はじめに
2020年12月14日に発売された攻略本、『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER 公式パーフェクトガイド』を購入しました。
パラパラと読んでみると、見覚えのある書き方・言い方・配置・・・。
冒頭をちゃんと読むと、
本書は2004年に刊行された『真・女神転生3 NOCTURNEマニアクス公式パーフェクトガイド ~解明録~』の掲載内容の一部(掲載画像や数字など)を、『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』のゲーム内容に併せて修正した新装版です。
と書いてあるではありませんか。
と言うか、ついこの間まで読みながら攻略してました!
というわけで今回は、この新攻略本(新版)と2004年に刊行された旧攻略本(旧版)を読み比べ、どこが同じでどこが違うかを徹底比較していきます。
ちゃんと伝わるかな・・・?
この記事はみなとと、
画像は各攻略本のAmazonリンクです。
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目次
ここが同じ!
本の中身の全体デザイン
- 扉絵の配置
- ページの飾り枠
- 見出しの装飾
- マップのデザイン
- アイコンのデザイン
などなど、中身の全体デザインは、まったく一緒です。
ノンブル(ページ番号)やマップのアルファベットマークなど、一部フォントが変更されているところはあります。
読みやすくなりましたよ。
ページ数・ページ構成
新旧、どちらも368ページ。
さらに、どのページに何の項目が来るか。
見出しの順番や数も、まるっきり同じにしてあります。
キャラクター紹介の画像はゲーム画像ではなくイラストに変更されてますし、ライドウが追加された分ダンテの紹介ページが縮小された等の違いはあります。
解説文や攻略情報
- 戦闘システムや合体システムの解説文
- イベントガイドの文章
- マップ攻略やボス攻略情報
- ワープフィールドやパズルボーイの攻略情報
などなど、「文章」全般がほぼ同じです。
ここが違う!
表紙デザイン
一目瞭然ですが、表紙デザインはまったく別物です。
カッコイイんですが、「何のゲームの攻略本か」が、ぱっとわかるのは新版の方ですね。
ちなみに裏表紙も違いますし、カバーを外した部分のデザインも別物です。
旧版は「魔人のセリフ」が敷き詰められてるのですが、新版は主人公のバストアップと地図のCG(崩壊後のシンジュク)のみです。
表紙も旧版の方が好きかなぁ。
本の材質・品質
中身の紙は、旧版より新版の方が薄い紙になりました。
なので、本自体も新版の方が薄いですし軽いです。
印刷自体の品質にも変化があります。
グレー部分のモアレは軽減されていますし、にじみも少ないです。
そもそも印刷所や作成スタッフ自体違うんですが。
値段
旧版は定価1,500円(税別)。
新版は定価2,200円(税別)。
「ダンテ」から「ライドウ」へ
旧版が発刊された時点では、ライドウは登場していませんので書かれていません。
新版では「ダンテの名前が登場するところ」や「ダンテ戦の攻略情報」の部分がライドウに差し変わっています。
どちらを読んでも問題ありません。
ゲーム内画像
ゲーム画面を映した全ての画像が変更されています。
当然ながら旧版はPS2の画像ですが、新版はHDでの画像です。
撮っているシーンも全然違います。
もっと言うと画像の縦横比が別物です。
画像の横幅が広くなったことで、ページの外枠に画像がかかるようになって少しカッコ悪くなってしまったページもあります。
トロフィー情報
新版にはP.7にトロフィー情報が載っています。
PS4版で獲得できる全トロフィーの名前と獲得条件が載っています。
その代わりPS2版の「『無印版』と『マニアクス』の違い」や「『無印版』から『マニアクス』へのデータ引き継ぎ」に関する情報は削除されました。
「魔人コラム」から「DLC情報」へ
P.243、旧版にあった魔人紹介コラム「魔人列伝」が削除。
その代わり、新版では DLC 情報が載っています。
うちは旧版持っているからいいですが、「魔人列伝」なかなか読み応えがあるページですので・・・。
直ったところ
実は、旧版はかなり情報間違いがありました。
新版では、どれも直っていました!
気づいた部分を、簡単に挙げていきます。
- マップの繋がりを示すアルファベットや、宝箱の種類旧版の間違いのおかげで迷子になりました。
- 出現悪魔旧版では出ないはずの悪魔が載っていたり、出るはずの悪魔が載っていなかったり。
丸ごと逆という箇所もありました。
- ボス悪魔の使用スキル旧版ではボス悪魔の情報が入れ替わっていたりしました。
どれも間違いはほんの少しですが、足すとけっこうな数に。
新版では直っているので、攻略本として活用する場合は新版が良いでしょう。
おわりに
さて、今回の【週刊アトラス】はいかがでしたか?
攻略本の比較なんて需要がなさそうな記事ですが、そんなマニアックなところも当ブログらしいかなと思います。
ちなみに出版社ですが、2004年はエンターブレインでした。
現在はKADOKAWAに吸収合併されているので、今回の新版はKADOKAWAから出ています。
時代を感じますねぇ・・・。
それでは、コンゴトモヨロシクお願いします。