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デスカムトゥルー(Death Come True) 感想・レビュー byとも / 名演・怪演が光る実写ゲーム

2020年6月26日

デスカムトゥルー

ダンガンロンパシリーズのシナリオを手掛けた、小高和剛さんがゲームディレクター兼シナリオを担当した『デスカムトゥルー』。
実写映画のようなアドベンチャーゲームです。

ダンガンロンパシリーズは未プレイですが、今作は好きな俳優さんが出演するとのことで非常に楽しみにしていました。
Switch版を「やり込み要素」も含めクリアしましたので、レビューを書いていきたいと思います。ネタバレなしです。

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概要

 

 

ゲーム内容

今作は、映画のような実写映像を観ながら進めるゲームです。

様々な場面で選択肢が出るので、プレイヤーは選択肢を選んで、謎を解いていきます。

 

操作方法

デスカムトゥルー

左スティックで「選択」、Aボタン長押しで「決定」になります。

Aボタン1回で、ポーズ画面になります。
さらにXボタンでメニュー画面になります。

L(ZL)ボタンで10秒戻り、R(ZR)ボタンで10秒進みます。

タッチ操作も可能です。

メニュー画面で字幕を付けることもできます。

 

やり込み要素

デスカムトゥルー

▼Death Medal

死因が16個あり、それら1つ1つにメダルが用意されています。

この「Death Medal」の獲得数が、下記の「Death Tube」の開放条件になっています。 

 

▼Death Tube

  • みのけんニュース 5個
  • 撮影風景 10個
  • OFFショット 10個

「Death Medal」の獲得数に応じて、それらが開放され観ることができます。

 

チャプター機能

全てのエンディングを観ると、チャプター機能が追加されます。

 

 

良い点

快適プレイで楽しめる

今作と同じく実写映像を観ながら進めるゲームといえば『レイトシフト』。
『レイトシフト』プレイ済みの私からしたら、今作はかなり快適にプレイができます。

  • 主人公が死んだとしても、最初からではなく、すぐ手前の選択肢に飛ぶ
  • 10秒戻る機能がある
  • 10秒進む機能がある
  • チャプター機能がある(全エンディング到達後開放)

と、快適にプレイができるシステムで、とても好印象でした。

 

俳優さんの名演技

キャスティングや俳優さんたちの演技がとてもよかったです。
特に良かったのが、

  • クジ ノゾム役・森崎ウィンさん
  • クルシマ ネネ役・山本千尋さん

のお二人。

難しい役ではありましたが見事に演じていて、今作に彩りを添えていました。

お二人の演技は何度も繰り返し観てしまいます。それくらい好きです。

 

ストーリーは合点のいく内容

デスカムトゥルー

なぜこうなるのか

という謎はちゃんと解けるので、うまい作りになっているなと感心してしまいました。

しかし『ダンガンロンパ』シリーズをプレイ済みの方にとっては既視感があるそうで・・・。
未プレイだから純粋に楽しめたのかもしれません。

 

Death Tubeがおもしろい

「みのけんニュース」ではミノウ ケンイチ役・・・というより佐藤二朗さんのアドリブが炸裂しています

ハラハラしながらも、思わぬツッコミに笑いました。

また「撮影風景」、「OFFショット」もクリア後だから楽しめる内容でよかったです。

 

 

不満点

ゲームとしては簡単すぎ

今作は詰まることもなく、サクサクと進むことができました。
ただ、裏を返せば

  • 簡単すぎる
  • 選択肢が少ない

ということでしょうか。

もう少し選択肢を増やして「謎解き」が増えるとよかったです。

 

既読スキップはない

「10秒進む機能」はありますが、既に観たシーンのスキップはできません。

スキップしたい場合は「10秒進む機能」を使って、目的の選択肢まで進める必要があります。

既読スキップは2周目で使用したい機能でした。

 

 

気になった点

スクリーンショット、動画撮影機能一切禁止!

今作は

  • ネタバレ禁止のため
  • 俳優さんの肖像権の問題

の理由で動画撮影機能もなければ、スクリーンショットすら撮ることができません。

まさかタイトルやメニュー画面すら撮れないとは思いませんでした。

いい場面がたくさん出てくるので、たくさん撮りたかったですが、仕方がありません。

 

映画を観る感覚で楽しめるが、ゲームとしては?

1周目は約100分でエンディングにたどり着くことができました。
価格も税抜1,800円と、映画とほぼ同じ価格設定。

つまり、映画を観る感覚で楽しめるのです。

「内容が短いわりに、価格が高い」という印象はあるのですが、映画を自宅で観たと思えば普通でしょうか。

まぁ、映画館のような巨大スクリーンや高音質ではないので、それを含めて考えると、ちょっと割高かもしれませんが・・・

 

さて「映画」ならば普通ですが、これは「ゲーム」です。

「ゲーム」として考えた場合、「ただ動画を観て、選択するだけ」になります。
ゲーム性はとても低いのです。

 

抵抗する場面などを QTE を使って、ゲーム性を高めることも可能かなと思いますが、それはそれで億劫に感じる気がします。

ボリュームがあれば、そういう不満も出ないでしょうか・・・。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロードソフト
プレイ時間 約3時間

 

 

総評

「ゲーム」として楽しむよりも、「映画」として楽しんだ方が今作には合っている気がします。

選択肢が出る「映画」を自宅で楽しめる。

そう考えると、印象が変わってきますよ。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

夫からもちょっと言わせてくれ

実写映像を使っているだけあって、

  • 役者さんの細かい表情や「間」
  • 臨場感や緊張感

などは、目をみはるものがあります。

『ダンガンロンパ』シリーズは僕も未プレイです。
ストーリー自体も個人的には好きですよ。
まぁ、ちょっとキャラクターの出番に偏りがあったのは残念なところでしたが。

ゲームとして自由にできるところはほとんどありませんが、「選択肢による分岐」や「マルチエンディング」を、全編実写でやってのけたのは素晴らしいです。

選択肢に時間制限もなく、10秒戻しや10秒送りの機能、収集要素もありますし「映画ゲーム」としては良いシステムでした。
今後、さらに発展してゲーム性も高めて育ってほしいジャンルです。

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