Nintendo Switch『ゼノブレイド2』の追加ストーリー『黄金の国イーラ』。
18年9月14日に、『ゼノブレイド2』の有料DLC「エキスパンションパス」購入者向けに配信。
そして21日には、パッケージ版として単独発売されました。
今回は『黄金の国イーラ』をクリアしましたので、レビューします。
記事内でのネタバレは極力避けていますが、『黄金の国イーラ』自体が『ゼノブレイド2』本編の強烈なネタバレを含みます。
プレイする際は、『ゼノブレイド2』本編クリア後を推奨します。
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目次
概要
ゲーム内容
主に『ゼノブレイド2』本編との違いを、こちらの記事でまとめましたのでご覧ください。
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本編との違いを解説 『黄金の国イーラ』/『ゼノブレイド2』
『ゼノブレイド2』の追加ストーリー『黄金の国イーラ』のシステム面での変更点をまとめます。お役立ち情報もあります。
バトルシステムに関しては、特集してこちらでまとめました。
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バトルシステム解説『黄金の国イーラ』/『ゼノブレイド2』本編との違い
『ゼノブレイド2』の追加ストーリーが配信されました。システム面でも本編とは一新しており、細かな変更点があります。今回は戦闘システムに注目し、本編との違いを中心にお伝えします。
良い点
徹底的に改善されたシステム周り
- マップの見づらさ、複雑さの改善
- ソート機能を強化
- 解りやすいバトルシステムに
- tipsを再確認できる
などなど、本編で不満に思われていた部分をことごとく改善。
大変プレイしやすくなりました。
本編の方もアップデートでかなり改善されていますが。
新システムも良いものが多く、特に「クラフト」は仲間の個性がよく出ていておもしろいです。
さらに進化したグラフィック
本編でも美しいグラフィックは目を見張りましたが、『黄金の国イーラ』ではさらに進化。
特にオブジェクトの細かいディティールや、人物の描写が綺麗になっていると感じました。
人物に関しては、表情がかなり丁寧に表現されるようになり、そのキャラクターの心の動きがよく解ります。
ラウラ、可愛い
本編の500年前の世界が舞台の、今作。
主人公の1人は、本編でも語られたラウラ。
彼女がどんな人物であったか、シンとの関係などがわかります。
このラウラ、27歳。
とっても可愛い。
JRPGの女主人公で、この年齢って珍しいかと思います。
27歳はオバサンじゃないからな!
ラウラに限らず、キャラクターはどれも個性豊かで魅力的です。
特にヒカリは、そのぶっ飛びっぷりも含めて、必見です。
泣けるストーリー
ストーリーで魅せる『ゼノブレイド』らしさは、『黄金の国イーラ』でも健在!
もう序盤から泣かされてしまいました。
そして最終盤では泣いて泣いて、泣きました。
となりで、#黄金の国イーラ やってる夫が号泣してる!
ど、どうすれば(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)
とりあえず、集中できるように、そっとしておこう。
そんなに泣く話なのかぁ。
じゃあ、私も、のちのち泣くんだなぁ。(とも)— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2018年9月23日
と、妻に心配される始末。
凝縮された『ゼノブレイド2』
今作のプレイ時間は、そこそこやり込んで約30時間でした。
追加ストーリーでここまでボリューミーなのはスゴイですし、まだまだやり込み要素もあります。
超強力なユニークモンスターも登場しますし、さらに長時間遊ぶことも可能です。
でも『ゼノブレイド』としてはコンパクト。
行ける地域も少ないですし、登場人物も少なめです。
この少ない中に、その魅力がギュ~~っと凝縮されている感じです。
バトルシステムの解禁も早く、レベルもサクサク上がります。
最後まで楽しんでプレイできますよ。
不満点
やっぱり欲しいモンスター図鑑
本編と同様、モンスター図鑑は実装されていません。
クラフト等で必要な素材の中には、モンスターが落とす物も含まれます。
それらを探す手間は、相変わらずありました。
まぁ、素材に関しては複数の敵が同じものを落とすこともあるのでそこまで困りませんが・・・。
なにより、凝ったデザインの敵をじっくり観察できないのが残念な点です。
ヒトノワレベルの強制
冒険中に関わった人物が、どんどん追加されていく「ヒトノワ」。
その人物の居場所や、進行中のクエスト、発生するクエストも判る便利な機能です。
『ゼノブレイド』や『ゼノブレイドクロス』の「キズナグラム」に近いですが、もう少し簡略化しています。
ヒトノワレベルによって発生するクエストが増えますし、住民を知ることで物語に幅と深みが生まれ、とても好きなシステムです。
問題は、あるメインストーリーの進行に、ある程度のヒトノワレベルが必要な点。
主にサブクエストで獲得するヒトノワですが、メインの進行に必須にしてしまうと、サブクエストが強制されることに。
俺はサブクエストが好きなのでそこまで気になりませんが、人によってはここでつっかかってしまうと思います。
切り離しても問題ない作りにするべきだったかと。
ただし、今作のサブクエストをこなすことで住民との繋がりや思い入れも変わってきますので、面倒くさがらずに手を出すことをオススメしますよ。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 30時間 |
購入した関連本 | ゼノブレイド2 ザ・コンプリートガイド ゼノブレイド2 オフィシャルアートワークス アルスト・レコード |
所持しているサウンドトラック | ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
ゼノギアス(PS) ゼノブレイド(Wii) ゼノブレイドクロス(WiiU) ゼノブレイド2(Nintendo Switch) |
総評
非常に多くの改善を施し、各段に遊びやすくなった追加ストーリー。
ただしその物語は、『ゼノブレイド2』本編をクリアしていることが前提の作りです。
むしろ、本編の物語が好きで、本編をクリアしている方は、ぜひプレイするべきです!
プレイ後は、また本編がプレイしたくなること、うけ合いです。
本編未プレイの方は、本編のネタバレがゴリッゴリ出てきますので、注意しましょう。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
妻からもちょっと言わせてもらいます
大満足
『黄金のイーラ』の内容ですが、ボリューム、ストーリー、クエスト、戦闘、などなど大満足です。
クエストは、関係がないと思っていた人物同士が、意外にも関係があったりして、驚きながらプレイしていました。
クエスト好きならば、満足のいく内容だと思います。
メインストーリーは、『ゼノブレイド2 本編』では語られなかったアレコレが補完され、『ゼノブレイド2』の世界をより深く理解できました。
そして最後はやっぱり泣くのでした。
『黄金のイーラ』をプレイするなら
『黄金の国イーラ』をクリアしました。
クリア時間は35時間。
クリアまでに、全てのクエストを終わらせ、隠しユニークモンスターにも挑戦していたので、みなとよりも時間がかかりました。
終わってみると、やはり本編の方も気になり「Events Theater」で抜粋して見返しました。
という箇所がいくつもあって、楽しめました。
見返している時に思ったのは、
ということ。
驚く順番が違うだけで、楽しめると思うのです。
しかし、よくよく考えると、『黄金のイーラ』の戦闘システムの方がプレイしやすいので、『黄金のイーラ』→『ゼノブレイド2 本編』ならば、戦闘面で苦戦するかもしれません。
なのでやはり、『ゼノブレイド2 本編』→『黄金のイーラ』の方が順当かもしれません。