評価:4
今日のレビューは、『ソウルハッカーズ2』です。
遅ればせながらエンディングに到達しましたので、感想・レビューいってみます。
主な良かった点
- キャラクターのやり取りが良い
- サバトの爽快感
- 悪魔探索
主な不満点
- ダンジョン攻略がつまらない
- 悪魔の個性が薄い
- バトルの緊張感が足りない
それでは詳しく書いていきます。
プレイしたのはPS5版です。
ネタバレはありません。
ちなみに22年11月上旬にパッチが配信されますが、パッチ適用前のレビューとなります。
スポンサーリンク
目次
概要
画像は全てクリックすると拡大します。
ゲーム内容
これまでのシリーズとの同じ点・違う点
今作の主なゲーム内容は「これまでのシリーズとの同じ点・違う点」として、こちらの記事でまとめています。
-
『ソウルハッカーズ2』の『メガテン』や『ペルソナ』と同じ点、違う点【週刊アトラス】
アトラス最新作『ソウルハッカーズ2』をプレイしわかった、従来作品との関連と違いを紹介します。どこが似てて、どこが新しいのか、購入の参考にしてください。
各DLC紹介
各ダウンロードコンテンツに関しては、こちらで簡単に紹介しています。
-
『ソウルハッカーズ2』DLC紹介【週刊アトラス】
発売迫る『ソウルハッカーズ2』。発売と同時に配信されるダウンロードコンテンツを、ひとこと添えながら紹介します。購入の参考にしてください。
限定版・25thアニバーサリーエディション
「限定版・25thアニバーサリーエディション」の開封記事も公開しています。
-
限定版・25thアニバーサリーエディション 開封紹介【ソウルハッカーズ2】
『ソウルハッカーズ2』の初回限定版「25thアニバーサリーエディション」を購入。開封紹介します。また楽曲一覧も!
良い点
キャラクターのやり取りが良い
主人公のリンゴは「人工知能が肉体を持った」といった感じの存在で、人間社会の初心者。
それに対して仲間はみんな自立した大人たちで、それぞれ立場も違い、信念もあります。
「デビルサマナーの世界」や、人間が抱える業・社会の難しさといったものを仲間たちが語り、それを純粋なリンゴならではの返しをする。
といった会話がみられ、そのやり取りがおもしろかったです。
拠点であるセーフハウスでは、仲間と一緒に食事をすることもでき、料理によってさまざまなコメントを返してくれます。
それぞれのキャラクターの個性も強く、どの会話もおもしろかったです。
オートにもできます。
サバトの爽快感
今作の新要素・サバト。
敵の弱点属性で攻撃し、悪魔をスタックしてターン最後に総攻撃!
スタックを貯めれば貯めるほど、大ダメージ!
これがかなり気持ちよく、楽しい要素でした。
仲間の能力や仲魔のスキルなどでスタック数を増やすことも可能で、ゲーム後半だと大所帯のサバトも実現できました。
圧巻!
悪魔探索
ダンジョン内では、仲魔が探索に出かけ、何か見つけた場所でリンゴを待っています。
話しかけるとアイテムや回復、交渉できる悪魔との仲介など、いろいろなサポートをしてくれます。
こうやって悪魔が見つけてくれている方が説得力がありますし、悪魔召喚士らしい要素で気に入っています。
探索中は何度でも再探索に行ってくれるのもうれしいところ。
悪魔の口調やダンジョンによっても会話が変化するのもおもしろいところです。
その他の良い点
- 楽曲がカッコイイ
- 魔晶が便利
- 悪魔合体が多機能
- COMP改造が楽しい
不満点
ダンジョン攻略がつまらない
ダンジョンは全体的に広めで、攻略が楽しいギミックがあるわけではなく、地図もみづらい。
リンゴの足も遅いですし、正直あまり楽しいものではありませんでした。
探索中は眠気との戦いでした。
「ソウル・マトリクス」の攻略は本編攻略にはそれほど重要じゃありませんが、仲間の成長には不可欠。
ちなみに「一定時間移動速度」が上がるスキルはあります。
悪魔の個性が薄い
今作では悪魔会話が廃止され、戦闘でもサバトでしか出てこない仲魔の悪魔。
サバトの追加攻撃ではそれぞれのモーションが用意されてはいますが、それでも悪魔たちの個性は薄くなってしまった印象です。
例えば「連れ歩ける悪魔」がいたりすると、もう少し違ったかな?
仲魔の固有スキルが極端に少ないのも不満点です。
固有スキルを持っているのは、ほとんどがDLC悪魔なのも印象が悪いです。
バトルの緊張感が足りない
弱点属性でスタックしサバトができるのは、リンゴ特有の戦法。
そのため、敵は使ってきません。
弱点攻撃で攻撃されても、ただダメージが大きいだけでダウンもしません。
反射や吸収があっても、ターン交代しません。
なので、これまでの作品よりも「弱点」「クリティカル」「反射」などの脅威度が低いです。
かといってバトル自体が簡単すぎるわけではありませんが、比較的緊張感が足りない感じがします。
ってなります。
敵側が弱点を突いてきた時や反射してきた時のデメリットも、何かあるとバトルの緊張感が増したと思います。
その他の不満点
- フランマの声は「少年」ではなく「少年の演技ができる声優」がすべきだと思った
- シナリオ自体は意外性もあり好きだが、こじんまりしすぎな印象
DLCについて
追加シナリオ「Lost Numbers」は、今作の世界設定を深堀りするうえでも良い内容でした。
追加悪魔も1体いますし(高難度ですが)、内容も充実していて買う価値ありです。
ですが、「最初から中に入れられなかったの?」という印象はあります。
他のDLCも含めて、別売するには価格が高すぎると思いました。
そもそも本体価格がかなり高いですし、DLC悪魔には固有スキルがあったり優遇されています。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版(限定版・25thアニバーサリーエディション) |
プレイ時間 | 約50時間 |
購入した追加コンテンツ |
|
購入した関連本 | ソウルハッカーズ2 ザ・コンプリートガイド |
所持しているサウンドトラック | ソウルハッカーズ 25thアニバーサリーミュージックアルバム(限定版特典) |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
デビルサマナー ソウルハッカーズ(PS) デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団(PS2) デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王(PS2) デビルサマナー ソウルハッカーズ(3DS) |
トロフィー 状況(記事作成時現在) | 68% |
トロコン 難易度 | 難しくはないが、時間がかかる |
『ソウルハッカーズ2』の総合評価・レビュー
『ソウルハッカーズ』の名を冠してはいますが、続編ではなく「共通する要素を持った別作品」という認識の方が良いです。
なので、前作を未プレイでもまったく問題ありません。
その他の過去作とのつながりもありませんし、バトルシステム的には『ペルソナ』系列に近いものがあります。
『メガテン』や『デビルサマナー』の方向性を求めて買うと、印象の違いに困惑するかもしれません。
キャラのモーションも良いですし、バトルも見応えがあります。
スキルを吟味するのも、合体で悩むのも楽しいです。
ダンジョン探索は確かに苦痛でしたが、それもパッチが配信されればある程度改善されると思います。
値崩れしている今こそ購入し、パッチが適用され次第始めてみてはいかがでしょうか?
(攻略本も一緒に買うとイイよ・・・。)
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |