はじめに
発売日に購入して、開封レビューをしました、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。
その様子はこちら
→ Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) 17年3月3日 開封の儀
今回は、このNintendo Switchを使用してみて、わかったこと、感じたことを書いていきます。
全く新しいゲーム機で、今までにない機能を搭載したNintendo Switch。
「どんな感じ?」
「あの前情報は本当?」
など様々な疑問や、気になっている部分があると思います。
今回の記事で、少しでも参考になればうれしいです。
記事内の画像は全て、自分で撮影した写真と、本体のスクリーンショット機能で撮影したものです。

この記事は、みなとと

ともがお伝えします。
スポンサーリンク
目次
軽い 薄い 早い
まず触って驚いたのが、その軽さ。
開封レビューでも触れましたが、Joy-Conは片方約50グラム。
これは、かなり軽い。
第一印象では「小さすぎて操作しづらいのでは」と思ってました。
実際は、専用のストラップを付けることで少し大きくなり、LRボタンも押しやすくなります。
専用のストラップを付けた時の重さは約70グラム。
両手に片方ずつ持っても、気にならないくらい軽い。

本体上から 薄い!
本体にJoy-Conを挿した携帯モードの重さは、約400グラム。
WiiUゲームパッドより100グラム軽い。
携帯機としては重めですが、厚さは15mmで、凄く薄い。
新型のVITAと変わらない厚さで、画面はVITAより大きい。
WiiUゲームパッドは厚さ40mm。
Switchに慣れたら、きっとゲームパッドには戻れない・・・。
起動も早く、設定も早い。
本体画面は静電式のタッチパネルで、操作もしやすい。
そして、感動したのが「HD振動」。
本当に繊細で、リアルな表現ができているのです。
箱に入ったボールの感触、炭酸がフツフツと気泡を立てるソーダの感触など・・・これは実際に持たないと分からないと思いますが、かなり凄い。
設定画面や中身について
まず、起動してネット接続を設定(サクサク設定できた)したら早々、本体更新が来ました。
最新バージョン:2.0.0でした。
公式の詳細はこちら → https://www.nintendo.co.jp/support/switch/system_update/index.html
なので、更新後の所感について述べます。
公式の情報には載っていませんが、更新前に何か不具合があったとしても、わかりません。
なお、本体更新の時間は4分ほど。
うちはADSLの無線LANですが、それほど遅くありません。
電源やスリープモード
「スリープモード」が使えるようになりました。
「スリープモード」とは、ゲームの途中でも、電源を切らずにおいておける優れもの。
「セーブ地点まで、まだ遠い。けれど、もうやめなくちゃ。」という場面に使える。
DS系なら、パタンと閉じれば「スリープモード」になりましたが、Wii系ではなりませんでした。
スリープにするには
- 本体の電源ボタンを押す
- HOME画面下部、一番右のアイコンを押す
- HOMEボタン長押し→現れたメニューで選択する
なお、電源を切る方法は
- 本体の電源ボタンを長押し→現れたメニューで選択する
バッテリー残量(17年4月16日追記)
Nintendo Switch本体や、Joy-Conのバッテリー残量(充電量)の調べ方についてです。
Nintendo Switch本体のバッテリー残量は、右上のアイコンでわかります。
Joy-Conのバッテリー残量は、Nintendo Switch本体に付けた状態で、HOME画面の「コントローラー」を押すと、見ることができます。
HOME画面
物凄くシンプルです。
ブラウザもない、ミーバースもない。
ゲーム機としての必要最低限の物のみ備えた。って印象です。
任天堂がずっと推していたアバター「Mii」は、「設定(HOME画面下部の右から二つ目のアイコン)」→「Mii」から作成できます。(Miiのアバターについて詳しくは「Miiについて」を)
パーツが増えたかどうかはわかりませんが(おそらく変わっていない)、色は増えて、100色の中から選べるようになりました。
なお、100色が使えるのは、髪、まゆげ、目、口、ヒゲ、メガネです。
プロフィールアイコンにMiiを設定することもできます。
