評価:3
スマホ用基本無料アプリとして配信されたパズルゲーム『Q』。
Xbox One版、3DS版が発売され、2022年7月には『Q REMASTERED』としてNintendo Switch版も発売します。
ジャンル名の「物理演算パズル」が示す通り、今作は物体にかかる重力や、反動、てこの原理等を利用して解くパズルゲームです。
3DS版をプレイし、17年1月にレビュー記事を公開。
この記事はそのレビュー記事をリライト(再編集)したものです。
この記事はみなとがお伝えします。
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目次
概要
ゲーム内容
3DS版の特徴としては、アプリ版からの厳選200問に加え、3DS版オリジナルの問題が100問追加収録されています。
3DSオリジナル版は2画面を使った問題が多いですが、3D表示には非対応。
横向きで使う場合もあります。
問題の文章横の緑の↓マークが向いている方が下になります。
『Q』のルール クリア条件
タッチ操作でオブジェクトを描き、出現させ、画面に記された達成条件を満たすことでクリアとなります。
例えば
この画像の問題の場合、下画面の黒いエリアに何か図を描き、ドミノ倒しを成功させるのが目的。
- 描いた図は物理法則に従って落下する。
- 図の大きさや密度によって重さが変わる。
- 重さが変われば、かかる力も変わる。
- 描いている間は、その図はその場に固定される。
- 固定されていても、他のものに影響は与える(ぶつかったものが跳ね返るとか)。
- タッチを離した瞬間、重力に従う。
- 一度描いたものは消せない。
邪魔になることも多々。 - Lボタンでリトライ。
描いたものは消え、最初からあるものは開始時の状態に戻る。 - 十字キー上ボタンでイグジット。
そのステージから出る。 - リトライとイグジットのボタンは「オプション」 → 「キーコンフィグ」で変更可能。
この辺りが主なルールかと思います。
良い点
歯ごたえのある問題の数々
今作は全体的にかなり難易度は高いです。
前半から苦戦するものも出てきたほどです。
しかし、ヒントはほぼありません。
そのぶん、頭をひねらせ上手く解けた時の喜びは大きかったです。
また、スマホ版では1000問くらい出ているらしいですが(課金かどうかは不明)、3DS版は300問。(Switch版は1200問以上)
自由度の高いシステム
「物理演算」を利用するパズルゲームは結構ありますが、自分で描いたものを利用するのは、おもしろいアイデアでした。
問題も具体的な解法を求めるものは少なく、達成条件さえクリアできれば、どんな手順で何を描いても良く、自由度が高いです。
「ゲーム内容」に書いたドミノに関しても、○を書こうが■を書こうが何個書こうが自由で、ドミノとドミノの間に書いたって良いのです。
ユニークな問題
某ゲームや某特撮をモチーフにした問題があり、とてもユニークに感じました。
また、椅子に座ったキャラクターを隣に移動させる「つめてあげて」といった、具体的ではない達成条件もあります。
そんな、ちょっとクスッとなるようなユニークな問題もあり、とても楽しめました。
不満点
運が絡む
「物理演算」は「摩擦」に関してはあまり考慮されていないようです。
しかし物体にかかる力はかなりシビアに設定してあり、少し位置がずれて触れただけで、動きが大きく異なります。
そのため、適したオブジェクトを描いたつもりでも、微妙な位置の差、高さの差で動きが異なります。
そこまで判断して的確に描くのは難しく、動きがある問題や、ボールが存在する問題の場合、リトライするたびに挙動が異なる場合がありました。
運はかなり必要になると思います。
思ったように描けない
元々スマホで操作するゲームだからか、描いた線がかなり太かったです
そのため、繊細な線を使った図が描けませんでした。
タッチ操作の判定も悪く、描いている途中なのに「描き終わった」扱いになることも多かったです。
別オブジェクトに隣接するように描くのも難しく、引っかかるように描こうとするとペンが動かなくなり、描き直すことも。
プレイ時間
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 13時間 |
シリーズのプレイ状況(みなと) | なし |
『Q』の総合評価・レビュー
「解き方がわかっているのに、操作性のせいでクリアできない。」といった状況にはよくなりました。
しかし、その自由度の高いシステムや、ユニークな問題の数々はとてもおもしろかったです。
自由で高難度のパズルゲームが好きな人には、ピッタリかと思います。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | ----- |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | ----- |
ビジュアル | |
音楽 |
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