今作は大人気ゲームシリーズ『どうぶつの森』のスピンオフ作品です。
プレイヤーは、ニュータウンの不動産屋「たぬきハウジング」に入社し、住人の「こんな家に住みたい」という願いを叶えていきます。
つまり、インテリアコーディネーターになります。
経験を積んでいくと、家の内装だけでなく、家の外観や庭、学校や病院などの公共施設のデザインも手掛けます。
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目次
概要
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ゲーム内容
ゲーム内容についてはこちらの記事でまとめています。
→ どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー ゲーム内容・解説
良い点
家具の種類
『とびだせ どうぶつの森』の家具はもちろんのこと、期間限定配信だったものや、公共事業のものも家具として使えます。
しかも容量に関係なく、置けなくなるまで、置けるのがうれしいです。
また、新作もかなり多いです。
特にうれしかったのは、天井から釣り下げられる照明などの家具ですね。
窓の形やカーテン、ドアの変更もできるのがうれしかったです。
「なし」にもできるし、自動ドアがあるのもよかったです。
家具は、家の外にも置けていいかんじです。

思い通りの家が作れるって楽しいです。
家具の配置
家具の配置がとてもしやすいです。
『とびだせ どうぶつの森』(アップデート前)では、なかなか面倒だった家具の配置が楽にできます。
まとめて移動やコピーも大変便利。
ただ単にコピーではなく、向きやリメイクなど、同じ状態でコピーできるのがよかったです。
また「半マス」という概念があるので、テーブルの中央に物を置くこともできるようになったし、半分のスペースの隙間を通ることも可能になり、うれしいかぎり。
アクション
家具に向かって、Aボタンを押すと、家具に対しアクションをとる場合があります。
このアクションが細かくて、いい!!
また、完成された家や公共施設に行くと、役割になりきった住人たちがアクションをします。

公共施設の音楽ホールでは、みんなで演奏
自由
住人の家や公共施設を作った際、強制的に置く必要のある家具などを置けば、完成になるし、満足してくれます。
つまり、強制的に置く家具以外は、自由なのです。
ユニークな家、怖い家、かわいい家など、「こういうコーディネートがしたい」という願いを叶えてくれます。
この自由さがとてもいいです。
逆に、あまり作りたくないような依頼の場合、「新規家具のカタログだけゲットして、強制家具を置いてさっさと終わり」という裏技もいけちゃいます。
不満点
コピー
家具をコピーできるのは、とてもよいと思います。
しかし、ちょっと不親切でもあります。
テーブルの上に乗せられる場所が埋まっていると、テーブルを選択できないため、テーブル以外のものがコピーされてしまいます。
同じ理由で、回転もできません。
どんな状態でも選択ができるとよかったです。
カテゴリー分け
家具などのカタログを開くと、カテゴリー毎に並んでいます。
一目瞭然のカテゴリーはもちろんあるのですが、「このカテゴリーはなんのカテゴリー?」とわからないものも。
検索機能がしっかりとあるのでいいのですが、カテゴリーから探そうとするとちょっと大変でした。
家具をまとめて取り出しができない
何度もカタログを開いて、家具などを出すのが面倒でした。
いっぺんに複数選択したかったです。
強制家具
必ず部屋に置かなくてはいけない、強制家具。
とても自由なゲームなだけに、この強制がとてもイヤでした。
例えば、デパートに「商談して購入するタイプの高級なお店」を作ろうと思って作っていました。
けれど、強制家具は「レジ」。

いや、レジいらなんだれど・・・
となってしまいました。
住民が「これを置いてほしい」と強制家具を出すのは、納得ができます。
なぜなら、その家を使うのは、その住民だから。
病院で、イスやベッドを強制家具にするのも納得ができます。
立ちっぱなしじゃ、患者さんツライですもんね。
でもお店くらい完全に自由にしてほしいと思いました。
カメラ撮影
『とびだせ どうぶつの森』と同じく「LRボタン同時押し」で、撮影が可能です。
また、通信講座でカメラが増え、撮影できるポイントも増えます。
けれど、全体は撮影できません。
真上からでもなく、もっと「引き(ズームアウト)」で撮影したいのですができません。
逆に「寄り(ズームイン)」はとても撮影しやすいです。

いや、私は引きで撮りたいのだ。引きで。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 15時間 |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
おいでよ どうぶつの森(DS) とびだせ どうぶつの森(3DS) とびだせ どうぶつの森 amiibo+(『とびだせ どうぶつの森』の更新版) |
総評
『どうぶつの森』シリーズでコーディネートが好きだった人や、マイデザインを手掛けていた人にとっては、今作は気に入ると思います。
未プレイでも、部屋の模様替えや、家具や小物が好きな人なら、とても好きになると思います。
しかし『どうぶつの森』シリーズで釣りや虫採り、村づくりや村民との会話が好きだった人には、今作は向かないと思います。
人を選ぶ作品であることは間違いないと思います。
コーディネートが主なゲームなだけあって、途中で飽きるかもしれませんが、次から次へと出現する家具の数々。
「この家具を使ってみたい」という欲求の連鎖にハマってしまう可能性もありますよ。
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→ 「 どうぶつの森シリーズ 」 一覧
総合評価 ★★★☆☆
シナリオ -----
操作性 ★★★☆☆
システム ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル ★★★★★
音 楽 ★★★☆☆