今日レビューするのは、19年10月31日に発売された『Yuri』というインディーゲーム。
アンジュ・ポティエとオレリアン・ポティエの兄弟が6年かけて作成した、横スクロールの2Dアクションゲームです。
無事クリアできましたので、感想・レビューいってみます。
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目次
概要
ゲーム内容
『Yuri』は、横スクロールの2Dアクションゲームです。
基本的には、左から右へ進みます。
全16ステージ。
オートセーブです。
セリフや、解説等はありません。
操作方法
十字ボタンの左右・左スティックの左右 | 横移動 |
A・B・X・Yボタン | ジャンプ |
+・-ボタン | ステージ選択メニュー |
『Yuri』での操作方法は以上です。
左右の移動と、ジャンプのみでステージを攻略していきます。
画面左上のレバーをタッチすることでも「ステージ選択メニュー」が表示されます。
また、掴まれるものに触れると、自動的に掴まります。
ホタル
上記画像の右側の光る点がホタルです。
ゲーム内で特に説明がないので、名前は当ブログで便宜上つけたものです。
各ステージに100匹浮いています。
触れることで獲得。
動き回ったりはしません。
ゲットさえしてしまえば、死んでも、ステージ選択で離脱しても取ったことになっています。
合計で1,500匹以上獲得することが、エンディングの条件になっています。
良い点
丁寧に描かれた世界
各ステージ、丁寧に描かれたアーティスティックな世界。
これは一見の価値ありです。
制作者の幼少期に過ごした田舎の家やその周辺をイメージしているらしく、
- うっそうとした植物
- トンボなどの身近な虫
- 趣のある家具
などなど「どこか懐かしい雰囲気」のものが多数登場します。
雰囲気の良い音楽
全体的に「ゲームの邪魔をすることなく、自然で心地よい音楽」が流れます。
さほど印象には残りませんが、のほほんとした感じがゲームの雰囲気づくりに一役かっています。
復活ポイントが多い
実は、今作は「死にゲー」なのです。
初見殺し的なステージ構成で、バンバン死にます。
ですが、復活ポイントが多く用意されているので、再挑戦はしやすいです。
「残機」等もないので、無限にリトライが可能です。
隠しエリア
ちょっと行きづらい場所などに進むと、さらに奥に「隠しエリア」と思われる場所に到達することがあります。
ステージ内とは異なる雰囲気の場所で、そこ特有の凝った演出を見れたりします。
遊び心があって、おもしろいです。
不満点
操作性が良くない
アクションは、左右の移動とジャンプのみ。
それ自体は良いのですが、横移動がとても「滑る」。
というのも、主人公はなぜかキャスター付きのベッドのようなものに乗っているため、転がってしまうのです。
この状態のまま、ジャンプしたりロープに掴まったりします。
足に接着しているのかな。
でもジャンプの時は離れるし・・・。
斬新ではありますが、坂では転がるし着地後に滑るしで、じっとしません。
操作は難しかったです。
また、左右にしか動けないのに重力が変わるステージがあり、大変混乱しました。
↑の画像の場合、上方向へ進みたい場合は右へスティックを倒す必要があります。
途中でジャンプする必要もありますし、さらに混乱。
重力操作はせめて上下だけにしてほしかったです。
危険かどうかがわかりづらい
ステージ中には、触れるだけでミスになる敵やオブジェクトが存在します。
↑のクモは、触れてはいけません。
ですが、↑の虫には触れても平気。
この違いがよくわかりません。
「触れてはいけないもの」には別の色をつける
といった配慮が必要だったのでは?
気になった点
とても難しい
今作は、のほほんとした雰囲気とはうらはらに、大変難度が高いです。
- シビアな操作
- 取りづらいタイミング
- 初見殺し
などなど、操作方法が少ないためプレイヤーの腕次第な場面が多々あります。
復活が早いとはいえ何度も何度もミスをすると。
となりがち。
今作をプレイされる方は、「高難度アクションゲーム」だという前提でプレイしましょう。
「平和そうな雰囲気のゲーム」だと思って手を出すと、痛い目をみます。
その分、クリアした時の達成感はありますが。
進行不能バグ?
ステージレベル11のスタートで、進行不能バグのような現象にみまわれました。
水底にゆっくり沈み、浮くことも死ぬこともできずに、身動きが取れない状態になりました。
幸い最序盤なので、「いったん別のステージを始めて、また11に戻る」という方法で対処できました。
珍しいバグだったのでしょうか?
ともかく、「進行不能状態になってしまった場合は、一度別ステージを始めて、また戻ってくる」。
で対処してみましょう。
別の場所で似たような現象が起こる可能性もゼロではないので、覚えておくと良いかもしれません。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約5時間 |
総評
絵柄とサウンドで気になってプレイを始めましたが、意外なほどの高難度にビックリ。
何とかクリアはしましたが、「もう少し簡単でも良いのでは?」という印象です。
「良い点」でも述べましたが、「自分が小さくなって、庭や家で冒険をしたら・・・」という想像がゲームになったと思うと、今作の魅力が伝わる気がします。
それだけに、難しすぎて投げ出してしまう人が出てきそうな部分が残念なところ。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | ----- |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
-
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