リストの中にある、任天堂のキャラクターをプロフィールアイコンに設定することもできます。
『マリオ』系、『ゼルダ』系、『どうぶつの森』系、『スプラトゥーン』系、ピクミン(赤・青・黄)、『スターフォックス』系、『メトロイド』系、計60種。
アイコンの背景色を変えることもできます。(72色)
ちなみに、「設定」→「テーマ」で、テーマの色を変更でき、うちは、「ベーシックブラック」に設定中。
初期では「ベーシックホワイト」。
今後、このテーマの色は増える可能性もある。
ゲームニュース
HOME画面下の一番左のアイコンは「ゲームニュース」。
初期状態では、最初に読むべき様々な設定についてのお知らせや、耳よりな情報、注意点などが書かれています。
1つ1つ、軽快な話し口で、砕けた感じで、読んでてとてもおもしろい。
その「ゲームニュース」に書かれていた情報です。
Switch本体をスタンドで立たせた「テーブルモード」。
この状態でSwitchドックに挿してしまうと、そのスタンドが外れてしまいます。
ですが、このスタンドは外れても大丈夫な設計でして、外れたスタンドをハメ直せば元通りになるそうです。
ただし、「何度もやると弱くなるので気を付けて」とのこと。
マイニンテンドーとの連動
「設定」→「ユーザー設定」もしくは、HOME画面左上の「マイページ」→「ユーザー設定」で、「ニンテンドーアカウント連携」が設定できます。
パソコン等で、あらかじめアカウントを作っておく必要がありますが、ここで連携が可能になります。
「マイニンテンドー」に登録している場合も、これで繋がります。
▼ポイントの受け取り方法
HOME画面で、購入したソフトのアイコンを選択し、-ボタンもしくは+ボタンを押すと、ソフトの「オプション」が開きます。
下の写真のように表示されますので、「マイニンテンドーポイントプログラム」を選択し、「ポイントを受け取る」を実行すれば、連動したアカウントにポイントが入ります。
ソフトをパッケージで購入した場合は、忘れずにやっておきましょう。
ニンテンドーeショップ
「ニンテンドーeショップ」も、かなりスッキリ・サクサク。
メインメニューに
- 検索
- NEW
- もうすぐ発売
- 番号の入力(ダウンロード番号またはプリペイド番号)
しかない。
体験版などのダウンロードも、各商品ページから(「ゲームニュース」からでも)。
情報の羅列は「ゲームニュース」に任せて、eショップはお店としての機能に特化した感じ。
非常に見やすくて良い。
キャプチャーボタンとアルバム
Joy-Con(L)。左側のJoy-Conにある四角いボタンが「キャプチャーボタン」。
押した瞬間のゲーム画面を、画像として保存できます。
保存した画像はHOME画面下部の左から3番目のアイコン「アルバム」で確認できます。
保存場所は本体になっていますが、本体にmicroSDカードを挿していると、そちらに保存するように指定できます。
設定変更は、「設定」→「データ管理」→「大切なデータの管理」→「画面写真の管理」→「保存先」。
今のところ「動画」を撮影する機能はありません。
今後のアップデートで対応予定だそうです。
撮影した画像は「アルバム」で個別に管理可能で、画像に文字を打ったり、SNSに投稿したりもできる。
パソコンに移したい場合は、microSDカードにコピーしましょう。
ちなみにmicroSDカードはスタンドを開けたところに、カチッと音がするまで挿し込みます。
なかなか認識されなく、変だなと思っていたら、ちゃんと挿さっていませんでした。
▼テキスト入力
キャプチャーボタンで撮影した画像に文字を入れることができます。
「アルバム」→文字を入れたい画像を選択→「Aボタン」→「テキスト入力」で、こんな画像が作れる。
文字サイズが変更でき、これは最小と最大の文字サイズ比較。
文字は100字まで打て、カラーは11色。
連続で、テキスト入力はできないので、一度確定して、画像を作り、再度テキスト入力する必要がある。
つまり上の画像のテキスト入力は3回したということ。
もちろん、漢字だって入力できるし、角度も変えられる。フォントは選べない。
Miiについて
WiiUやNew3DS(NFC リーダー/ライターがある3DS)との連動がされていません。
つまり、WiiUやNew3DSで作ったMiiがSwitchで使えない。
これは、アップデートでできるようになる気がします。
しかし、今現在で、WiiUやNew3DSからMiiを持ってくる方法は、コレ。amiibo!
