まるでサスペンス映画!
しかし、あくまでもゲームです。
プレイヤーは選択肢を選び、主人公の命運を決めていきます。
ファーストレビューの記事に加筆しました。
ネタバレなしです。
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目次
概要
ゲーム内容
今作は、映画そのままの実写映像を観ながら進めるゲームです。
様々な場面で選択肢が出ます。
プレイヤーは時間内に選択肢を選んで、主人公マットの命運を決めていきます。
システムまとめ
今作のシステムをまとめてみました。
参考にしてください。
- メニュー画面を開くと一時停止になりますが、静止した映像は見られません。
なので、選択肢をじっくり見て選ぶことはできません。 - 早送り、巻き戻し機能はありません。
- 既読スキップ機能はありません。
- バックログ機能はありません。
- チャプター選択画面はありません。
- 選択画面で時間内に選択しなかった場合は、選択肢が自動決定される時もあれば、「黙っている」という選択になることもあります。
- チャプターごとにオートセーブされているようです。
しかし、チャプターの位置はわからない仕様です。 - クリア後は「新しいゲーム」を選択することで、最初から始めることができます。
途中から始めることはできません。
中国人役を日本人が演じている
日本人の安部春香さんが中国人メイリーン役を演じています。
安部春香さんの演技にもご注目を。
良い点
映画を操る感覚
本物の映画のストーリーを自分の選択で操るという不思議な体験を味わいました。
ささいな選択で、物語が大きく変わることもあり、いろんな選択を楽しんでいました。
サスペンス系で、とても真相が気になるストーリーでした。
不満点
誤字多め
英語では当然聞き取れないので、字幕を付けていますが、この字幕に誤字があります。
誤訳だったり、入力間違いだったりします。
例を挙げると、以下の画像の通りです。
ヒントがほしい
2周目をプレイしたにも関わらず、1周目と同じエンディングにたどり着いてしまいました。
どこの選択をどうすればいいのか
というヒントはありません。
2周目以降でいいので「ヒントを見る」という選択が出て、他のエンディングにたどり着けるような配慮がほしかったです。
また「どのエンディングに達したのか」という表示もないため、どういうルートだったのかもわからないまま。
PS4版ならばトロフィー情報でわかったのかもしれませんが、Switch版にも「エンディング後のルート名表示」がほしかったです。
なぜ6つになっているのか、わかりません。
おそらく「結末」だけでなく、「過程」も含まれていると思います。
チャプター選択も、早送り機能もない
チャプター選択がないため、エンディング後は最初からプレイしなければなりません。
選択で分岐するシステム上、チャプター選択ができなかったのかもしれませんが、繰り返しプレイするタイプのゲームなので、せめて「選択画面までの早送り機能」があるとプレイしやすかったと思います。
気になった点
字幕が早い
通常、映画の字幕は「視聴者が限られた時間の中で読み切れるような配慮」がされた翻訳をしています。
しかし、今作はそんなことは一切お構いなしに、セリフの通りに翻訳しています。
ですから、長セリフの場面では字幕の字数も多く、表示された時間内に読み切ることができませんでした。
幸い、スクリーンショット機能が活用しやすいSwitch版を購入したため、スクリーンショット機能を活用して、読めなかった字幕を確認していました。
これがずっと続くのかと不安になりましたが、次第に長セリフも少なくなり、快調にゲームを楽しむことができました。
冒頭15分ほどは「字幕が早い!」と感じるかと思います。
字幕が早い!そして、言葉が難しい。
一時停止機能がないので、選択肢が出たら、直感でいくか、スクショ機能利用して、ホームボタン押して、アルバムで確認するか。
なんにせよ、映像を見て、楽しむ時間がない。(とも) #レイトシフト #NintendoSwitch pic.twitter.com/I6v1HUyWVi— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2019年6月20日
「一時停止して選択肢をじっくり見て選んだり、静止させて字幕をじっくり読んだりはできない」という意味です。
誤解された方がいましたら、申し訳ありません。
字幕の欄が邪魔している
ケガをしている手が本当は映るはずなのですが、字幕表示の欄のせいで、見えなくなっています。
これは字幕表示欄のことを考えずに撮影してしまったカメラワークのせい。
ちょっと残念でした。
字幕表示の欄のせいで、「こんなんで」 の意味が伝わらない。残念だ。
※本当は手をケガしているのが映るはず。(とも)#レイトシフト #NintendoSwitch pic.twitter.com/qyVsw1oLj5— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2019年6月22日
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約9時間 |
総評
実際に海外の映画館でスマホと連動して上映された今作。
それを、ほぼそのままゲーム機でプレイできるようにした印象です。
プレイヤーが快適にプレイできる工夫がないところが残念ですが、「実写×ゲーム」という珍しい組み合わせで、心から楽しんだのも事実です。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
非常に珍しいタイプのゲームで、ワクワクしながら買いました。
実際プレイした感想は、ともとほとんど変わりません。
試みは良い。
が、ゲームとしては至らないところが多い。
という印象です。
スマホで選択肢を選び、リアルタイムで分岐したのだとか。
・・・グッドエンドに行けたことあるんだろうか?
と思うくらい、グッドエンドの条件が厳しいです。
正解のルートを通らないと、バッドエンドになってしまいます。
あと、どのエンディングに到達したのかよくわかりません。
うちはSwitch版を購入しましたが、これから購入を考えている人は、PS4版をオススメします。
PS4版なら、トロフィー情報でエンディングの種類が大体わかります。
プラチナトロフィーもあるので、トロフィーコレクターなら要チェックですよ。
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