『龍が如く』シリーズの最新作、PS4『龍が如く6 命の詩。』
今回はその体験版、『龍が如く6 命の詩。 お試し版』をプレイしてみた。
世間はFF15で盛り上がっているが、うちは『龍が如く』。
ホストよりヤクザだ!!
「お試し版」と言うが、そのデータ量は36.3GB。
多分本編まるまる入ってるんじゃないかな?
で、進行にロックをかけている、と。
PS4をお持ちの方はご自分で触ってみるのが一番だとは思うが、なかなかの重さ。
容量が厳しい方や、「気になるけどPS4持ってないし」という方にとって、この記事が参考になると良いな。
この体験版は、本編へのデータ引き継ぎが可能で、プロローグと1章冒頭がプレイ可能。
セーブができて、限られたエリア内であれば自由に行動・攻略ができる。
体験版内には、前作『龍が如く5 夢、叶えし者』の最後のシーンも含まれているため、未プレイの方は注意。
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目次
概要
製品版発売日 | 16年12月8日 |
体験版配信日 | 16年11月29日(PSストア) |
発売元 | セガゲームス |
開発元 | セガゲームス第一CS研究開発部(龍が如くスタジオ) |
ハード | プレイステーション4 |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
CERO | D(17才以上対象) |
公式サイト | 龍が如く6 命の詩。 |
画像の出典 | 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの |
体験版のボリューム | 序盤まるごとなので大ボリューム |
体験版でプレイできる回数 | 無制限 |
感想とゲーム内容
体験版の流れ
『龍が如く』シリーズを全作プレイしているわけではないので、何が新要素なのか正確にはわからない。
とにかく体験版の流れをまとめて、注目点を挙げていこう。
体験版を開始すると、スタート画面でめっちゃ怖い顔で、こちらをにらんでいる方がいます。
この方が、主人公・桐生一馬氏。元極道。
スタートメニューには「過去の龍が如くのあらすじ」があるので、過去作を忘れた方や、未プレイだけど最新作をやりたいって方は、読んどいた方が良い。
スタートメニューの一番下には「2P対戦ミニゲーム」がある。
これは本編内に収録されている『ぷよぷよ』と、『バーチャファイター 5 Final Showdown』の2人対戦ができる項目。
プレイにはコントローラが2つ必要らしいが、今体験版ではプレイ不可。
今作はオートセーブで、自動的にセーブデータが上書きされる仕様。
これは・・・今までセーブ&ロードでカジノとかやってたのが、通用しなくなったのか。
プロローグは、素敵なスナックから。
笠原清美役、女優の真木よう子さん。
すごい。そっくりだ・・・!
好きな女優さんなのだが、声はちょっとぎこちないな。
いきなり喧嘩腰のチンピラに絡まれる。
南雲剛役は、お笑い芸人の宮迫博之さん。
ハマりすぎ。
ここで舞台が広島だということがわかる。
なぜ広島に来たのか。は、公式サイトを見ればわかるが、体験版では特に触れられていない。
表へ出てチュートリアル戦闘開始。
新要素「アルティメットヒートモード」を発動。
桐生さんの力がブーストされる。
戦闘終了後、赤ん坊をあやす桐生さん。
赤ん坊のモデリングはあまり良くない。
この後、前作『龍が如く5夢、叶えし者』の最後のシーンが入る。
で、そこからそのまま続く形で、その後の話が語られる。
イベントシーンを見たくない場合は、OPTIONSボタンでスキップしてしまおう。
桐生さんの夢の中で、主要キャラのおさらい。
上の画像は、今シリーズのメインキャラ・澤村遥。
桐生さんにとっては娘同然の、超重要なキャラクター。
ここを過ぎると、とても長いイベントシーンに入る。
重要な点としては、
- 前作のけじめとして、桐生さんが刑務所に入る
- 3年後、出所する
- 遥が行方不明
簡単に言うとこんなところか。
桐生さんと遥が協力して運営していた、沖縄の児童養護施設・あさがお。
あさがおで少し行動と会話をしたら、神室町へ。
神室町では、町行くチンピラに絡まれ戦闘することも。
戦闘の開始終了もスムーズで、逃げることも可能。
敵も落ちてる物を使ったり、よりリアリティのある戦闘が楽しめそうだ。
ちなみに、前方奥に見える「赤い丸の吹き出し」が出ている人物が、敵。
左下のミニマップでは、「赤い矢印」(マップ左)で表示されている。
彼らに見つかると、追いかけられ、ある程度接近すると戦闘開始。
ある程度聞き込みをしたら「亜細亜街」が目的地になるが、体験版では入れないのでストーリーはここで停止。
が、いくつかのプレイスポットとサブイベントを体験することは可能。
と・・・その前に今作のメニュー画面について触れておこう。
スマホメニュー
こちらが、今作のメニュー画面。
ついに桐生さんもスマホ持ちに。機種はエクスぺリア。
所持金や経験値、胃袋ゲージが一目でわかる。
経験値は、起こした行動や達成した項目によって、5種類用意されている。
なお、このスマホメニューの操作音やメール着信音は、PS4のコントローラーのスピーカーから発する。
うるさいな。と感じたなら、ゲーム設定→オーディオ設定→コントローラー出力、で設定できる。
メールを確認。
今回もちょいちょいメールが来るようだ。
スタンプで返信し、それに対してコメントが来る場合もある。
写真撮影も可能。
なかなか本格的な機能。
操作説明を確認。
十字キーで、メールやカメラを一発で起動できるのはうれしい。
パッド押しこみでマップが表示されるので、活用しよう。
今回の神室町は・・・
「亜細亜街」には行けないが、その他の場所ならかなり歩き回れるので、散策してみた。

