の体力を示します。
ラジィの周りの光は、彼女の体力です。
体力がなくなったり崖などに落ちるとゲームオーバーですが、比較的直前で再開されます。
集めたスキルポイントなどは失いません。
操作方法
操作方法は画像のとおりです。
良い点
芸術的なアートワーク
古代インドらしい印象的な建造物やオブジェなどが、見応えのあるグラフィックで表現されていました。
ひじょうに美しいものや威厳のあるものもあり、一見の価値ありです。
ストーリームービーは特徴的な人形劇で表現しています。
こちらもおもしろいアプローチだと思いました。
あと、音楽もタブラなどを使った「ザ・インド」で、良い感じでした。
カッコいいアクション
ラジィのバトルは、こんな感じ。(みなと)
#Raji #ラジィ古の伝説 #NintendoSwitch pic.twitter.com/IxXR70APZG— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) February 17, 2023
ラジィのアクションはカッコよく、動かしていて気持ちが良かったです。
フィールドはパルクールのように軽々と壁を昇り、バトルでは武器ごとにことなる動きで魅せてくれます。
不満点
話がわかりづらい
古代インドの神話をベースに、ラジィを主人公としたオリジナルの物語が語られる今作。
このベース部分の「インド神話(バリ島含む)」も、作中である程度説明はされます。
ですが、そもそもインド神話自体が難解で、予備知識がないとまったく頭に入ってこないかと思います。
聞きなれない単語だらけですし。
そもそも本筋のストーリー自体「あれ?」と思う部分があり、スッキリしていません。
武器格差が大きい
中盤あたりで3種の武器がそろい、自由に持ち替えて戦うことができますが・・・。
盾もまぁ活躍する場はありますが、槍はホント使いませんでした。
スキルメニューが使いづらい
「-ボタン」でスキルメニューを開き、手に入れたスキルポイントを割り振ってスキルを習得できるのですが、使いづらかったです。
まずパッと見、どの神様が選択されているのかが、わかりづらいです。
そして、スキルポイントをスキルに付与するのが「Bボタン」。
ポイントは戻すこともでき、再配置もできるのですが、その戻すボタンが「Aボタン」。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 5時間 |
『ラジィ 古の伝説』の総合評価・レビュー
インド神話を知っていると、見知った神様の名前が多数出てきますので、なかなか楽しめると思います。
ドゥルガーが妙にやさしくて、『メガテン』ファンとしてはおもしろく感じました。
アクションも良好でグラフィックも良いので、単純にアクションゲームとしてはオススメです。
ただ、話がわかりづらく探索要素も薄いので、そういった点では人を選ぶゲームだと思います。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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