ゲーム情報

2024/11/30

【毎月更新】2024年の「フリープレイ」まとめ【PS Plus】

2024年に配信のPS+「フリープレイ」タイトルを紹介します。毎月更新し資料記事にしていきます。

特別企画

2024/4/29

【重要】ブログの今後について / ゲーマー夫婦みなとも

「ゲーマー夫婦 みなとも」は、開設8周年になる前に重大な決断をおこないました。

ゲーム情報

2024/4/24

『Another Crab's Treasure』『Stellar Blade』etc. みなとも「新作ゲーム談議」24年4月18日~5月1日

24年4月18日~5月1日に発売される新作ゲームから、いくつかピックアップして夫婦で語ります。『百英雄伝』『サガ エメラルド ビヨンド』などなど。

ゲームの旅路

2024/4/22

『8番出口』クリア / 『Planet of Lana』開始 【ゲゲ語り】vol.208

今、攻略中のゲームをゲーマー夫婦が語り合います。略して「ゲゲ語り」!今回は『スプラ3』『維新!極』など。

ゲームレビュー

2024/4/20

8番出口 感想・レビュー byみなと / 話題の「間違い探しループホラー」リアルでちょっと怖い

地下通路を進んで異変を見つけるウォーキングシミュレーター『8番出口』の感想・レビューです。Switch版をクリアしました!

ゲーム情報

2024/4/16

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2024/4/22

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ユニコーンオーバーロード

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2024/4/14

ユニコーンオーバーロード 感想・レビュー byみなと / 事前に作戦、バトルはオート!超美麗シミュレーションRPG

『ユニコーンオーバーロード』をクリア!シミュレーションRPGに触れたことがない人でも楽しんでプレイできる作品だと思います。

ゲームレビュー

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション 感想・レビュー byみなと / ゲームとして大きく進化した決定版

2016年10月9日

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

主人公の少年オリバーと、もう一つの世界「二ノ国」からやってきた妖精シズク、そして二ノ国で出会った仲間と共に、闇の魔導士ジャボーを倒そうと奮闘するRPGゲームです。

DSの『二ノ国 漆黒の魔導師(以下、DS版)』と同じく、アニメーション作画はスタジオジブリが担当し、音楽は久石譲さんが担当しています。

下記のDS版を今作のレビューの前に読んでいただくと、よりわかりやすくなります。
前作レビュー
二ノ国 漆黒の魔導士 感想・レビュー byとも / マジックマスターのクオリティは高いが、それが生み出す弊害

主人公の少年オリバーと、「二ノ国」からやってきた妖精シズク、そして二ノ国で出会った仲間と共に、闇の魔導士ジャボーを倒そうと奮闘するファンタジーRPG。

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概要

 

 

ゲーム内容 ~各バージョンとの違い~

各バージョンとの違いを簡単に説明します。

 

DS『二ノ国 漆黒の魔導師』との違い

ストーリー自体はDS版と途中まで同じです。

DS版との違いは、まず、魔法使いの指南書「マジックマスター」が同梱しておらず、ゲーム内のメニューから閲覧データで見られるようになったということ。

また、新たなキャラクターやイマージェン等、様々な要素が追加・変更されています。

戦闘システムは大きく異なり、3D空間を動き回りながらコマンドを選択するバトルになりました。
3人の人間キャラがそれぞれ自分で戦うか、イマージェンを使役するかで戦うことになるため、人間キャラも大いに活躍します。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

『二ノ国 白き聖灰の女王』と『白き聖灰の女王 オールインワン・エディション』の違い

『二ノ国 白き聖灰の女王』と『白き聖灰の女王 オールインワン・エディション(以下、PS3版)』との違いは、イージーモードの実装、ダウンロードコンテンツの全解禁など新要素を追加し、価格が値下げされました。

なお『二ノ国 白き聖灰の女王』を持っている場合は、オンラインアップデートを行うことにより、オールインワン・エディション版と同じ仕様にすることが可能です。

 

 

良い点

壮大な世界と冒険

PS3版は、そのスペックを存分に使い、かなり美しいグラフィックとなりました。
スタジオジブリの絵の質感をそのままに立体化し、まさに「アニメの世界」を冒険しているかのよう
ワールドマップは広大です。