amiiboのオーナーに登録してあるMiiをコピーすることができます。
■17年3月9日追記
なお、オーナーを変更しても、amiiboに入っている情報は消去されません。(任天堂へ確認済み)
情報を消去したい場合は、「amiibo設定」→「amiiboのゲームデータを消去する」または「amiiboを初期化する」を選択。
1・WiiUまたはNew3DSのamiiboのオーナー登録をする
WiiUの「本体設定」もしくはNew3DSの左上のメニューボタンをタッチ →
「amiibo設定」→「オーナーとニックネームを登録する(登録・変更する)」→登録するamiiboをタッチ→オーナーの「変更する」→登録するMiiをタッチ→「この内容を登録する」→登録するamiiboを再度タッチし続ける→登録が完了。
2・Nintendo SwitchでMiiをコピーする
「設定」→「Mii」→「Miiの作成・編集」→「あたらしく作る」→「amiiboからMiiをコピー」→右(R)のJoy-Conのスティック部分にさきほどのamiiboをタッチ
Joy-Conとのペアリング
発売前に「本体がスリープモードになった際、Joy-Conとのペアリングが切れる」という情報が流れた事がありました。
「ペアリングが切れたら、設定し直す必要がある」と。
私たちがプレイしている間、何度もスリープし、何度も再開しましたが、そのような事は起こりませんでした。
スリープから再開する際は、HOMEボタンか電源ボタンを押すことで再開します。
それから左右のJoy-Conそれぞれの、どれかボタンを押すことで、それぞれのJoy-Conが復帰します。
本体更新の際に直った話かもしれませんし、再現するには条件が必要かもしれませんので、完全にデマだとは申しませんが、心配なさっている方は、安心して良いですよ。
保護者による使用制限
スマホに「Nintendo みまもり Switch」のアプリをダウンロードすることによって、遊んだソフト・時間を確認したり、1日に遊ぶ時間を決めたりすることができます。
アプリは無料です。
公式サイトはこちら → https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/parentalcontrols/
本体設定や「Nintendo みまもり Switch」で、制限するソフトや画像写真のSNS投稿を制限できます。
ニンテンドーeショップでの購入を制限するにはニンテンドーアカウントの設定で制限できます。
ただし、それはスマホもしくはパソコンからおこないます。
マイニンテンドーのHPから、Miiアイコンをタッチ。
「マイニンテンドーの設定」→「お子様のアカウントを管理」→「子どもアカウントの作成」。
作成後、子どものアカウントを選択→「購入制限(ニンテンドーeショップ等の商品)」の「変更する」から「制限する」に変更。
周辺機器
販売している周辺機器について、特筆すべきことを書いておきます。
Joy-Con
まずJoy-ConはLとRのセットでも売られていますが、LもしくはRの単品でも売られています。
セットだと、カラーはネオンレッドとネオンブルーのセット、グレーのセットが選べますが、単品ではグレーのみ。
また、単品の方が割高です。
しかし、「モーションIRカメラ付きのRだけほしい」という声にも応えることができ、とてもいいと思います。
もちろん、セットでも単品でもストラップ付きです。
Joy-Conストラップ
Joy-Conストラップのみでも販売されています。
カラーはネオンレッド、ネオンブルー、グレーの3色。
本体を買った際に付属しているストラップや、Joy-Conのセットまたは単品のストラップのカラーはブラック。
そう、ブラックのストラップのみは売られていないのです。
つまり、完全に着せ替え要素として売られています。
なお、Joy-Conに対し逆さまにストラップを付けてしまった場合、スライドロックを解除し、強めにスライドすると外れます。
Joy-ConのZR・ZLボタン側の突起を下にスライドする要領です。
対処法は公式でも公開されてます。 → https://www.nintendo.co.jp/support/switch/controller/joycon/joyconstrap.html#upside-down
Joy-Con充電グリップ
本体に付属しているJoy-Conグリップとは違って、こちらは付属の充電ケーブルを使って、プレイ中でも、Joy-Conの充電ができるというもの。
つまり、バッテリー切れの心配がないという優れもの。
うちは購入していませんが、長時間プレイするようなRPGなどをプレイする際は必要かもしれません。
気になった点
ストラップが外しにくい
開封レビューでも挙げましたが、Joy-Conストラップの固さ。
Joy-Conに装着するときは、すんなりカチャっと良い感じに装着できます。
が、外すときは悪戦苦闘。
ちゃんとロックは外し、正しい外し方をしているはずなのですが、なかなか外れません。
子どもがストラップを外すのは、かなり難しいのでは。
『1-2-Switch』は、ゲームによってはストラップを外すべきものがあるので、頻繁に付けたり外したりをすることがあり得る。
誤脱防止にはなるでしょうが、ちと固すぎではないか。
ちなみに、Joy-Conを本体に挿したり、Joy-Conグリップに挿したりする場合は、すんなり行く。
外すときもすんなり。
こちらは、もう少し固くても良いくらい。
画面写真管理の利便性
microSDカードを利用しなければ、画面写真をパソコンに移動できない。
ブロガーにとって、これはけっこう不便。
VITAやNew3DSのように、無線で送信できるといいんですが・・・アップデートで対応して欲しいです。
インターネット環境必須
本体パッケージに、説明書は同梱されていません。
説明書の役割を持つ「サポートサイト」は、スマホやパソコンで、インターネットに接続して閲覧する必要があります。
「電子マニュアル」くらい、本体に内蔵させても良かったのでは・・・。
まとめ
こんなところですかね。
まだ購入したてですし、これから色々気付いた点が出るかもしれません。
第一印象としては、
シンプルで、スッキリ、スマート。
が、削ぎ落し過ぎか・・・これから随時機能は追加されるでしょう。
少なくとも『スプラトゥーン2』までには「ミーバース」ができるようになると思います。
「ゲーム機の機能は最低限で十分。ゲームができれば良い。」
「家でも出先でもプレイしたい。」
「みんなでワイワイ遊びたい」
「HD振動が気になる」
こんな人に、とくにオススメです。
うちとしても、上で挙げた「気になった点」以外は、満足しています。
HOME画面の効果音も、なかなか心地良いんですよ。
Joy-Conが誤作動を起こした時の対処法を公開しています。参考にしてください。
→ Joy-Con(ジョイコン)の誤作動や不具合を解消する方法