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ゲームレビュー 解説・操作方法・攻略

Bloodborne The Old Hunters Edition(ブラッドボーン) 感想・レビュー・解説 byみなと

2018年5月20日

Bloodborne® The Old Hunters Edition

フロムソフトウェア×SCEジャパンスタジオのタッグで贈る、高難度アクションRPG『Bloodborne(ブラッドボーン)』。
それに有料 DLC である「The Old Hunters」を同梱した完全版、『Bloodborne The Old Hunters Edition』をレビューします。

うちが購入したのは、CDや序盤ガイドブックが付属した初回限定版です。

 

厳密には『デモンズソウル』や『ダークソウル』などの「ソウルシリーズ」とは別作品ですが、共通するシステムがいくつもあります。
この記事では、その「ソウルシリーズ」との違いもまとめておきます。
初回限定版に同梱されている内容についても、触れておきますね。

記事内ではネタバレなしです。
コメント欄はネタバレ可としますので、未プレイの方はご注意を。

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概要

 

 

ゲーム内容

ソウルシリーズとの、主な共通点

Bloodborne® The Old Hunters Edition

  • 自由なキャラメイク
  • 高精細なグラフィック
  • 敵の攻撃力が高く、気を抜くと簡単に負ける、高難度
  • ステージの隅々に隠されたアイテム、探索要素
  • 敵を倒して得られる経験値は、拠点で使用してレベルアップや買い物に使う
  • 死亡した際、所持している経験値は全て失い、死なずに同じ場所へ行けば回収可能
  • 特定の敵以外は、拠点に戻ると復活する
  • ネットワークを介した協力・侵入プレイ・メッセージ
  • 全てを語らない、含みを持たせたシナリオ・テキスト

 

ソウルシリーズとの、主な違い

▼ダークファンタジーではない

Bloodborne® The Old Hunters Edition

今作の舞台は、獣の病(狂犬病ではございません)が、はびこる古都「ヤーナム」。

中世ヨーロッパ風のファンタジー世界ではなく、もう少し近代のゴシック調の世界です。
ドラゴンは登場しませんが、得体の知れない怪物は数多く登場します。

ホラー要素も強いです。

主人公は「獣狩りを担う狩人」となり、この街や周辺で起こっている異変に対峙することになります。

 

▼「ソウル」ではなく「血の意志」

「ソウルシリーズ」での経験値、兼お金は「ソウル」。
『ブラッドボーン』では、「血の意志」です。

まぁ、ほぼ同じ用途の物ですが、一点違いがあります。

「血の意志」は、死亡した場所に遺されますが、付近の敵が回収してしまう場合があります。
その場合は、その敵(目が光っている)を倒すことで、「血の意志」を回収できます。
ボスが「血の意志」を回収してしまうことはありません。

 

▼戦闘

「敵の攻撃を防御で耐えて、反撃」という戦法も有効な手段だった「ソウルシリーズ」とは違い、『ブラッドボーン』では「回避主体」になります。
一応、盾を装備することはできますが、「ソウルシリーズ」ほど頑丈ではありません。

その代わり、回避性能は非常に高く、スタミナもあまり消費しないので「俊敏に敵を翻弄して攻撃する」という戦法が活きます。

また、敵の攻撃を受けた直後は、敵を攻撃することで失ったHPを回復することができます。
これは「リゲイン」といい、場合によっては直前に受けた攻撃を帳消しにできるほど回復することもあります。

 

▼仕掛け武器と銃

狩人の武器は、変形ギミックを備えた「仕掛け武器」。
「ソウルシリーズ」ほど種類は多くありませんが、ワンボタンで形態を変化させ、異なる状況に対処できるようになります。

飛び道具として「銃」も装備できます。
こちらは獣狩りに特化した「水銀弾」を消費して発砲します。
遠距離の敵を攻撃するよりも、近距離戦のとき敵の攻撃に合わせて発砲し、敵を怯ませる効果を狙う場合が多いです。

 

▼啓蒙

Bloodborne® The Old Hunters Edition

少し特殊な用途に使うステータスとして「啓蒙(けいもう)」という物があります。

『ダークソウル』の「人間性」に近いものです。
「啓蒙」を消費することで、ネットワークを介して協力者を呼んだり、特別な買い物をすることもできます。

「啓蒙」自体は、「ものを知らない人物に教える」的な意味がありますが、これが数値として記される意図は・・・?
そんな考察をしてもおもしろいかもしれません。

「啓蒙」は、ボスと出会ったり倒したりした時や、とあるイベントやエリアに到達した時や、アイテムなどで増えます。
「啓蒙」がある程度高くないと見えないものもあります。
真実を見通す力」と解釈しても良いかもしれませんね。

