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今、攻略中のゲームをゲーマー夫婦が語り合います。略して「ゲゲ語り」!今回は『Sea of Stars』『月蝕の仮面』『OU』など。

ゲームレビュー

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション 感想・レビュー byみなと / ゲームとして大きく進化した決定版

2016年10月9日

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

主人公の少年オリバーと、もう一つの世界「二ノ国」からやってきた妖精シズク、そして二ノ国で出会った仲間と共に、闇の魔導士ジャボーを倒そうと奮闘するRPGゲームです。

DSの『二ノ国 漆黒の魔導師(以下、DS版)』と同じく、アニメーション作画はスタジオジブリが担当し、音楽は久石譲さんが担当しています。

下記のDS版を今作のレビューの前に読んでいただくと、よりわかりやすくなります。
前作レビュー
二ノ国 漆黒の魔導士 感想・レビュー byとも / マジックマスターのクオリティは高いが、それが生み出す弊害

主人公の少年オリバーと、「二ノ国」からやってきた妖精シズク、そして二ノ国で出会った仲間と共に、闇の魔導士ジャボーを倒そうと奮闘するファンタジーRPG。

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概要

 

 

ゲーム内容 ~各バージョンとの違い~

各バージョンとの違いを簡単に説明します。

 

DS『二ノ国 漆黒の魔導師』との違い

ストーリー自体はDS版と途中まで同じです。

DS版との違いは、まず、魔法使いの指南書「マジックマスター」が同梱しておらず、ゲーム内のメニューから閲覧データで見られるようになったということ。

また、新たなキャラクターやイマージェン等、様々な要素が追加・変更されています。

戦闘システムは大きく異なり、3D空間を動き回りながらコマンドを選択するバトルになりました。
3人の人間キャラがそれぞれ自分で戦うか、イマージェンを使役するかで戦うことになるため、人間キャラも大いに活躍します。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

『二ノ国 白き聖灰の女王』と『白き聖灰の女王 オールインワン・エディション』の違い

『二ノ国 白き聖灰の女王』と『白き聖灰の女王 オールインワン・エディション(以下、PS3版)』との違いは、イージーモードの実装、ダウンロードコンテンツの全解禁など新要素を追加し、価格が値下げされました。

なお『二ノ国 白き聖灰の女王』を持っている場合は、オンラインアップデートを行うことにより、オールインワン・エディション版と同じ仕様にすることが可能です。

 

 

良い点

壮大な世界と冒険

PS3版は、そのスペックを存分に使い、かなり美しいグラフィックとなりました。
スタジオジブリの絵の質感をそのままに立体化し、まさに「アニメの世界」を冒険しているかのよう
ワールドマップは広大です。

船を手に入れ海へ漕ぎ出し、本筋と関係ない島を見つけたりもできます。

中盤以降は竜の背に乗り大空へ。
まさに王道冒険ファンタジー。

久石譲氏の音楽が、世界をさらに壮大にしてくれています。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

戦闘システムの大幅な変更

今作の戦闘は、リアルタイムのセミオートアクション。

戦闘フィールドを動き回りながら、コマンド選択で戦い、人間キャラの代わりに、セットしたイマージェンを戦わせることができます。
HPやMPは共有ですが、使い続けると疲労が溜まるので、戦闘中は人間とイマージェンを切り替えながら戦います。

つまり、オリバー以外の人間キャラにも、存在意義が出てきた。ということ。

DS版で散々だったマルの「歌」の仕様や、ジャイロの「盗む」の成功率などがかなり改善されており、頼もしくもなりました。

作戦指示などの戦略的なコマンドもあり、戦闘自体スピーディーになり、とても楽しかったです。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

豊富なやり込み要素とダウンロードコンテンツ

イマージェンの育成は、DS版ほど苦ではなくなりました。
育てやすくなったし、レアなイマージェンもいて、集めがいが出てきました。

また、合成素材も集めやすくなりました。
これは「盗む」が実用的になった部分が大きくなったおかげ。

ダウンロードコンテンツも、様々な追加シナリオや、限定のイマージェン、ストーリーの一部を補完するものもあり、重要です。
『オールインワンエディション』はすべて付属しているので、とてもありがたいです。

 

一ノ国(ホットロイト)の簡略化

オリバーが暮らしていた元の世界、一ノ国。
ストーリーやサブクエストを進めるために頻繁に訪れることになりますが、そのためだけに戻ることが多いため、とても面倒。

にも関わらずDS版では、複数のエリアに分かれており、移動にも時間がかかりました。
PS3版では、ここも大きく変更され「ほぼ一枚のマップ」で済むようになり、助かりました。

 

 

不満点

相変わらず一部の声優がよろしくない

DS版より出番が増えてる人もいて、耳障り。
上手い人もたくさんいるだけに、残念です。

 

消えた町、現れた島

DS版にはあって、PS3版にはない町やダンジョンがあります。
中には「二ノ国」の世界設定にとって、重要そうな町も消えています。
「カジノ」があった町も消え、今作では、あるダンジョン内に「カジノ」が移動。

消えたものの代わりに現れたのは、とある島。
そこ自体はおもしろいし好きではあるのですが、「二ノ国」の世界設定やストーリー的に、必要だったかは疑問です。

 

マジックマスターが内蔵されたら

DS版で問題になった実物の本、マジックマスター。
本に書かれている「ルーン」を、DSのタッチ画面に入力すると魔法が使えるというもの。
他にも「二ノ国」を構成する要素が色々書かれていて、俺は好きなのですが・・・。

今作では、マジックマスターはメニュー画面から電子書籍のように閲覧することになりました。
もちろん、そこから参照して魔法を得る要素は健在なのですが、いつでも読めるわけではありません。
なので、俺はDS版のマジックマスターを片手にプレイしていました。

それに関連して、移動時に魔法を使う際、ルーンをいちいち描く必要なく、選択式になり便利に。
ただ、DS版の時のように「何度も描くルーンを体で覚えて、必要時に瞬時に描く」ということができなくなってしまいました。
「ハートピース」や「ハートキュア」など、頻繁に使う魔法は、むしろ使いづらくなった印象です。

ショートカットキーでもあればよかったかな。

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

 

通常版のパッケージが・・・

ダサい。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 120時間
所持しているサウンドトラック 二ノ国 漆黒の魔導士 オリジナルサウンドトラック
シリーズのプレイ状況(みなと
※記事作成時点
二ノ国 漆黒の魔導士(DS)
トロフィー 状況 100%
トロコン 難易度 やや難しい

 

 

総評

DS版に比べ、格段に遊びやすくなった今作。
それだけではなく、PS3のRPGとしても、王道ファンタジーとしても、十分評価できる作品です。

マジックマスターが実物ではなくなったことについては、少し寂しいですが商業的には大正解。
DS版の不評のせいで、PS3版に手をださなかった人もいると思いますが、もったいないです。

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

妻からもちょっと言わせてもらいます

二ノ国 白き聖灰の女王 オールインワン・エディション

PS3版にて、ドートン森のようせい漫才劇場に登場する「ニコニコプチプチ」の2人。
実はDS版の時に宣伝係としてWEB上のみ、登場していました。

それが今作では、ゲーム内でも登場します。
この「ニコニコプチプチ」ですが、芸人であるアメリカザリガニが声を担当・・・というより漫才してます。
かなりおもしろくて大好きです。

WEB上でも公開されていますので、ぜひ。
→ ドートン森ようせい漫才劇場

 

『二ノ国』関連記事はこちら

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