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3DS『バッジとれ~るセンター』でゲットしたバッジを使った、私の勝手な映画のイメージ画像です。
画像のキャラクターと映画は一切関係ありません。
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概要
初公開年 | 2015年 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | 廣木隆一 |
主なキャスト | 榮倉奈々、豊川悦司、安藤サクラ |
Amazonビデオのページ | 娚の一生 |
あらすじ
堂薗つぐみ(榮倉奈々)は、自身の恋愛相手から逃れるため、そして、祖母の看病のために田舎に引っ越してくる。
祖母が亡くなると、海江田(豊川悦司)と名乗る男が現れる。
海江田は、祖母からいつでも好きな時に使って良いと離れの合鍵をもらっていた。
つぐみと、海江田の奇妙な共同生活が始まる。
原作
西炯子による同名漫画。
『娚(おとこ)の一生』と読む。
今まで私が観た、廣木隆一監督の監督作品
- 『ヴァイブレータ』(2003年)
- 『さよなら歌舞伎町』(2015年)
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感想
つぐみ(榮倉奈々)の「頭湧いてんのか、おやじ」というセリフがあります。
わたしも、海江田(豊川悦司)のことを本当にそう思いながら、見ていた。
発言、行動、全てが気持ち悪い。
人のテリトリーを土足で踏み込んでくるし、自分勝手で、本当にイヤな男。
また、心を少しずつ開いていく、つぐみも理解できなかった。
しかし、唐突に事件は起こる。
雨に濡れた海江田がセクシー!
しかもあの行動。
ドキドキするじゃないか!!
そこから、海江田を見る目線が変わったのでした。
海江田の関西弁
私は、関西弁は使わないが、海江田の関西弁が下手なのは分かった。
でも豊川悦司の出身を調べると、大阪府出身。
こういう演出なのかなぁと思うが、なぜ下手にする必要があったのだろう。
テンポ
この映画、2時間もあります。
ちょっとテンポが悪い気がした。
まことのゲーム
まこと(若林瑠海)がプレイしている3DSゲーム。
なんか聞いたことのある曲だなぁと思っていたら、『どうぶつの森』でした。
グッドチョイス!
ネタバレと評価
以下ネタバレのため、評価を先に。
総合★★★★☆
脚本★★★★☆
演出★★★☆☆
映像★★★☆☆
Amazonビデオのページはこちら
→ 娚の一生
以下ネタバレが含まれています。見ても大丈夫な方のみスクロールしてください。
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ネタバレ
▼足ナメ行為
予告でも少し見ることができる、足ナメ行為。
この行為が「気持ち悪い」という話を多数見かけました。
でも、海江田の気持ちを考えるとどうでしょう。
お互い好きなのはわかっているのに、つぐみは今一歩踏み出せず、夜を共にしない。
そんなつぐみを、どうすればいいか。
足の指なら、つぐみが嫌ならば、得意の足蹴りをしてくればいいと思ったか。
または、ただ単純に足フェチだったか。
その両方だったか・・・。
でも、ロマンチックな方法じゃなくて、マニアックな方法を受け入れてくれたのなら、もう壁はないですよね。
ちなみに、ベロベロと変態のように舐めているわけではなく、愛おしそうに口で咥えたり、キスしたりという感じ。
すごい描写でした。
▼不倫
祖母×海江田。
中川(向井理)×つぐみ。
この映画を、「不倫を美化している」と言っている人がいたが、私は感じなかった。
海江田が不倫で傷ついた描写はないが、「祖母が亡くなってほっとした」という話から臆するに、なにかしら傷ついていたのだと思う。
当然つぐみも傷ついたから、田舎に来たし。
不倫に傷ついた2人が仲良くやるんだから、いいんじゃないかな。
▼共同生活
不思議な共同生活が始まりますが、そもそもなぜ、つぐみは言いなりだったのだろうと考えてみました。
すごくイヤな奴が、すぐ隣にいる。
けれど、おばあちゃんが大事にしていた人だろうし、合いカギも渡しているから、無碍(むげ)にもできない。
それに、1人で大きな家にいるよりは、ちょっと安心するかも。
おばあちゃんが亡くなった悲しみも吹き飛んでいくしね。
という感じかなぁ。
でも、顔が好みじゃなかったら、すぐに追い出してたはず。
要は「なにか気になる存在で、追い出せなかった」という感じかな。