ゲームレビュー

ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜 レビューbyみなと

2017/07/27

ソフィーのアトリエ タイトル

ガストの定番シリーズである『アトリエ』の17作目『ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜』をレビューします。
昨年フリープレイで配信されたもので、PS3版、PS4版、VITA版を落としていますが、主にプレイしたのはVITA版。
カメラ操作以外で、各版の大きな違いは気づけませんでした。
全て、ネットワークを介した「クロスセーブ」が可能です。

17年3月30日に、コーエーテクモより『無双☆スターズ』が発売されました。
今作からソフィーとプラフタが参戦しています。

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概要

発売日 2015年11月19日
発売元 コーエーテクモゲームス
開発元 ガスト長野開発部
ハード プレイステーション4、PS VITA
ジャンル 錬金術再生RPG
CERO B(12才以上対象)
公式サイト ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
PSストアのページ ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~(PS VITA)
ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~(PS3)
ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~(PS4)

 

『アトリエ』シリーズの主なシステム

『アトリエ』シリーズは、主人公が「錬金術士」。
様々なアイテムや、依頼の品等を「調合」で作り上げる。
調合の為の素材アイテムは、採取地に赴き集めることになる。
採取地にはモンスターがいるため、戦闘をする必要がある。

ソフィーのアトリエ 戦闘

主人公は、基本的には肉弾戦は得意ではなく、爆弾アイテムを投げつける等で戦う。
作品によるが、「護衛」という形で仲間キャラに同行してもらい、一緒に戦ってもらうことになる。

仲間キャラには「友好度」が設定されていることも多く、一緒に戦ったり、イベントをこなしたりして上げていく。
「友好度」によっては、特別なイベントが発生したり、専用エンディングが見られたりする。

作品にもよるが、ゲーム内で「期限」が設けられている作品も多く、「期限」までに目的を達成したか否かでエンディングが分岐する。

 

『ソフィーのアトリエ』では・・・

一部の依頼やウワサを除き、「期限」は設けられていない。
「プラフタ」というキャラクターの記憶を取り戻すことが主な目的となり、どれだけ時間がかかっても大丈夫。

ソフィーのアトリエ 本が喋る

 マルチエンディング は採用していない。
2周目も無い。
ラスボスを倒してエンディングを見た後は、そのままの状態で続きができる。

戦闘は最大4人で行う。ソフィーは必ず参加。
仲間もアイテムを使うことができるが、使用できるアイテムは限られる。
戦闘参加者以外も常に同行しているため、経験値は平等に得られるし、戦闘中以外ならパーティ入れ替えも可。
戦闘不能者にも経験値が入る。
戦闘レベルの上限は20。
ただし、それで成長が打ち止めになる訳ではなく、経験値を得ることでポイントを獲得し、そのポイントを振り分けることで任意のステータスを成長させたり、スキルを習得したりできる。

ソフィーのアトリエ アビリティ

調合で作るアイテムは、一度に作成できる個数がアイテムにより固定。
例えば「一回の調合で5個作成できるアイテム」を20個作成したい場合、4回調合作業をする必要がある。
今作では「錬金釜」を調合でカスタマイズすることが可能。
「錬金釜」自体も数種類手に入るため、調合するアイテムや欲しい効果によって、使用する釜を選択することになる。

ソフィーの錬金レベルの上限は50。
高レベルのアイテムも、基本的には失敗せずに作成できるが、品質は下がる。

 

良い点

パズル要素の強い調合

シリーズでの最大の魅力は、なんといっても「調合」。
今作では、調合に使う素材一つ一つに「サイズ」が設定してあり、最大3×3のブロックで表示される。
調合で素材を釜に投入する際、このブロックの形や色を考慮してハメていく。
これはおもしろい!
配置する位置や順番で成果が大きく変わるので、有用な効果の発現をねらい、何度も試行錯誤するのがホントに楽しい。
プレイ時間の半数近くは、この調合をしていたと思う。
中毒性抜群!

ソフィーのアトリエ 調合

素材1つ1つに細かい設定 この「カーエン石」は3ブロック分のサイズを持つ

ソフィーのアトリエ 調合

位置や順番等を考えて投入 右下に書かれているのは発現する「効果」

 

ソフィーが可愛い

ソフィーのアトリエ 読書

もう、ホント可愛い。
シリーズ最カワなんじゃないか・・・?

1つ1つの仕草も凝ってて可愛らしいし、性格も良い。

見た目的には、親友のモニカの方がドストライクなのだが、ちょっと性格キツイ・・・。
まぁ、モニカは常に戦闘メンバーに入れていたが。
ソフィーとモニカのツートップで、眼福な日々でした。

ソフィーを始めとする、彼女の住む街「キルヘン・ベル」に、最初から住んでいる人達。
彼らのキャラクターデザインを担当したのが、NOCO氏。
俺、この人の描くキャラ、好きだわ。

ソフィーのアトリエ モニカ

 

時間制限が無い

『アトリエ』シリーズの多くは、ゲーム内で3年や5年などの「期限」が設定されている。
その「期限」までに何を成したかで、エンディングが分岐する。
しかし今作では、その「期限」は採用されていない。

おかげで、ゆったり自分のペースで話を進めることができた。
納得のいくまで調合を楽しむこともできた。

時間の管理も『アトリエ』の醍醐味ではあるが、こちらの方が好み。

 

