本日のレビューは、Nintendo Switch版の『Dead Cells(デッドセル)』。
2Dダンジョンを探索して自身の能力を強化する「メトロイドヴァニア」と、
ゲームオーバーになるとスタート地点からやり直しになり、ランダムダンジョンを攻略する ローグライク の融合。
「ローグヴァニア」と言われるゲームデザインの作品です。
非常に高難度でしたが、無事クリアしましたので、レビュー・感想いってみます。
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Dead Cells(デッドセルズ) 攻略のコツ【ハードモード】
『デッドセルズ』のハードモードをクリア!みなと流の攻略方法を「準備」と「実践」に分けて伝授します。参考にしてください。
追記情報
- 19年5月26日追記
ver1.2にアップデートしました。
Nintendo Switch版は、100円の DLC を購入。
PS4版は、無料アップデートで新バージョンになります。
またSwitchの場合、最初からDLCが同梱されている『Dead Cells - Rise of the Giant同梱版』が、通常版と同額の2,480円(税込)で購入できます。 - 19年7月13日追記
ver1.3にアップデートしました。
1.2のDLCを購入していない場合、アップデートがどうなるかはわかりません。 - 20年2月12日追記
ver1.7にアップデートしました。
こちらで内容をまとめています。
内容解説-
Dead Cells(デッドセル)大型DLC「The Bad Seed」 内容まとめ
高難度2Dローグヴァニア『Dead Cells』の追加DLC「The Bad Seed」の内容を紹介します。ver1.7でどう変わったのか!?
- 21年2月5日追記
ver2.2にアップデートしました。
こちらで内容をまとめています。
内容解説-
Dead Cells(デッドセル)大型DLC「Fatal Falls」 内容まとめ
高難度2Dローグヴァニア『Dead Cells』の追加DLC「Fatal Falls」の内容を紹介します。ver2.2まで変わった点も、わかる範囲でご紹介。
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概要
ゲーム内容
基本的な流れ
スタート地点である「牢獄」から、ダンジョンを探索・敵を倒しながら進み、先のエリアに進むことが目的。
武器や爆弾などの装備品・スキル等を拾ったり買ったりして自身を強化していきます。
「スクロール」と言われるアイテムを入手すると、ステータスを強化できます。
それら全てを無視しても先に進むことができますが、途中でボス戦があるので、強化せずに攻略するのは難しいです。
敵を倒して入手することがある「セル」は、エリア間の休憩所にて消費し、新たな武器やスキルのアンロックに使います。
ゲームオーバーになると、装備品や所持金、所持しているセル、スクロールによる強化を全て失い、スタート地点へ。
失わないもの
セルを使ってアンロックした要素は、ゲームオーバーになっても持続します。
装備品等をアンロックすると、アンロックした瞬間に手に入るほか、道中でもランダム出現するようになります。
攻略中に手に入れた「ルーン」も残ります。
ルーンは、特定の場所の仕掛けを解くための力で、新たなエリアへ行く時に必要になります。
ただし、ルーンを手に入れていなくても、エンディングに到達することは可能です。
アップデート
ver.1.1 Pimp My Run
19年2月におこなわれた無料アップデート1.1で追加された要素を、わかる範囲でまとめます。
▼ゲーム内実績の追加
- 新たなエリアに初めて到達
- 新たなルーンを獲得
- 特殊な行動を取る
といったことで解除される「実績」が追加されました。
すでにクリア済みのデータの場合、改めて条件をクリアすることで解除になります。
すでに習得済みのルーンに関する実績は、解除できないようです。
■19年5月26日追記
さらにアップデートをしたver.1.2にて、習得済みルーンに関する実績が解除されるようになりました。
▼休憩所内に扉が追加
ダンジョン内に用意されていた、「○○分内に到達すると開く扉」が、ダンジョンの合間に用意されている休憩所内に移動しました。
休憩所内では時計が止まるので、この時限扉は開きやすくなったと思います。
また、「ダメージを受けずに○○体倒すと開く扉」が新たに追加されました。
達成した後にダメージを受けても、扉は開きます。
どちらの扉も、お金やセル、装備品を獲得できます。
アップデート前とは違い、スクロールは入手できなくなりました。