船を手に入れ海へ漕ぎ出し、本筋と関係ない島を見つけたりもできます。

中盤以降は竜の背に乗り大空へ。
まさに王道冒険ファンタジー。

久石譲氏の音楽が、世界をさらに壮大にしてくれています。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

戦闘システムの大幅な変更

今作の戦闘は、リアルタイムのセミオートアクション。

戦闘フィールドを動き回りながら、コマンド選択で戦い、人間キャラの代わりに、セットしたイマージェンを戦わせることができます。
HPやMPは共有ですが、使い続けると疲労が溜まるので、戦闘中は人間とイマージェンを切り替えながら戦います。

つまり、オリバー以外の人間キャラにも、存在意義が出てきた。ということ。

DS版で散々だったマルの「歌」の仕様や、ジャイロの「盗む」の成功率などがかなり改善されており、頼もしくもなりました。

作戦指示などの戦略的なコマンドもあり、戦闘自体スピーディーになり、とても楽しかったです。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

豊富なやり込み要素とダウンロードコンテンツ

イマージェンの育成は、DS版ほど苦ではなくなりました。
育てやすくなったし、レアなイマージェンもいて、集めがいが出てきました。

また、合成素材も集めやすくなりました。
これは「盗む」が実用的になった部分が大きくなったおかげ。

ダウンロードコンテンツも、様々な追加シナリオや、限定のイマージェン、ストーリーの一部を補完するものもあり、重要です。
『オールインワンエディション』はすべて付属しているので、とてもありがたいです。

 

一ノ国(ホットロイト)の簡略化

オリバーが暮らしていた元の世界、一ノ国。
ストーリーやサブクエストを進めるために頻繁に訪れることになりますが、そのためだけに戻ることが多いため、とても面倒。

にも関わらずDS版では、複数のエリアに分かれており、移動にも時間がかかりました。
PS3版では、ここも大きく変更され「ほぼ一枚のマップ」で済むようになり、助かりました。

 

 

不満点

相変わらず一部の声優がよろしくない

DS版より出番が増えてる人もいて、耳障り。
上手い人もたくさんいるだけに、残念です。

 

消えた町、現れた島

DS版にはあって、PS3版にはない町やダンジョンがあります。
中には「二ノ国」の世界設定にとって、重要そうな町も消えています。
「カジノ」があった町も消え、今作では、あるダンジョン内に「カジノ」が移動。

消えたものの代わりに現れたのは、とある島。
そこ自体はおもしろいし好きではあるのですが、「二ノ国」の世界設定やストーリー的に、必要だったかは疑問です。

 

マジックマスターが内蔵されたら

DS版で問題になった実物の本、マジックマスター。
本に書かれている「ルーン」を、DSのタッチ画面に入力すると魔法が使えるというもの。
他にも「二ノ国」を構成する要素が色々書かれていて、俺は好きなのですが・・・。

今作では、マジックマスターはメニュー画面から電子書籍のように閲覧することになりました。
もちろん、そこから参照して魔法を得る要素は健在なのですが、いつでも読めるわけではありません。
なので、俺はDS版のマジックマスターを片手にプレイしていました。

それに関連して、移動時に魔法を使う際、ルーンをいちいち描く必要なく、選択式になり便利に。
ただ、DS版の時のように「何度も描くルーンを体で覚えて、必要時に瞬時に描く」ということができなくなってしまいました。
「ハートピース」や「ハートキュア」など、頻繁に使う魔法は、むしろ使いづらくなった印象です。

ショートカットキーでもあればよかったかな。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

通常版のパッケージが・・・

ダサい。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 120時間
所持しているサウンドトラック 二ノ国 漆黒の魔導士 オリジナルサウンドトラック
シリーズのプレイ状況(みなと
※記事作成時点
二ノ国 漆黒の魔導士(DS)
トロフィー 状況 100%
トロコン 難易度 やや難しい

 

 

総評

DS版に比べ、格段に遊びやすくなった今作。
それだけではなく、PS3のRPGとしても、王道ファンタジーとしても、十分評価できる作品です。

マジックマスターが実物ではなくなったことについては、少し寂しいですが商業的には大正解。
DS版の不評のせいで、PS3版に手をださなかった人もいると思いますが、もったいないです。

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

妻からもちょっと言わせてもらいます

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

PS3版にて、ドートン森のようせい漫才劇場に登場する「ニコニコプチプチ」の2人。
実はDS版の時に宣伝係としてWEB上のみ、登場していました。

それが今作では、ゲーム内でも登場します。
この「ニコニコプチプチ」ですが、芸人であるアメリカザリガニが声を担当・・・というより漫才してます。
かなりおもしろくて大好きです。

WEB上でも公開されていますので、ぜひ。
→ ドートン森ようせい漫才劇場

 

『二ノ国』関連記事はこちら

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