レシピ発想が楽しい

今作の調合レシピは、人に教えてもらったり、本を読んだりして得るものは少ない。
自分で「キー」となる行動を取り、「発想」することで増えていく。
発想のヒントはメニューの「レシピ発想」で確認できる。
例えば「○○を倒す」、「○○を調べる」、「戦闘で負ける」、「○○を手に入れる」、「○○の特性を持った□□を調合する」などなど・・・。
思いがけない行動が発想に至ったりすることも多く、ゲームプレイに幅を持たせている。
ただし、このシステムには不満も。(後述)

ソフィーのアトリエ 発想

 

不満点

レシピ発想の「条件」

基本的には楽しい「レシピ発想」だが、その中にいくつか気に入らない「条件」がある。

1つは、「依頼を断る」というもの。
それまで真面目にキッチリ依頼をこなしてきたのに、そのレシピ発想のためだけに「依頼を受けてはキャンセルする」というのを何度かやらなくてはならない。
その度にカフェ(依頼斡旋所)のマスターからは文句を言われるし、心地よいものではない。
まぁ、何かペナルティがあるわけではないが。

もう1つは、「○○の人の話を聞く」というもの。
この条件となっている人は、街に住む名もなき「モブ」。
しかも、時間によってはいない人。
まさか「モブキャラ」と会話するのが条件になっているとは思わず、このレシピ発想は大分後半になってしまった。
ゲーム開始時ならいざ知らず、中盤になって街の「モブキャラ」1人1人に話しかけようなんて、なかなか思わん。
ファルコムじゃあるまいし。

ソフィーのアトリエ モブ

 

設定と描写に矛盾がある

とあるキャラは、自他共に認める「美人さん」。
が、実際はモデリングの関係からか、あまり「美人」とは・・・。
モニカを差し置いて「美人」を名乗るのはどうかと。

ソフィーのアトリエ レオン

とあるキャラは、人形師。
人形を自作し、人形劇を興じることもできる職人。
なのだが、実際に人形を操る姿は見られない。
戦闘でも使わないし、自宅にも「人形本体」は置いてない。
「プラフタ」関連のイベントのためだけの設定に見える。

とあるキャラは、プロ並みに歌が上手い。
実際に歌うシーンがあるのだが、言うほど上手いとは・・・。
声優さんの名誉のために、誰とは言わないが。
せめて歌のジャンルだけでも、キャラクターに合ったものにすれば良いのに。

ソフィーは思いやりがあり、明るくて社交的で、素敵な女の子。
が、なぜか「プレゼントのお返しに来た人」に対し、居留守を使うことができる。

ソフィーのアトリエ 居留守

ソフィーのアトリエ シカト

家族同然のプラフタに対して、無視することも可能 ヒドい!

 

戦闘はあまり楽しくない

「攻撃スタンス」と「防御スタンス」を切り替えて戦うのだが、「防御スタンス」はあまり使わない。
そもそも戦闘バランス自体、結構大味。

モーションはカッコいいんだけど・・・。

 

気付きづらい要素

上述した「レシピ発想条件」以外にも、普通にプレイしていても気付きづらい要素がいくつかある。
トロフィー に関わってくるものもあるので、トロフィーねらいの人は注意。
ここでいくつか挙げておこう。

▼カフェのピアノ

カフェにあるピアノを調べると、イベントが発生する。
ゲーム内時間で、1日1回は調べておこう。

ソフィーのアトリエ ピアノ

 

▼賢者の石

錬金術といえば、賢者の石。
ラスボスを倒す前に賢者の石を調合しておかないと、起きないイベントがある。
低品質でもいいから、一度は作っておこう。
作成せずにラスボスを倒してしまった場合、そのデータではもう見れない。

俺は気付かず進めてしまったので、このイベントは妻に託す。

 

▼無料DLC(ダウンロードコンテンツ)

今作の無料 DLC で「新採取地」と「後日談」が配信されている。
どちらもクリア後要素だが、かなり重要なDLCなので、今作をプレイしている人は必ずダウンロードしよう。
というか、なぜDLCにしたのか?

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 63時間
シリーズのプレイ状況(みなと エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~ (PS)
マナケミア2 ~おちた学園と錬金術士たち~(PS2)
トトリのアトリエPlus ~アーランドの錬金術士2~(VITA
メルルのアトリエPlus ~アーランドの錬金術士3~(VITA
トロフィー 状況 91%
トロコン 難易度 普通 1つ時限トロフィーあり

 

総評

「期限」が無いことや、調合のシステムは好感触。
自分の中での評価もまずまずですが、NOCO氏の絵の魅力に助けられている部分は大きい。
ソフィーやモニカに出会えたことは、かなりの収穫です。

逆に、もう一人のデザイナー・ゆーげん氏の絵は、俺の好みではありませんでした。
なので、次作の『フィリスのアトリエ』は、今のところプレイ候補に入っていません。

余談ですが、今作には、過去作に登場したキャラクターと同名のキャラが2人登場します。
パメラと、ロジーですが、過去作と同一人物って訳ではないそうです。

ソフィーのアトリエ ロジー

彼らが今作でどのような関わりを見せるか、この辺りが気になる方も、要チェックですよ。

PSストアのページはこちら
→ ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~(PS VITA)
→ ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~(PS3)
→ ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~(PS4)

全体評価   ★★★★☆

シナリオ   ★★★☆☆
操 作 性  ★★★☆☆
システム   ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★★★☆
音   楽  ★★★☆☆


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