2018年5月31日に配信されたNintendo Switch用ダウンロードソフト『ICEY(アイシー)』をクリア・実績コンプしました。
中国の開発社が手がけた、横スクロールの2Dアクションゲームです。
購入を迷っている人の参考になるように、感想・レビューをお伝えします。
「どんなゲームか」が伝わるとうれしいです。
ただの2Dアクションゲームだと思っていると・・・?
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目次
概要
ゲーム内容
今作は、女性型のアンドロイド「ICEY(アイシー)」を主人公とした、2Dアクションゲームです。
基本的には、左から右へ進むことになります。
攻撃方法は、主に剣。
遠距離攻撃はほぼありませんが、移動スピードも攻撃スピードも速く、スタイリッシュな戦闘を楽しめます。
設定
BGM・SEの音量設定。
言語・音声の設定が可能です。
中国の開発なだけあり、中国語での表記はタイトルの文字も変わります。
チュートリアル・操作方法
ゲームを開始すると、まずはチュートリアルを兼ねたステージを攻略します。
このステージで一通りの操作方法を学びます。
が、説明文の表示時間が妙に短いので、読み逃すことがあるかもしれません。
そういう方のために、簡単な操作表を記載しておきます。
参考にしてください。
移動 | 左スティック or 十字ボタン |
ダッシュ | 移動 + R |
ジャンプ | B |
弱攻撃 | Y |
強攻撃 | X |
コア破壊(HP・バリアエネルギー回復) | 弱った敵にA |
カウンター | 攻撃が当たる瞬間にRで避けてからA |
全体攻撃 | Y長押し→はなす(画面に結晶体が浮遊してる必要あり) |
結晶体は、コア破壊などで出現します。
連続で押すボタンの組み合わせで、様々な技を繰り出せます。
バリアは、ある程度のダメージを軽減してくれます。
ダメージを受けすぎたり、強力な攻撃を受けると、バリアは一定時間消滅します。
バリアがない状態で、空中で攻撃を受ける際、「B」で受け身をとれます。
↑のオブジェクトのそばを通ると、オートセーブされます。
ここで「A」を押すと、ICEYの能力や技をアップグレードできます。
難易度選択
チュートリアルを終えると、今作を本格的に始めることになります。
ユーザー名など、軽い質問に答えることで、今作の難易度が変わる仕組みです。
「心の仮面」に関する質問が何を意味するのかは、現時点ではよくわかりませんが・・・。
他の質問でどの難易度に行くか、まとめてみます。
はい | いいえ | |
さらに困難な道をお望みしますか? | ハード | 次の質問へ |
冒険における戦闘は、ストーリーよりも重要と思いますか? | ノーマル | イージー |
ナビゲーター
難易度選択を終えると、いよいよ本番です。
ナビゲーターが、ICEYの冒険をサポートしてくれます。
矢印やヒントを添え、丁寧に。
ナビゲーターの声は、日本語版ですと「下野 紘」さんです。
ICEYを導くように、プレイヤーに道を指し示すように語りかけるナビゲーター。
ですが、その指示通りにしなかったら・・・どうなるでしょう?
怒ったり。
驚いたり。
昨今のゲームレビューに対して物申したり。
ゲーム制作の苦労を語ったり・・・。
プレイヤー、ようするに「私たちの世界目線」で語ることもあります。
「メタ」や「第四の壁」といった要素が含まれます。
このナビゲーターの発言も、今作の大きな特徴のひとつです。
良い点
スタイリッシュでカッコいいアクション
サクサクのスピード感。
ギュンギュン動いて、バッサバッサ斬り捨てるアクションが、とてもカッコいいです。
主に近接攻撃の抜刀術で戦う点も、クールです。
難しい操作ではないので、誰でも簡単にカッコいい戦闘が味わえますよ。
トドメのアクションも、敵によって違うものが用意されています。
ナビゲーターのおもしろさを引き立てる、下野さんの演技力
チュートリアルをクリアすると、ナビゲーターと共に今作を冒険することになります。
親切丁寧に矢印まで表示して、ICEY(アイシー)をナビゲートしてくれますが・・・。
今作はそんな心理をうまく利用した仕掛けがなされています。
とにかくいろんな場面で「矢印のとおり進め」とか「こっちは行きどまりだ」とか「あれは無視してそっちへ行こう」とか言ってくるわけです。
それに逆らうと、必ずと言っていいほど何か隠されています。
その時のナビゲーターの反応が、いちいちおもしろい。
しかも、同じネタを見せることはほとんどなく、どの隠しルートも新鮮なネタで楽しませてくれます。
そして、その1つ1つを全力で表現してくれる、下野紘さん。
美しい背景ビジュアル
今作は、背景グラフィックも非常に丁寧で綺麗です。
- 荒廃した都市
- 機械が混在している森
- 劇場
- 高層ビル
など、かなりの描き込みで目を奪われます。
不満点
チュートリアルの表示時間が短い
チュートリアルは、ゲームを初めて開始した時にしかプレイできません。
その際に表示されるチュートリアルの文章は、表示時間が異常に短く、すぐに消えてしまいます。
そのため、ろくに戦闘システムを理解できないまま本編に突入してしまう危険があります。
ストーリーは、あってないようなもの
ナビゲーターによると、「ICEYはユダを倒すのが使命」と語られます。
ですが、最初から最後までほぼナビゲーターのセリフのみです。
言ってしまえば、「ナビゲーターの主観」でしかストーリーが語られないため、感情移入もしづらいです。
難易度選択の際「ストーリーが重要」を選択して「EASY」にできますが、そもそもストーリーは、あってないようなものでした。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 8時間 |
総評
「カッコいい感じの2Dアクション」なのと、ナビゲーターが『ゼノブレイド2』でレックスを演じた下野 紘さんが務めると聞いたのが、今作を購入した決め手です。
実際プレイしてみると、そのナビゲーターのぶっ飛びぶり、ネタの多さ・おもしろさに驚きました。
むちゃくちゃ笑いました。
実績をコンプするまでプレイしても、約8時間。
手軽に、カッコよくておもしろいアクションゲームがプレイできます。
どのようなゲームか、うまく伝わったでしょうか?
興味が出てきましたら、ぜひプレイしてみてください。
アクション、ナビ、両方楽しめると思います。
なんと言っても大きな特徴として、次元の壁すら超えるナビゲーターのネタの数々。
下野紘さんのぶっ飛んだ演技も相まって、とても楽しかったです。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
「実績コンプのヒント」を書いたので、「答えは知りたくないけどヒントは欲しい」と言う方は参考にしてください。
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ICEY(アイシー)実績コンプのヒント
Nintendo Switch『ICEY(アイシー)』を、クリア&実績コンプしました!「実績コンプのヒント」を書きましたので、参考にしてください。