Switch『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』は、19年4月18日の無料アップデートで「ステージ作り」の機能を追加しました。
自由度が高く、投稿も可能なエディット機能です。
今回は、この「ステージ作り」を細かく解説します。

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目次
「ステージ作り」基本情報
- 「メインメニュー」→「いろんなあそび」→「ステージ作り」で始められます
- ステージ作りのメニューで「-ボタン」を押すと、タッチ操作のきき手を変更できます
- 作ったステージは対戦に使用できます
- 作ったステージを投稿することもできます
- 「メインメニュー」→「オンライン」→「みんなの投稿」で世界中から投稿されたステージ保存したり試したりできます
初期設定
「ステージ作り」のメニューで「つくる」を選択すると、新しくステージを作成できます。
まずは新ステージの初期設定をしましょう。
ますは「広さ」「壁紙」「音楽」を設定します。
「広さ」と「壁紙」は後で変更できないので、良く考えて決めましょう。
広さは「せまい」「ふつう」「ひろい」の3パターン。
壁紙は↑の12種類です。
音楽は、獲得済みの曲から自由に設定できます。
音楽のみ、ステージ完成の時に変更することができます。
ステージの作り方
ここから、ステージ作りの本番です。
携帯モードでのタッチ操作がオススメです。
もし「スマホ用のタッチペン(静電式タッチペン)」をお持ちなら、なおオススメ。
「3DS用のタッチペン(感圧式タッチペン)」は使用できないので、ご注意を。
基本操作・画面の見方
十字ボタン↓ / ↑ | カメラのひき / より |
十字ボタン← | 元にもどす |
十字ボタン→ | やりなおす |
Bボタン | エディットをやめる |
Xボタン | パレット等の表示を消す |
Yボタン | べんり機能表示のON/OFF |
スティック | カメラの移動 |
ZLボタン・ZRボタン(押しっぱなし) | 上から見る (斜め上からの視点になり、レイヤー確認に使える) |
-ボタン | グリッド線(方眼紙のような線)の表示 / 非表示 |
+ボタン | ステージを保存する |
① どうぐパネル
地形やギミックを配置するメインのツールになります。
② 元にもどす / やりなおす
「元にもどす」は、1つ前に戻します。
「やりなおす」は、「元にもどす」で戻した状態をキャンセルします。
③ ステージ容量
ステージ作成に地形やギミックを多数設置すると、このゲージが満ちていきます。
中央付近の線を超えると8人対戦ができなくなり、4人対戦用のステージになります。
ゲージがMAXになると、それ以上設置できなくなります。
④ べんり機能
「レイヤーパネル」とグリッド線を表示しています。
「Yボタン」で表示のON / OFFを切り替えられます。
⑤ ヘルプ
パネルの機能を確認できます。
素材
地面やブロックなどを描く際の「素材」を選択できます。
くさ | つち | すな | 木材 | 鉄 |
大理石 | ゴム | デニム | カーペット | 和紙 |
毛糸 | スポンジ | はねゴム | 氷 | 溶岩 |
以上の15種類です。
色を変更する機能はないので、色をこだわりたい場合は素材を変えましょう。
ただし、素材により触れたときに細かな違いがあるようです(摩擦率など)。
大きく違うのは「氷」と「溶岩」で、「氷」なら滑り、「溶岩」なら炎上します。
描く
線を描いて地形を作りましょう。
描いた線を囲うと、立体的な地面ができあがります。
線を囲わないと、すりぬける足場が作れます。
「描く」のアイコンを2回タッチするとサブメニューが開きます。
- フリーハンド
- まる
- しかく
の3種類の描き方が選べます。
描く時に「Rボタン」か「Lボタン」を押しながら描くと、直線・正円・正方形になります。
「素材チェンジ」を選択すると、タッチした地形の素材を変更できます。
消す
消しゴムのアイコンをタッチすると、「消す」モード。
タッチした地形やギミックを削除できます。
ドラッグ操作で囲むと、まとめて消すこともできます。
アイコンを長押しすると、全削除ができます。
編集
選択した地形やギミックを編集できます。
地形の場合は「大きさ」「角度」「地形が落ちる(復活あり / なし)」「ガケつかまり」の設定変更ができます。
ギア
地形にギアを設置し、回転する地形にできます。
