評価:3.5
今日のレビューは、2021年10月7日に発売された『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』です。
ゲームキューブで出た『スーパーモンキーボール』の1と2、PS2・Xboxで出た『スーパーモンキーボールデラックス』に登場したコースをフルリメイクして収録された作品です。
いろいろなモードやチャレンジステージも遊べるので、原作をプレイした人でも新鮮な感覚で遊べるとのこと。
ストーリーモードをクリアし、他のモードもある程度プレイした上での感想となります。
主な良かった点
- わかりやすいシステム
- パーティーゲームが楽しい
主な不満点
- 意地悪なステージ構成
- カメラが使いづらい
プレイしたのはNintendo Switch版です。
すべての画像はクリックすると拡大します。
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目次
概要
ゲーム内容
メインゲーム
『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』は、ステージを傾けてボールに入ったおさるをゴールまで転がすアクションゲームです。
操作キャラクターは初期は6体ですが、獲得したポイントを支払って増やすことができます。
▼操作方法
基本的な操作方法はこちら。
「ステージを傾ける」とありますが、感覚的にはキャラを動かしているのと変わりません。
コントローラーのジャイロ操作にも対応しており、実際に傾ける感覚で操作することも可能です。
「ポイントショップ」で購入することで、メインゲームでジャンプができるようになります。
ジャンプを有効にした場合、ステージクリア時間の記録がされません。
またチャレンジモードではジャンプは使えません。
一部のステージは、劇的にクリアしやすくなります。
お助け機能
ステージの攻略の失敗が続く、もしくはオプション画面で「お助け機能」を有効にできます。
お助け機能を有効にすると、
- 制限時間2倍
- ルート表記
- スローモーション発動
といった機能が追加されます。
ただし、「チャレンジモードで使うとEXステージに入れない」「ステージクリアのミッション『パーフェクトクリア』が取れない(獲得ポイントが下がる)」といったデメリットもあります。
また、どうしてもクリアできないステージの場合「クリアしたことにする」という機能でステージをスキップすることもできます。
その場合クリアポイントは得られず、逆に2000ポイントを支払うことになります。
パーティーゲーム
「パーティーゲーム」では、12種類のゲームをプレイできます。
ローカルマルチプレイ対応で、1つの画面で最大4人プレイが可能です。(おすそわけプレイ可能)
収録ゲームは、
- モンキーレース
- モンキーファイト
- モンキーターゲット
- モンキービリヤード
- モンキーボウリング
- モンキーゴルフ
- モンキーボート
- モンキーショット
- モンキードッグファイト
- モンキーフットサル
- モンキーベースボール
- モンキーテニス
です。
使用できるキャラクターは、メインの6体のみです。
複数のモードやルール、ステージを遊べるゲームもあります。
良い点
わかりやすいシステム
おさるを転がし、ゴールへ運ぶ。
とっても単純明快なシステムで、わかりやすいです。
ジャンプ以外はステージの傾け(スティック)だけで操作できます。
ジャイロをONにすれば、スティック操作も必要なくなります。
ただ、おもちゃ感覚でクリアできるステージ自体は少ないです。
全体的に高難度な作品ですが、「お助け機能」と「ジャンプ」のおかげでクリアできるステージもあります。
キャラクター変更が可能
ゲーム中に稼いだポイントを使い、操作キャラクターを購入することができます。
- ソニック(ソニックシリーズ)
- テイルス(ソニックシリーズ)
- 桐生一馬(龍が如くシリーズ)
- ビート(ジェットセットラジオ)
の4人はゲストキャラで、彼らを使えるという点はうれしいです。
集めるアイテムも、通常はバナナのところが桐生さんだとスタミナンX、ソニックだとリングに変更になります。
フォトモード用の表情パーツも使えます。
(なお、この後自分がメッチャ落ちます)
パーティーゲームが楽しい
パーティーゲームは、驚きの12種類。
しかも、それぞれのゲームで異なるモードやルールも収録しています。
ローカルマルチプレイにも対応していますし、これだけでもかなり遊べそうです。
メインゲームで操作方法に慣れているとかも無関係で、初めての人でもすぐに操作を理解して遊べるのも魅力的。
欲を言えば、メインの6人以外のキャラ。
特にゲストキャラもパーティーモードで使いたかったです。
不満点
意地悪なステージ構成
全体的にステージ難度は非常に高く、ストーリークリアをするだけでもひと苦労でした。
最初のうちは難しいステージをクリアする達成感も得られましたが、だんだん苦痛の方が勝るようになってしまいました。
「お助け機能」を使えば何とかなるところもありますし、いざとなったら「クリアしたことにする」という機能もあります。
ただ、ポイントをそこそこ犠牲にしますし、罪悪感も残ります。
最終的には4つのステージを「お助け機能」で、3つのステージを「クリアしたことにする」でクリアしました。
ステージ構成自体も、かなり意地悪だなと感じました。
例えば ↓ のステージ。
このステージの肝は「スイッチを操作して、動く足場の動きを見極め、ちょうど良いタイミングで転がる」だと思います。
であれば、そこに至るまでの小道や、動く足場の手前の超細い道は不要ではないかと。
メインギミックに着く前に何回落ちたことか・・・。
カメラが使いづらい
オプションで、自分でカメラを操作できる状態にできますが、それをONにしていてもカメラは自動追従します。
そのせいで視界があらぶり、自分がどこにいるかわからずに失敗することが多々ありました。
自動追従自体もOFFにしたかったです。
また、キャラクターがカメラに近すぎるとも思いました。
もう少し遠くからステージを見てプレイできると良かったです。
21年11月4日追記
スペシャルキャラクター モルガナfromペルソナ5
モナかわいいね。(みなと) #スーパーモンキーボールスナップ #supermonkeyballsnap #NintendoSwitch pic.twitter.com/owaw7w6umo
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 4, 2021
21年11月4日に配信された『ペルソナ5』のモルガナを購入し、プレイしてみました。
バナナはオタカラに変化!
動きも可愛いですし、これからプレイされるモナファンは、買っても良いかと思います。
特に能力が違ったりはしません。
単体550円は、少し割高な印象でした。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 約6時間 |
購入した追加コンテンツ | スペシャルキャラクター モルガナfromペルソナ5 550円 |
『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』の総合評価・レビュー
リメイク作なので元々のステージ自体が高難度なのかと思いますが、そのかわいらしいビジュアルとは裏腹の鬼畜難易度に驚きました。
アクションゲームに相当の自信のある人、もしくは完璧主義者でない人なら、メインゲームも楽しめるのではないかと思います。
メインゲームを断念した人でも楽しめると思うので、家族や友人と一緒に楽しむゲームとして購入するのもアリですね。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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