今、インディーゲームが熱い!
京都で開催され、年々盛り上がりが加速しているインディーゲームの祭典「BitSummit」。
Nintendo Switchで取り扱うインディーゲームを紹介する公式放送「Indie World」。
毎週のように登場する新作インディーゲーム情報に、目が離せません。
今回のコラムでは、インディーズが開発したゲーム(インディーゲーム)の魅力を語っていくと共に、オススメのインディーズゲームを紹介していきます。
インディーゲームのタイトルをクリックすることで、レビュー記事に飛べますので、活用してください。
画像は、各ゲームのスクリーンショット機能で撮影したものです。
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インディーゲームって?
インディーズって、どのようなイメージがありますか?
- 安っぽい?
- マイナー?
- 二流?
「インディーズ」は、大手からの資本に頼らずに、音楽やゲームなどを製作する企業や団体を指す言葉です。
和製英語です。
よく間違われますが、「アマチュア」とは意味が違います。
大手(任天堂やスクエニなど)ほど開発費を使えないことがほとんどですが、「だから完成度が低い」とは限らないのです。
『Fate』や『東方project』、『マインクラフト』も、インディーズ発祥です。
そう聞くと、決して馬鹿にできるものではないと、理解していただけるかと。
インディーゲームの魅力
独創的なアイディアを楽しめる
大手の資本を得られないインディーゲームは、逆に言うと「大手に縛られないゲームが作れる」ということ。
例えば任天堂の場合は、任天堂のイメージにそぐわないゲームを出すわけにはいかない。はずです。
あと「独創的すぎてユーザーに受け入れられるか未知数」というゲームも、大手が手を出しずらいところです。
セガとか・・・。
インディーズだと、そこが自由になります。
死神の代理となって、人々の魂を奪っていくパズルゲーム『Death Coming』。
操作できるのはエレベーターのみ。
効率よく操作して住民をゾンビから逃がす『ゾンビーズマンション』。
コミックのコマを動かして、スパイを逃がす『FRAMED』。
芸術性が高い作品が多い
「独創性」とも近い要素ですが、「多くのユーザーに受ける作品」ではなく、
- 一部の人に刺されば良い
- 開発者のこだわりを追求
そんな作品も、インディーゲームには多く見られます。
芸術性を追求する作品も多く、感性を刺激される作品や考察がはかどる作品にも出会えます。
抽象的なアートの世界を旅する『バウンド:王国の欠片』。
モーションは、プロコンテンポラリーダンサーの動きをキャプチャーしている。
絵を並べ替えたり重ねたりして攻略していくパズル『GOROGOA(ゴロゴア)』。
丁寧に描かれた絵画のようなグラフィックが印象的。
時を進めたり戻したりして攻略するパズルアドベンチャー『The Gardens Between』。
言葉はなく、2人の思い出を想像して浸りながらプレイするのがオススメ。
低価格でも長時間遊べる
インディーゲームは、あまり高額にならないものがほとんどです。
しかし、「安い=プレイ時間が短くてすぐ終わる」とは限りません。
2~3時間でクリアできる作品もありますが、40~50時間ガッツリ遊べる作品も多いのです。
費用と時間を考えると、とってもリーズナブル。
高品質なグラフィックの高難度 メトロイドヴァニア『ホロウナイト(HollowKnight)』。
通常クリアまで30時間超えで、さらに追加シナリオや別エンディング、やりこみ要素も備える超ボリューム。
メトロイドヴァニア と、死んだらランダムダンジョン攻略し直しの「ローグライク」が融合した『Dead Cells(デッドセル)』。
ハマると時間を忘れてプレイしてしまう中毒性が高い作品。
アップデートで大幅に要素が追加されていくのも魅力。
同じ色のマスをまとめていって、街を大きくするパズルゲーム『スバラシティ』。
500円で買えて、時間が溶けるようになくなるドハマりゲームです。
多くの人に愛される作品も
独創性や芸術性もさることながら、多くの人に影響を与え、愛される作品も、インディーゲームには存在します。
もしかしたら、あなたの価値観や人生観を変えるかもしれません。
愛らしいキャラクター、考えさせられるストーリー、驚きの展開。
全てが魅力的で、世界中で愛される名作『UNDERTALE(アンダーテール)』。
開発をほぼ1人でおこなったという点もスゴイ。
『ロックマン』ライクのゲームシステムに、魅力的なキャラクターで人気の『魔神少女』シリーズ。
ダンジョンRPGやリズムゲームも出ていて、その世界観を堪能できる。
ファンの熱意がとても高いシリーズ。
まとめ
いかがでしたか?
今回取り上げた作品以外にも、魅力的なゲームは数多く出ていますし、オススメしたい作品もまだまだあります。
もちろん、大手のゲームも素晴らしい作品ばかりですが、インディーズだからと言って劣っているわけではないことは、理解していただけたと思います。
昔は2Dアクションやノベルゲームが多かったインディーゲームですが、最近は非常にバリエーション豊かで、
- 3Dアクション
- オープンワールド
- VR対応
などの作品も登場しています。
海外のインディーズ作品も、FlyhighWorksやPLAYISM等が積極的にローカライズ(日本語化)してくれていますので、海外作品に触れる機会もグッと増えました。
インディーゲームは全体的に安価でセールにもなりやすく、「つまみ食い」みたいな感覚で始められるのも、魅力の1つ。
何気なく始めた作品が、もしかしたら一生忘れられない体験になるかもしれませんよ。
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