 

▼血晶石・カレル文字

「ソウルシリーズ」では、鍛冶によって武器に属性や効果などを入れていましたが、『ブラッドボーン』では「血晶石」を使います。
拠点「狩人の夢」内の作業場で、武器に血晶石をはめ込むことで効果が得られます。
付け換え可能です。

血晶石は道中でも手に入りますが、敵を倒すことでも手に入ることがあります。
その場合、血晶石の効果はランダム要素が強く、より効果が高い血晶石を求める「ハック&スラッシュ要素」もあります。

 

HPの上限を増やしたり、特定の攻撃への耐性を高めたり、「ソウルシリーズ」での「指輪」に近い効果の、「カレル文字」。
これは、ある程度シナリオを進めたうえで、拠点でのみ装備可能です。
いつでも装備の入れ替えが可能だった「指輪」に比べると不便ですが、上質なものはかなり効果も高いです。

 

▼聖杯ダンジョン

Bloodborne® The Old Hunters Edition

ある程度シナリオを進めると利用できるようになる「聖杯ダンジョン」。

これは、地下へ数階に渡り広がる遺跡を探索する「寄り道要素」です。
攻略しなくても、本編に影響はありません。

固有の作りをしたダンジョンもありますが、作る度に姿を変える「ランダムダンジョン」もあります。
どちらにしろ、「聖杯ダンジョン」は作りに一定のルールがあります。

ランダムダンジョンの場合、手に入るアイテムも運次第で強力なものも出てきます。

 

▼侵入

他プレイヤーが攻略の妨害をしてくる「侵入」。
生者の状態で、ボスを倒していないエリアを探索中は、いつでも侵入の危険があった「ソウルシリーズ」とは違い、『ブラッドボーン』では侵入される条件が異なります。

プレイヤーが自発的に「協力者」を呼んだ場合(NPC の協力者でも)、そのエリアに「鐘を鳴らす女」という敵キャラクターが出現します。
この「鐘を鳴らす女」が出現している間は、「他プレイヤーから侵入される状態」になります。
「鐘を鳴らす女」を倒すと、侵入されなくなります。

協力者を呼ばなくても、最初から「鐘を鳴らす女」が出現しているエリアもあります。

侵入されるのって、かなり怖いし、他プレイヤーはもの凄く強い。
けど、ともは侵入されるの好きなんだよなぁ・・・。
みなとが、誰かから侵入されて戦っているのを見るのが好きなんだよねぇ!

 

初回限定版、同梱物

  • PS4『Bloodborne The Old Hunters Edition』
  • 序盤ガイドブック『ブラッドボーン コンプリートガイド プロローグ』
  • CD「Bloodborne Mini Soundtrack」
  • シール

 

▼ブラッドボーン コンプリートガイド プロローグ

『ブラッドボーン』の基礎知識や、各種アイテムデータなどを収録したガイドブックです。
ちょっとした「アートギャラリー」などもあり、なかなか読みごたえがあります。
96ページです。

攻略情報としては、序盤の「ヤーナム市街」と「聖堂街」のMAPやボス攻略が記載されています。

 

▼Bloodborne Mini Soundtrack 収録曲

  1. Ludwig, The Holy Blade
  2. Laurence, The First Vicar
  3. Living Failures
  4. Lady Maria of the Astral Clocktower
  5. Orphan of Kos

つまりは、DLCエリアにて追加された楽曲が収録されているようです。

 

▼シール

パッケージ画像が、パッケージサイズでシールになって同梱されています。

 

 

良い点

美しく、怖ろしいヤーナム

Bloodborne® The Old Hunters Edition

相変わらず、非常に作り込まれたマップは「美しい」の一言。

思わず足を止めて眺めていたくなる景観が多くあります。
シナリオ進行により時間帯が進み、同じ場所でもまた違った顔を見せてくれることも。

美しさとは裏腹に、ジリジリと陰鬱で恐ろしい雰囲気も強く、大変妖しく魅力的な世界が広がっています。

 

仕掛け武器がカッコイイ

Bloodborne® The Old Hunters Edition

刀を分解して二刀にしたり、仕込杖を鞭に変形させたり、今作の仕掛け武器は、その変形ギミックも含めてとてもカッコいいです。

変形もワンボタンでスムーズ&スピーディ。
「変形させながら攻撃する」ということも可能で、スタイリッシュな戦闘が楽しめます。

歩きながら、特に意味もなく
「カシィン!」「シャキィン!」ってしちゃう

 

