「アンリアルエンジン」という、ゲームのグラフィック開発をサポートするゲームエンジンがあります。
↓のロゴ、よく見ますよね。
ゲーム起動時にこのロゴが出るゲームは、アンリアルエンジンを使用している。ということです。
今回紹介する『The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience』は、このアンリアルエンジンの最新バージョン「アンリアルエンジン5」を使用した技術デモです。
つまり、「アンリアルエンジン5を使うと、こんなことができるよ!」
というPRゲームです。
デモ版なので、無料。
実際に『マトリックス』がゲームとして発売される。
というわけではないようなので、そこはご注意を。
主な良かった点
- 実写と変わらないほどの高グラフィック
- 作り込まれた街
- ドライブもできる
主な不満点
- カメラの左右反転がない
プレイしたのはPS5版です。
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目次
概要
画像は全て、クリックすると拡大します。
ゲーム内容
『マトリックス』のお話
ゲームを起動すると、まずは映画『マトリックス』が起こした衝撃について語られます。
キアヌ・リーブスさんやキャリー=アン・モスさんも登場します。
カーチェイス
映像が街のシーンに移行すると、エージェントを相手にしたカーチェイス・銃撃戦を体験できます。
街の探索
カーチェイスを終えると、街の探索パートになります。
歩いたり、車を運転したり、空を飛ぶこともできます。(飛行は一人称視点)
探索パートでは画面効果や通行人の量、車の数なども調節できます。
こうして見ると「完全にCG」だということがわかりますね。
「マトリックスフィルター」をオフにすると、緑がかった画面が普通になります。
良い点
実写と変わらないほどの高グラフィック
道行く人物のグラフィックはそこまでではありませんが、街並みや車などはもう「実写映画」と変わらないくらいの見た目です。
「汚れ」や「塗装の剥がれ」なども描写されていますし、リアル感はかなりのものです。
すごい未来だなぁ・・・。
ちなみに操作キャラの女性は、アンリアルエンジンを使った「MetaHuman Creator」というツールで作成されたキャラクターとのこと。
つまり、モデルのいないキャラクターです。
作り込まれた街
自由散策できる街は、オープンワールドでかなりの広さがあります。
車内や、窓から見える建物の中も、ある程度作られています。
どちらにしろ、すごい技術です。
さすがに建物内部にまでカメラを入れると、中身はありませんでしたが。
ドライブもできる
駐車中の車は、どれでも乗って勝手に運転することができます。
広いオープンワールドを飛んでも良いですが、ドライブも良いものです。
物にぶつかると、車は見事に壊れます。
不満点
カメラの左右反転がない
自由散策中のカメラは、「上下反転」はできますが「左右反転」はできません。
アクション要素があるわけではないのでそこまで問題ではありませんが、慣れてないのでちょっと操作はしづらかったです。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 約30分 |
『The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience』のまとめ
あくまで「技術デモ」なので、ゲーム的におもしろいというわけではありません。
- 実写と変わらない映像表現
- 広大な街並みを描写する技術
といったものを体験し、これからのゲームがどうなっていくのかが垣間見えた気がしました。
妻からもちょっと言わせてもらいます
リアルなグラフィックにとても驚きました。
建物も車も実写のようです。
そう思わせるほど、すごかったです。
ただ残念だったのはモブキャラ。
モブキャラの歩く姿はリアルなのに、顔は「ゲームの中の人物」と思ってしまうくらい普通に感じました。
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