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3DS『バッジとれ~るセンター』でゲットしたバッジを使った、私の勝手な映画のイメージ画像です。
画像のキャラクターと映画は一切関係ありません。
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目次
概要
初公開年 | 2016年 |
ジャンル | ゴジラ映画 |
監督 | 庵野秀明 |
主なキャスト | 長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ |
Amazonビデオのページ | シン・ゴジラ |
あらすじ
東京湾で大量の水蒸気が噴出。
政府での会議では「火山活動」だと予測していたが・・・。
日本政府とゴジラの戦いがここから始まる。
ゴジラ映画
1954年から続く、ゴジラシリーズ。
なんと今作で29作目。
こんなに長くシリーズ化されている映画って、そんなに多くないですよね。
すごい。
今まで私が観た、ゴジラ映画
※「シン・ゴジラ」鑑賞後
- 『ゴジラ』(1954年)
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感想
もうさ、タメ口になるけどさ、すごいよね。
圧巻だよね。
今、観終わってさ、すぐ感想なんて書けないよね。
圧巻過ぎて。
実は、こういった特撮映画を見るのは、初めてです。(17年4月3日時点)
ゴジラ映画なんて、今作以外に28本も世に出ているのに、1本も見たことがないという・・・。
初めてのゴジラ映画を見た私が、思ったことを書いていきます。
言いたいことや、感じたこと、上手く言えない気がするけれど、1つ1つ書いていきます。
初めてのゴジラ
敵か味方なのかもよくわかっていなかったゴジラ。
・・・ゴジラ怖えええ。
あのでかさで、街中ドシンドシン。
映画を見終わって、窓の外見たら、デカイ生物がいそうで怖くなりました。
石原さとみさんと長谷川博己さん
まず2人のキャラがいい。
英語交じりの日本語とか、野心メラメラなところとか、正義感溢れるところとか。
そして、2人のツーショットがよかった。
なんでか、絵になる。
キャラと言えば、他にも余貴美子さん、手塚とおるさん、市川実日子さん、高橋一生さん、塚本晋也さんなどなど、印象に残るキャストが多くいました。
■17年5月15日追記
石原さとみさんの演技が鼻につくとか、ひどい言われようだったと知りました。
あれは、そういう演技ですからね。
誤解のないよう。
ちなみに私はあのキャラ好きです。
演出とカメラワーク
演出もいいし、カメラワークも最高。
こういう見せ方があるんだと、驚かされっぱなしでした。
豪華キャスト
ものすごい豪華キャストです。
その数、329名(モーションキャプチャー含)。
逃げ回っているエキストラさんは、人数に入っていませんよ。
主要の人物だけ挙げても、すごい数の豪華キャストが出演されています。
しかも、その豪華キャストの出演時間が1分未満の方が多い!