自販機。1つ1つ正規の商品だなぁ

街頭ビジョン

タクシーで行える「ファストトラベル」は、目的地が増えている

いただきます

高いところから飛び降りることもできる

金庫。今回「コインロッカー」は無くて、この金庫が点在しているようだ
などなど、撮りつくせないくらい様々な要素が詰まっている。
次に、今体験版でプレイ可能なプレイスポットやイベントを軽く紹介しよう。
パッド押しこみで地図を表示し、コントローラのアイコンが表示されている場所が、プレイスポットだ。
バッティングセンター
とりあえず初級コースで10球やってみたがホームランは1回だけ。
『ペルソナ5』のサードアイが欲しいぜ。
カラオケ
お一人様で入りました。
完全にジョイサウンド。
選べる項目は画面左上の5つだけだが、雰囲気ある。
内容は、わかりやすいリズムゲーム
自分で歌う曲と、合いの手を入れる曲がある。
一人で合いの手入れる様子は、なかなか悲しいものが・・・。
曲が終了したら、採点。
2曲プレイしたらフロントから「お時間です」の電話が。
500円で延長可能。
麻雀
卓を囲んでいる人に話しかけて開始。
1回25000円必要。
勝てばかなり稼げるが、オートセーブなのでハラハラする。
お金に余裕が出てから挑戦すべきかも。
「リーチ」「ロン」「ツモ」の際、気合の入ったデモを確認。
結果にコミットする
タクシーで「七福通り西」に移動して周辺を歩いていると、イベントが開始した。
興味本意でライザップに顔を出す桐生さん。
暑苦しいトレーナーからカウンセリングを受け、入会するかどうか決める。
流れとしては、
▼トレーニングメニューを2種類こなす(全6種類用意されていて、その中から2種類を自分で選ぶ)
これは簡単なミニゲームになっている
▼トレーナーから摂るべき食事のヒントを貰う
▼ライザップから出て、ヒントに即した食事を撮る&摂る
トレーニング後最初に摂った食事が重要。
途中で戦闘やイベントが挟まっても問題ない。
▼トレーナーからメールが来るので、再びライザップへ行き、結果を聞く
これを「1セット」とし、全「12セット」をこなす。
ただし、「セット間は時間を置いて」と言われたので、おそらくストーリー進行で、イベントを進めることができそうだ。

これが・・・

こうなる。ほぼ、カッコいいポーズとってるだけじゃん!
ライブチャット
痴話喧嘩をしている二人を見かける桐生さん。
男は最近「ライブチャット」にハマっているそうだ。
半ば強引にオススメされた「ライブチャット」を触ってみる。
写真は撮ってないが、桐生さんのタイピングは両手人差し指で。
上手く女の子の気分を乗せると、大胆な姿を見せてくれるらしい。
なにやら「ライブチャット」の魅力におののく桐生さん。
が、肝心のチャット画面は見られず。
本格的なプレイは製品版で。ということ。
探索の余地はまだある
ライブチャットの他にも、ダーツやゲーセン、キャバクラなどのプレイスポットを確認したが、今体験版ではプレイ不可であった。
道中、別のサブイベントにも遭遇したが、解決には至っていない。
今シリーズは、章をまたいで攻略するサブイベントが多いため、体験版ではクリアできないものかも。
それでも神室町の多くの場所に訪れられるし、ご飯も食べらるし、拾得物を集めたりもできる。
体験版とは言え、まだまだ探索できることはありそう。
本編へデータ引き継ぎが可能であるし、発売日までに隅々まで探索するってのも、おもしろいかもしれない。
得た経験値は、能力強化に使用できる。
基礎能力の強化は可能だが、体験版では「スキルの習得」は不可。
引き継ぎ後は可能だろうから、経験値の使い方はよく考えておこう。
気になった点
製品版では解決されるかもしれないので「不満点」とまでは言えないが、ちょっと気になった点。
事の発端
今回の騒動は、桐生さんと遥の決意から始まっている部分はある。
良く言えば「静かな決意と覚悟」だが、悪く言えば「身内に相談せずに決めた、勝手な判断」だ。
この部分、本編で納得のいく結末を迎えてほしいものだ。
落ちているアイテムのわかりづらさ
グラフィックは精細になり、丁寧に描写されるようになった。
しかし、その影響なのか、落ちているアイテムが光る”チカチカ”がわかりづらくなった。
「金庫のカギ」などを、この”チカチカ”を頼りに集めなければならないのなら、とても難しそうだ。
アイテム探索に役立つ能力でも身につけるのなら良いのだが・・・。
まとめ
PS4専用ゲームとなり、これまでのシリーズからまさに「正当進化」したと感じた。
移動や戦闘も、シームレスでスピーディー。
ロードの長さも、一部を除き、気にならない。
街や海の空気感、人物の動き・表情・肌の質感、看板や街頭ビジョンなど、気合の入った作り込み。
積極的なタイアップや、豪華なキャストなど気になる要素は盛りだくさん。
この「お試し版」だけでも相当遊べるので、PS4をお持ちの方はとりあえず落としてみては?
ただし、ネタバレと容量にはご注意を。(36.3GB)