ギアを置いたポイントが、回転の軸になります。
- 回る方向
- 回る範囲
- 回るスピード
- なめらか回転
の設定が可能です。
レール
地形を線にそって動かすことができます。
線を囲わない場合は始点から終点までを運行。
線を囲んだ場合は、グルグル周ります。
- スピード
- 動きはじめの位置
- なめらか移動
- 地形かたむけ
- ぶつかったら戻る
- はじっこで戻る
- レールの表示
を設定できます。
レールを描く際は、地形を描く際と同様に「フリーハンド」「まる」「しかく」で描き方を変えられます。
「Lボタン」か「Rボタン」を押しながら描けば、直線・正円・正方形を描くこともできます。
スイッチ
「ギア」や「レール」を設定している地形に「スイッチ」をつけると、その地形の動きをON / OFFできるようになります。
バトル開始時点では「OFF」の状態。
スイッチを攻撃することで「ON」になり、地形が動き出します。
ギミック
地形とは別に、8種類のギミックが用意されています。
▼大砲
入ったファイターを、勢いよく飛ばします。
大砲の方向を編集することができます。
▼スプリング
乗ったファイターを上方向に跳ねさせます。
ジャンプボタンを押したまま乗ると、大きく跳ねます。
サイズや角度等、編集はできません。
▼ワープゾーン
2つの「ワープゾーン」の位置を調整します。
ワープゾーンに触れると、もう片方のワープゾーンへ瞬間移動します。
連続使用はできず、一定時間ワープゾーンが閉じます。
▼バンパー
触れるとはねかえされる「バンパー」を設置します。
回転させることはできますが、特に効果に違いはないです。
▼はしご
上り下りできる「はしご」を設置できます。
はしごは縦方向の移動にのみ使えて、長さを変えることができます。
▼起爆ブロック
攻撃すると爆発するブロックです。
「ふっかつ」や「ガケつかまり」の設定ができます。
▼誘爆ブロック
「起爆ブロック」の爆風が当たると爆発するブロックです。
爆弾系のワザや、爆弾アイテムの爆風が当たっても、爆発しません。
「ふっかつ」や「ガケつかまり」の設定ができます。
▼風エリア
長方形の「風エリア」を設置できます。
- 大きさ
- スピード(風の強さ)
- 風向き(角度)
を設定できます。
風向きを逆方向にしたい場合は、「風向き」を180に設定しましょう。
再生
地形やギミックの動きを確認できます。
ためす
実際にファイターをステージ上で動かすことができます。
上に立つのに十分な地形がないと、ためすことができません。
べんり機能
「Yボタン」で便利機能を表示できます。
主に「レイヤーパネル」と「グリッド線」に関する機能です。
グリッド線は、↑のような方眼紙状の線のことです。
便利機能を表示しなくても、「-ボタン」でON / OFFできます。
▼レイヤーパネル
ファイターのシルエットが描かれているアイコンが、基本のレイヤー。
バトルはこのレイヤーでおこなわれます。
その奥、さらにその奥のレイヤーに図形を描くことができます。
基本のレイヤーの手前にも描けるので、合計4レイヤーを使えます。
↑の画像の場合、ミナトモと描いているレイヤーが「基本のレイヤー」。
手前と奥に、別の地形を描いています。
↑の画像の場合、「基本のレイヤー」の手前の地形にレールを設置しています。
こうすることで、手前の地形が上下に移動するようになります。
「レイヤーカラー」をONにすると、各レイヤーを色分け表示します。
作成中のわかりやすさのための機能で、バトルには反映されません。
各レイヤーの右のチェックボックスをON / OFFすると、レイヤーの表示 / 非表示を切り替えられます。
ステージの完成
「+ボタン」でステージの保存ができます。
名前と音楽を設定して、保存しましょう。
保存したステージは「大乱闘」で使用できます。
ステージの投稿
ステージ作りのメニューで、作成したステージにカーソルを合わせ「Xボタン」でサブメニューが出ます。
そこから「投稿する」を選んで投稿できます。
改めてステージ名を設定したあと確認画面が出ますので、OKなら「投稿する」を選びましょう。
おわりに
以上で「ステージ作り」に関する解説を終わります。
かなり作成の自由度が高く、すでにオンラインではアイディアに富んだステージが多数投稿されています。
作る自信がなくても、投稿されたステージを遊ぶのもおもしろいですよ。
作成に関しても、この記事が少しでも役に立てば幸いです。
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