今回のレビューは、 PS VITA『グラビティデイズ』。
正式には、
『GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』。
2016年12月1日に新作『GRAVITY DAZE2』が発売される。→2017年1月19日に延期。
俺がVITAで最初にプレイしたのが、今作。
なんと、雑誌の懸賞でこのゲームのパッケージ版が当たったのです。
当時、VITAまだ持っていなかったんですけどね。
さて、現在、今作のPS4版が発売されています。
PS4版は、グラフィックの向上、3つの DLC を収録、ギャラリーモードを実装している。
主人公は、重力を操る、記憶喪失の少女「キトゥン」。
空中に浮いた都市「ヘキサヴィル」の箱庭マップを立体的に動き回り冒険をする、アクションアドベンチャー。
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目次
概要
発売日 | 2012年2月9日 |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
開発元 | SCEジャパンスタジオ |
ハード | PS VITA |
ジャンル | 重力アクション・アドベンチャー |
CERO | C(15才以上対象) |
公式サイト | GRAVITY DAZE |
画像の出典 | 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの |
良い点
重力操作の楽しさ
キトゥンの重力操作は、ただの飛行能力とは違う。
まず、自分と周囲を無重力状態にする。
その後、カメラを回転させ、一点を指定すると、その方向に「落ちる」。
落ちた先に壁やパイプがあれば、そこに立てる。
キトゥンにとってその一点が「下」に定義されるのだ。
この、ある意味理にかなった移動能力は、とても好み。
画面の両端をタッチホールドすれば、地面を「坂」と定義して、高速で滑る「重力スライド」が可能。
これも爽快。
魅力的な演出
冒険の舞台となる「ヘキサヴィル」は、スチームパンクな煤けた世界。
列車や飛行船のディティールも凝っていて、シナリオを進める事で行けるエリアも広がる。
重要なイベントはコミックタッチのコマ割りで進行する。
とてもおもしろい見せ方で、飽きさせない。
キトゥンが可愛い
特異な能力を持っているが、キトゥンはとても等身大の少女。
人並みにときめくし、勘違いをするし、悩む。
その仕草や言動は、とても微笑ましく、可愛らしい。
同時期プレイしてたゲームが『ベヨネッタ』や『キャサリン』だったから余計にそう感じるのかもしれないが・・・。
不満点
続編ありきのストーリー
物語自体は、とても楽しく、引き込まれる。
が、今作では解決しない問題がいくつも残っており、明らかに続編ありきのストーリー。
12月1日に無事続編が発売される事が確定したが、計画が頓挫したらどうしたのだろう。
チャレンジミッションのロード
今作はオープンワールドで、街中の移動に画面切り替えやロードは入らない。
しかし、ゲーム起動時や、データロード時、チャレンジミッションの開始時には、長~いロードが入る。
特に気になるのはチャレンジミッション開始時。
良いスコアを出すためには、何度も挑戦する必要があり、リトライする度に長い時間待たされる。
ちなみにこのロード時間は、PS4版では改善されている。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 30時間 |
購入した追加コンテンツ | 『メイド編パック』 『スパイ編パック』 『軍隊編パック』 |
シリーズのプレイ状況(みなと) | GRAVITY DAZE 2(PS4) |
トロフィー 状況 | 『GRAVITY DAZE』100% 『メイド編パック』100% 『スパイ編パック』81% 『軍隊編パック』100% |
トロコン 難易度 | そこそこ。追加コンテンツの方は難しい。 |
総評

各ダウンロードコンテンツで得た衣装は、自宅でいつでも着替えられる。この画像は獲得時のもの
重力操作は慣れが必要だが、ストーリーを進めたり、適当に散策していれば自然と身につく。
慣れてしまえば、縦横無尽に落ちまくる今作の魅力を充分に堪能できるだろう。
VITA で一押しのソフトだったが、PS4を持っているなら、ぜひPS4版をプレイしてほしい。
ストーリーを終えても、好きなところへ行けるので、息抜きにも良い。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
妻からもちょっと言わせてもらいます
無重力という新しいジャンルのゲームを、新品の VITA でプレイしたことはよい思い出です。
キトゥンがかわいいし、無重力状態での移動や攻撃の爽快感が強く、楽しんでプレイしていました。
ただ、チャレンジミッションが難しくて、それは放置状態でした。
PS4版のフリープレイが来たので、PS4版で再度楽しみたいなと思います。