もったいないくらいです。
しかし、有名キャストが出てくるたびに「おっ!」と驚いたり、喜んだりして、ストーリーへの集中力が切れてしまうので、それは残念ではあります。
ゴジラ役 野村萬斎さん
今作の映画公開日に発表になったキャスト、野村萬斎さん。
狂言師としても、俳優としても活躍している彼ですが、なんとゴジラのモーションキャプチャーを担当されました。
能狂言の独特な動きをゴジラに使うとは。
でも、初代ゴジラも能狂言の動きを取り入れていたそうですよ。
見るなら字幕付き
今作は、リアリティを出すために、序盤から早口。
字幕で観たが、これ字幕がなかったら、さっぱりなんの話かわからなかったと思う。
というより、言葉が難しくて、字幕を見てもなんとなくしかわからないことも多かった。
ぜひ、字幕を付けることをオススメします。
BGMとチャプター
ドラマ「アオイホノオ」の原作者である、島本和彦さんが書いた同人誌「アンノ対ホノオ。」。
実は、この同人誌が絶賛されていたので、どうしても読みたくなり、「シン・ゴジラ」を見ていないのにも関わらず、購入。
そして「シン・ゴジラ」を見るまで、封印していたのです。
ようやく読むことができて、満足しているのですが、そこで知った情報。
BGMについてです。
ゴジラ映画を見たことがないので、まったく気が付けなかったのですが、歴代のゴジラ映画に使われている曲を、今作でも使用しているんです。
そして、その曲のタイトルを、チャプターのタイトルに付けているのです。
ホノオ君が言っていた通り、監督アンノが考える、曲の重大さが伺えます。
島本氏の同人誌通販サイト「URASHIMAMOTO」はこちら
→ http://urashimamoto.cart.fc2.com/
ただし、現在「アンノ対ホノオ。」の販売は行っておりません。
夫からもちょっと言わせてくれ
俺は「ゴジラ映画」、何作か観ています。
それでも最後に観たのが「ゴジラ2000 ミレニアム」なので、15年以上前です。
今作は、「現代日本だからこそ表現できる『ゴジラ』」です。
「怪獣映画」というより、「災害映画」。
しかも「パニック映画」ではなく「社会派映画」とも言えそうです。
どこまでもリアリティを追及している内容は、非常に好みです。
子ども向けではありませんね。
ゴジラを何作か観ている身としては、「熱線」の常識を大きく覆す今作の「熱線」には、戦慄を覚えました。
絶望と、興奮と、理にかなっていて納得のいく表現でした。
まとめとネタバレと評価
人類の力、国や人種を超えた力など、人間の魅力を見せる一方で、人間の非力さや傲慢さなどが見られる作品。
その対比がおもしろかったです。
また、パニック映画にありがちな「ロマンス」を排除したのが、とても良かった。
ネタバレがありますので、評価を先に。
『ゴジラ(1954年)』のレビューはこちら
→ 映画「ゴジラ(1954年)」 レビューbyとも
総合★★★★☆
脚本★★★★☆
演出★★★★★
映像★★★★★
Amazonビデオのページはこちら
→ シン・ゴジラ
以下ネタバレが含まれています。見ても大丈夫な方のみスクロールしてください。
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ネタバレ
▼ 日本政府×ゴジラ
キャッチコピーが「現実 対 虚構。」。
で、その「現実」に当て字で「ニッポン」、「虚構」に「ゴジラ」と書かれている。
まさにその通り。
もし、今、未確認の巨大生物が現れたら、映画のように会議に次ぐ会議になるのであろう。
有識者会議とか、胡散臭い会議も開かれたり、1つの許可を取るために、大人数を招集して、形式だけの会議をしたり。
マニュアルとか、法律の縛りとか、ハンコとか。
よくわからない言葉を早口で並べて、まくし立てるとか。
今作は、政治ならではの”あるある”を見ているようで、とてもリアルでした。
▼ 8/6 × 8/9 × 3/11
・・・算数の問題ではないですよ。
これは広島に原子爆弾が落とされた日の8月6日。
同じく、長崎に落とされた日の8月9日。
そして、3月11日の東日本大震災での福島県の原子力発電所のメルトダウン。
この3つのできごとと、ゴジラを上手いこと絡ませています。
詳細は言いませんが、もう上手過ぎて、ため息がでます。
▼自衛隊
自衛隊が保有するヘリコプターや戦闘機、護衛艦などなど、実際に自衛隊が今作のために協力しています。
まぁその見せ方が上手いし、かっこよく見せている。
自衛隊の保有するものなんて、興味がなかった私でも、初めて、戦車がカッコイイと思いました。
でも、ちょっとかっこよく見せすぎな気もします。
▼ゴジラのアクション
ウルトラマンのファンだからか、ウルトラマンに出てくる怪獣のように、もっと暴れたり、もっと技を出したりするのかと思っていたのですが、違いました。
走ったり、歩いたり・・・。
ちょっと期待していたゴジラの動きはしていませんでした。
まぁ、あのデカイのがウロウロしていること事態が脅威ではありますが。