評価:3
今日のレビューは、『Disjunction(ディスジャンクション)』。
インディーズ デベロッパー の「Ape Tribe Games」が開発した、近未来SFステルスアクションアドベンチャーゲームです。
主な良かった点
- 高精細なドット絵
- 選択肢の多いステルス攻略
主な不満点
- 読ませる気のないストーリー
- 翻訳されていないところがある
プレイしたのはSwitch版です。
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目次
概要
ゲーム内容
『ディスジャンクション』は、見下ろし視点で操作するステルスアクションです。
主人公は「フランク」「ジョー」「スパイダー」の3人。
ストーリー進行によって操作する主人公が異なり、使える能力も異なります。
ゲーム中にはいくつも選択肢が出てきます。
答え方によって相手の返答が変わるだけではなく、人の生死に関わる選択の場合はストーリーも分岐します。
スニーク移動
「Xボタン」で身をかがめながらのスニーク移動ができます。
この状態でのみ、敵の視界が確認できるようになるので、基本中の基本の操作になります。
敵の攻撃は非常に強いので、基本的には見つかったら大苦戦します。
非殺傷攻撃と殺傷攻撃
「ZLボタン」で非殺傷近接攻撃。
「ZRボタン」で殺傷遠距離攻撃を使えます。
殺傷遠距離攻撃は銃で、弾丸を消費します。
弾丸は倒した敵が落としたり、道中で拾ったりできます。
ちなみに非殺傷の方が難易度は高いです。
スキルのアップグレードと才能
ステージ攻略中に「アップグレードキット」を手に入れた場合、次のステージを始める前にスキルのアップグレードができます。
スキルはキャラクターごとに異なる能力です。
攻略の助けになるので、できるだけアップグレードキットは拾っておきましょう。(1ステージにつき1つ)
また、アップグレードキットを拾ったりストーリーの目的を達成することで「XP」が手に入ります。
次のステージ開始時には、この「XP」を使って「才能」を伸ばすこともできます。
「才能」を伸ばすことで、基本的なステータスが底上げされます。
良い点
高精細なドット絵
- 厚い雲
- ビル群
- 列車
などなど、近未来SFの世界を丁寧なドット絵で表現しています。
屋内の造形や小物も雰囲気ばつぐんで、サイバーパンクな世界を堪能できます。
選択肢の多いステルス攻略
- 非殺傷攻撃
- 殺傷攻撃
- スキルによるかく乱
- ホログラムでのおとり
- 電気パルス
などなど、状況や自分の得意不得意に合わせて、いろいろな手段で攻略できるのが良かったです。
ステージ中にはチェックポイントがあり、倒れた際にそこから再開します。
チェックポイントは乗った時に起動するため、使うタイミングを自分で決められます。
自分でこのタイミングを決められるのは良かったです。
不満点
読ませる気のないストーリー
開始早々、ブワーーーーーっと表示される文章。
固有名詞や聞きなれない言葉が盛りだくさんです。
オレンジ文字の言葉はカーソルを合わせることで説明文が表示されますが、それでも細かく理解するには相当真剣に読み込まないといけません。
こういうのは会話や展開などで段階を踏んで見せていかないと。
翻訳されていないところがある
全編日本語でプレイ・・・しているつもりでしたが、ところどころいきなり中国語やロシア語が飛び出してきます。
翻訳ミス。というより設定ミス?
おそらくエンディングには影響がない部分ですが、ストーリー上、必ず交わす会話なので困りもの。
何を言ってるかわからないのに選びようがない・・・。
そもそも伝わりづらい内容の物語が、さらに拍車をかけてわからなくなります。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 7時間 |
『Disjunction(ディスジャンクション)』の総合評価・レビュー
丁寧なドット絵を堪能できる、近未来サイバーパンクステルスアクション。
としては良い作品でした。
キャラクターごとに異なる能力で、攻略自体は飽きずに楽しめました。
ただ、物語を楽しみたい人にはオススメできません。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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