セガの極道ゲーム『龍が如く』。
今作はPS2で出た1と2をハイレゾ化しPS3版にしたもの。
グラフィックを始め、様々な改良がくわえられており、 トロフィー にも対応しました。
『1』については、妻のデータでムービーを観て、話の流れを妻に補足してもらいました。
なので『1』のプレイはせず、2をプレイしたので、その感想・レビューといたします。
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概要
良い点
シナリオ・キャラクター
「極道の抗争」という、あまりゲームでは扱わないシナリオはとても新鮮でした。
今作では大阪のヤクザや、外国のマフィアも絡んだりして非常に濃厚。
キャラクターも、主人公の桐生さんを始め、魅力的な面々。
一押しは、大阪の近江連合直参 郷龍会会長、郷田龍司。
今作のライバルキャラだが、存在感も申し分なく大変魅力的。
豊富なサブクエスト・ミニゲーム
- キャバクラ
- ホストクラブ
- カジノ
- 闘技場
- ゲームセンター
- パチンコ
- 将棋
- 麻雀
- ボウリング
- バッティングセンター
- ゴルフ
とにかくミニゲームが多い!
どれもしっかり作られていて感心しました。
サブクエストも様々で、彫師(刺青を入れる職人)に関するものなど、極道ならではのものもあり、おもしろかったです。
ヒートアクションの爽快感
戦闘中はヒートゲージというゲージが溜まり、それを消費することで大ダメージを与える「ヒートアクション」が使えます。
持っている武器や置物、敵の状況、周りの状況によって様々なヒートアクションが用意されていて、どれも痛そう。
中には、川に投げ込む、ガラス扉を突き破る、シャンデリアを落とす等、豪快なヒートアクションも多い。
「全ヒートアクションを見る」という トロフィー があり、取得は大変ですが、ヒートアクション集めは楽しい。
不満点
移動に関して
街中を移動中、カメラの視点は固定。
これがやっかいで、エリアが切り替わったときに移動したい方向とは逆方向に向かっていったり、エリアがまた切り替わったり煩わしい。
移動速度も遅めで、ワープ機能のタクシーも少ない。
セーブポイントの電話ボックスも少なめなので、セーブするために移動する時間が長くなりがち。
移動中はチンピラに絡まれることもあり(雑魚とのエンカウント)、面倒。
敵の強さ
中盤の敵のくせに随分強かったり、終盤の敵のくせにやたら弱かったり、ゲームバランスはあまりよくなかったです。
闘技場の敵に関しても、戦略的に戦うよりもカウンターねらいの方が楽だったり、イマイチでした。
QTE が入るボス戦もあります。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 不明 |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
なし |
トロフィー 状況 | 100% |
トロコン 難易度 | 難しめ |
総評
和ゲーとしては珍しく、おっさんが主人公。
極道を題材としているし、歓楽街が舞台だし、ミニゲームもやたら多いです。
このシリーズが異彩を放っている理由やコアなファンがつく理由が十分理解できました。
俺にとって、今後も動向が気になるシリーズになりました。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
-
龍が如く1&2 HD EDITION 感想・レビュー byとも / 遥との出会いはここから始まった
PS2用ゲームソフト『龍が如く』と『龍が如く2』を1つに移植し、HD化したソフト。長寿タイトルである「龍が如く」はここから始まる。1と2を同時レビューします。