▼ELITEタイプの敵が強化
ダンジョン攻略中に、たまに登場するエリートタイプ。
通常の敵が大幅に強化された存在で、倒すと貴重な装備品等を落としますが、アップデートでさらに強敵に。
2体同時や、障壁を作ったり、ガンビットのような補助機能を持ったり、さまざまな特殊技能を持つようになりました。
エリートと戦う際は、より慎重になる必要があります。
▼変異の効果調整
休憩所ごとに1つずつ、最大3つ追加できる特殊能力「変異」。
その効果に大きく調整が入りました。
わかりやすいところで言えば、「○○すると回復」といったタイプ。
アップデート前は固定数値の回復でしたが、アップデート後はパーセンテージで回復します。
その他にも、全体的に理にかなった調整がなされました。
▼カスタムモードの追加
ゲーム開始時に「カスタムモード」を選ぶことができるようになりました。
アンロック済みのアイテムの出現を抑えたり、ステージが常に暗闇に包まれたり。
通常とは違う設定でゲームをプレイできます。
好みに合った、挑戦してみたい設定を作り、いつもとは違う楽しみ方で遊べます。
▼その他の変更点
- ボスの強さの調整
- 難易度による難しさを調整
- ボスの落とすアイテムを調整
などなど。
ver.1.2 Rise of the Giant (19年5月26日追記)
19年5月におこなわれたアップデート1.2で追加された要素を、わかる範囲でまとめます。
Nintendo Switch版は、100円の DLC を購入。
PS4版は、無料アップデートで新バージョンになります。
またSwitchの場合、最初からDLCが同梱されている『Dead Cells - Rise of the Giant同梱版』が、通常版と同額の2,480円(税込)で購入できます。
▼新たなエリア・ボスの追加
ノーマルモードクリア後に侵入できる「洞穴」というエリアが追加されました。
初回は「墓場」から行きます。
新たなボスも用意されています。
また、最高難易度モードでクリアすると、さらに新しいエリアに到達できるようです。
▼敵の追加
新エリアに合わせて、新たな敵も追加されています。
新エリアに関わらず、難易度を上げると出現する敵も追加されました。
また、HPの上に☆が表示されている敵が出現します。
この敵を倒すと、装備品やスクロールを落とすことがあります。
▼装備品・スキルの追加
装備品やスキルも追加されています。
使い捨てで「今のマップの全容を明らかにする」といったスキルもあります。
▼スペシャリストの店
牢獄にて、「スペシャリストの店」が登場します。
ここにはお金を支払ってカギを開けるタイプのドアが複数用意されてます。
上記の「マップ表示」のスキルも、ここで購入します。
▼スキン(衣装)変更
クリア後要素の1つとして、スキン(衣装)変更が可能になりました。
衣装を手に入れたら、最初のエリアでチェンジができるようになります。
衣装の設計図は、ボスを倒したりして手に入れます。
▼その他の追加・変更点
- 狩人の鏡の追加(未取得の図面を手に入れるのに役立つ)
- 複数の敵が守る装備品が出現
- 最高難易度が追加
- 不具合等の修正
- バランス調整
などなど
ver.1.3 Fear The Rampager (19年7月13日追記)
19年7月におこなわれたアップデート1.3で追加された要素を、わかる範囲でまとめます。
▼新敵・ランペイジャーの追加
ボスセル3以上の難易度で、新たな敵・ランペイジャーが登場します。
ボスキャラではなく、様々なエリアで登場します。
非常に高速で、プレイヤーを執拗に追い掛け回す難敵とのこと。
▼画面シェイクのON/OFF
設定で画面シェイクの ON / OFF ができるようになりました。
▼レジェンダリー・フォージの必要セル調整
レジェンダリー・フォージで必要なセルが、大きく減りました。
すでに多くのセルを投入している場合、そのバーのアップデートは完了状態になっているようです。
▼その他の要素
- 新たな変異の追加
- 装備品のバランス調整
- 巨人を倒したら、ちゃんとセルを落とすように
- 一部の敵は、壁を貫通しなくなった
- その他、様々なバランス調整と不具合の修正
などなど
ver1.7 The Bad Seed (20年2月12日追記)
内容はこちらでまとめています。
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Dead Cells(デッドセル)大型DLC「The Bad Seed」 内容まとめ
高難度2Dローグヴァニア『Dead Cells』の追加DLC「The Bad Seed」の内容を紹介します。ver1.7でどう変わったのか!?
