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3DS『バッジとれ~るセンター』でゲットしたバッジを使った、私の勝手な映画のイメージ画像です。
画像のキャラクターと映画は一切関係ありません。
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概要
初公開年 | 2013年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | 熊切和嘉 |
主なキャスト | 満島ひかり、小林薫、綾野剛 |
Amazonビデオのページ | 夏の終り |
あらすじ
知子(満島ひかり)は、年上の作家・慎吾(小林薫)と不倫関係。
慎吾は正妻と知子の家を行ったり来たり。
ある日、知子は涼太(綾野剛)と再会。
涼太は以前、駆け落ちした相手。
やがて、知子、慎吾、涼太の三角関係に発展していく。
原作
天台宗の尼僧であり、小説家でもある、瀬戸内寂聴さんの同名小説が原作。
自身の経験から綴られているので、自伝映画といっても過言ではない。
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感想
理解ができない
三角関係を描いているのだが、ライバルであるはずの慎吾と涼太が飲みに行ったりと、理解ができない。
また、慎吾の愚痴を涼太に聞かせる知子も理解ができない。
「三角関係」は「三角関係」でも、理解の範疇を超えている。
また、3人ともクズで、感情移入ができず、誰の味方にもなれなかった。
原作のまま描かれたのか、脚色がされたものか。
原作を読んでいないので、わからないが、誰か1人でもいいから味方になれるような人を見つけて、鑑賞したかった。
しかし、原作者である瀬戸内寂聴さんが「原作に最も近い」と言っているので、原作からして、こんな感じなのか?
とりあえず、人間の欲望や業の塊を見せつけられ、すっきりとしません。
電話
正妻VS知子の電話はおもしろかった。
知子がカチンときているのが、よくわかった。
時間軸
過去に戻ったり、現代に戻ったり、急に進んだりとするのだが、それが急すぎるし、わかりにくいしで、追いつくのに必死になる。
ワケが分からなくなって、DVDを戻したりも・・・。
理解はしたけれど、もっとくっきりと見せるべき。
雰囲気はいい
雨の描写や音、昭和の雰囲気など、雰囲気は情緒的でとてもよかったです。
まとめとネタバレと評価
瀬戸内寂聴さんが「原作に最も近い」と言っていると書きましたが、やはり小説と映画では違うと思います。
この小説を私は読んでいないため、はっきりとは言えませんが、小説の方が出来はいいのではないかと思います。
以下ネタバレのため、評価を先に。
総合★★☆☆☆
脚本★★☆☆☆
演出★★★★☆
映像★★★★☆
Amazonビデオのページはこちら
→ 夏の終り
以下かなりのネタバレが含まれています。見ても大丈夫な方のみスクロールしてください。
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ネタバレ
▼みだらな描写
みだらな描写が少ない。
いや、「たくさんあるから良い」とは思ってはいない。
しかし、涼太とはちょっとあったが、慎吾とは全くなかったのがとても不自然。
・・・できない理由が!?
▼ラスト
涼太と慎吾とは縁を切って、1人で新たに人生をスタートさせるんじゃないのか!?
なんで、慎吾は、知子の新居の電話番号を知ってんだよ。
うぉい!
と1人で、突っ込んでおりました。
「2人と縁を切って再スタート」という終わり方のほうが、好きだなぁ。
そうしたら、知子のこと、少しは感心して終われたのに。
でも事実なんだから、しょうがないのかぁ。