スピーディな戦闘

Bloodborne® The Old Hunters Edition

仕掛け武器にも関連することですが、狩人の戦闘スタイルは、実にスピーディスタイリッシュ

  • 敵の攻撃をかわし、ザクザクと斬りつける
  • 敵の攻撃に合わせて銃を撃ち、怯ませて大ダメージを与える
  • 攻撃を受けても、即座に反撃して回復を狙う

今作が目指した「死闘感」は、雑魚戦でもボス戦でも、いかんなく発揮されていると感じました。

 

人形

拠点「狩人の夢」にて、主人公を待ち「血の意志」を使ったレベルアップを施してくれる、人形。
狂人ばかりの今作の世界で、数少ない「まともに話ができる相手」です。

秀麗で、無機質で、儚い。

Bloodborne® The Old Hunters Edition

告白された!

Bloodborne® The Old Hunters Edition

寝てる!

Bloodborne® The Old Hunters Edition

寝て・・・る?

 

 

不満点

ヒントがわかりづらい

Bloodborne® The Old Hunters Edition

  • エンディング分岐の条件
  • 隠しエリアへ行く条件
  • NPC とのイベントの発生条件・失敗条件

一応、作中にヒントらしきものがある場合もありますが、非常にわかりづらいです。
やむを得ず攻略サイトに頼って解決した問題もあり、条件の難しさはかなりのもの。

「まともに話の通じない人物」が多いのも、条件がわかりづらい要因かもしれません。

本編をクリアするだけなら問題なくできますが、トロコンやアイテム収集となると、一手のミスが命取りになる場合もあります。

 

段差を上がれない

「ソウルシリーズ」でもそうなのですが、主人公は腰くらいの段差を上がることができません。
段差から落ちたら、登り直すことができないのです。

ステージデザイン的に、登られると困るのかもしれませんが・・・。
甲冑が主な装備の「ソウルシリーズ」の場合「重いから仕方ないかな」とも思えますが、身軽な狩人も登れないとなると、不自然さが目につきます。

 

いちいち拠点へ

Bloodborne® The Old Hunters Edition

『ダークソウル』の場合、篝火で休むだけで敵が復活するので、経験値稼ぎやアイテム稼ぎがスムーズにできました。
しかし『ブラッドボーン』の場合は、一度拠点へ戻らなければ敵が復活しません。

消耗品の補充も、回復アイテム(輸血液)や水銀弾は消費した分を倉庫から自動補充してくれますが、他のアイテムは倉庫へ自分で行き、補充しなければいけません。

カレル文字の入れ替えも拠点でのみです。

狩人の夢に戻り、また攻略エリアに戻る。
ロード時間もそこそこありますし、煩わしさを感じました。

 

聖杯ダンジョン

Bloodborne® The Old Hunters Edition

成長や、装備品の充実など、とても有用な「聖杯ダンジョン」。

しかし、いくつもの聖杯ダンジョンを潜ると、そのワンパターンさに段々気づいてしまいます。
ランダム生成ダンジョンがワンパターンになりがちなのは仕方ないとしても、固有ダンジョンまでワンパターンな作りなのはいかがなものか。

聖杯ダンジョン関連のトロフィーを取得するにも、かなりの聖杯ダンジョンを潜る必要があります。
それぞれ、微妙な差を作っていますし、数個のダンジョンで済むならあまり気にならないのですが・・・。

全体的に「暗い屋内」なのも、気が滅入る原因です。

ダンジョンの設定によっては、「体力が自動的に半分になる」なんて制約がある場所もありますし・・・。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア パッケージ版
プレイ時間 120時間
所持しているサウンドトラック Bloodborne Mini Soundtrack(The Old Hunters Edition限定版付属)
シリーズのプレイ状況(みなと Demon's Souls(PS3)
DARK SOULS(PS3)
DARK SOULSⅢ(PS4)
トロフィー 状況 100%
トロコン 難易度 非常に難しい

 

 

総評

「ソウルシリーズ」と近いシステムの今作。
ですが、今作独自のシステムも多く、「ソウルシリーズ」に慣れ親しんだ人でも新鮮な気持ちでプレイできるかと思います。

デザイン的にはホラー要素も多く、目を覆いたくなるような気持ちの悪い描写や敵も数多くいます。
そういった表現が苦手な人は、今作をプレイするのはやめた方が良いでしょう。

俺は、ステージや敵のデザインは「ソウルシリーズ」が好きですが、戦闘面に関しては『ブラッドボーン』の方が気に入りました。
この方向性で、別作品を作ってほしいところです。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽
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