ver2.2 Fatal Falls (21年2月5日追記)
内容はこちらでまとめています。
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Dead Cells(デッドセル)大型DLC「Fatal Falls」 内容まとめ
高難度2Dローグヴァニア『Dead Cells』の追加DLC「Fatal Falls」の内容を紹介します。ver2.2まで変わった点も、わかる範囲でご紹介。
良い点
美麗なドット絵
全体的に、非常に美しくて丁寧なドット絵で描かれています。
キャラクターの動きも洗練されていて、惚れ惚れするほどのグラフィックです。
ロケーションによる雰囲気も差別化がされていて、攻略中に目が退屈になることは、ありませんでした。
重厚・軽快なBGM
試聴用。曲がイイよねぇ(みなと) #DeadCells #NintendoSwitch #NintendoSwitch pic.twitter.com/gXDCnOIlkG
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2019年2月23日
↑のタイトル画面から、BGMはお気に入りでした。
今作の音楽はどれも秀逸で、時に重苦しく、時に軽快に冒険心を駆り立ててくれました。
中毒性が高い
メトロイドヴァニア と ローグライク という、好きな人にはたまらないジャンルの融合。
とても難易度が高く、油断すると簡単に死んでしまいますが、すぐに「もう一回!」となり止めどきが分からないくらいでした。
- ダメだった部分は大抵自分のミス
- 復活までのロードが早い
- アンロックされる要素によって戦術に幅ができる
- ルーンによる新たな道の開拓
- ダンジョン構造や拾うアイテムがランダムなので、同じプレイにはならない
- 自分自身の上達が実感できる
大体、このあたりがハマる要因だと思いました。
クリアまでに40回以上死にましたが、うんざりすることなくエンディングまで頑張れました。
ニヤリとする小ネタの数々
ハエに気をつけろ・・・。
ザ・フライかぁ。懐かしい。(みなと) #DeadCells #NintendoSwitch #NintendoSwitch pic.twitter.com/9se2EQQ5Q4— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2019年2月5日
30年以上前のSFホラー映画から、最近の高難度アクションRPGまで、ゲーム内の随所にオマージュ系小ネタが隠されています。
背景の絵などにも仕込まれているようで、制作陣の遊び心が見えました。
アップデートで快適に
今作のプレイを開始したのは、アップデート前。
攻略中にアップデートされました。
実はプレイ中は、「時限扉」に関しては「不満点」に書くつもりでした。
アップデート前の時限扉はダンジョン中に設置されていました。
直前のエリアをスピーディーに抜けたとしても、次のエリアの時限扉を見つけられなかったら、開けなかったのです。
アップデート後ここは改善され、時計が止まる場所に移動になりました。
ただしスクロールは置かれなくなったので、強化に専念したい場合は無理に急ぐ必要はなくなりました。
その他にもアップデートで改善・修正された点が多くあります。
一部の難度は上昇しましたが、全体的に良アップデートであったと思います。
さらに、ver.1.2で追加された数々の新要素!
Switch版では100円かかりますが、この値段なのがおかしいくらいの完成度とボリュームです。
新武器やバランス調整もされたので、今までとはまた違う新鮮な気持ちでプレイできます。
不満点
名前かぶり(ver1.2で改善)
↑の2つの盾。
性能は違いますが、両方「防壁」。
これは、ミスなのでは・・・?
■19年5月26日追記
アップデート1.2にて、この名前被りが解消されました。
灰色の盾が「障壁の盾」になりました。
合わせて、文章も少し変更になっています。
一部のグロテスクな敵
倒したらムシのような敵を生んだり、ナメクジを量産したり。
一部ではありますが、グロテスクな敵もいました。
こういったジャンルのゲームでは、必ずと言っていいほどグロテスクな敵が出てくる印象です。
今作の舞台設定的には仕方ないところではありますが、ちょっと苦手です。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 ※記事作成時点 |
40時間(ノーマルクリアまで) |
所持しているサウンドトラック | Dead Cells (Original Soundtrack) |
総評
ノーマルモードをクリアすると、ハードモードに挑戦できます。
プレイしてみましたが、超序盤エリアで撃沈。
ここから先の攻略は、とても難しそうです。
それでも「挑戦してみようかな」と思わせる魔力が、今作にはあります。
「ローグヴァニア」という、麻薬のように危険なゲームジャンルです。
手を出す際は、ご注意を。
高難度ゲームやローグライクが苦手な人には合わないので、その点は考慮してくださいね。
今作のハードモード攻略記事はこちら
→ Dead Cells(デッドセルズ) 攻略のコツ【ハードモード】
大型DLC「The Bad Seed」についてはこちら
→ Dead Cells(デッドセル)大型DLC「The Bad Seed」 内容まとめ
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
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ビジュアル | |
音楽 |