「コーラル」とは「サンゴ(珊瑚)」のこと。
この「サンゴ」と、私・ともには深いつながりがあるのです。
それは・・・
というわけで、サンゴをテーマにしたNintendo Switch『コーラル サンゴ海の探検』は気になっていました。
今回、セールで半額だったので購入してみました。
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目次
概要
ゲーム内容
プレイヤーは海流となって動く
プレイヤーは「海流」です。
ギミック を解きながら、進んでいきます。
操作方法は「L スティック」のみの「移動」だけです。
フジツボのようなところから赤い光が洩れています。
これを集めていきます。
白化したサンゴのすぐ下に3つ赤いものがあります。
これは「赤い光を3つ集めタッチするとギミックが完成する」という意味です。
ギミックを解かないと障壁が邪魔で通れない箇所もあります。
コレクション(収集要素)
さまざまな場所に水色の光の塊が漂っています。
これを取ると、「サンゴ礁が置かれている現状」などを知ることができます。
またコレクションとして開放していきます。
良い点
美しい海を堪能できる
悠々と泳いでいる魚やサメ、海ガメなどに出合うことができます。
また豊かな海では色合いも素晴らしく、その景色は息をのむほどの美しさでした。
今、海洋で起こっている危機を知ることができる
コレクションを取ると、海洋で起こっていることなどを教えてくれます。
知らないことも多く、勉強になりました。
不満点
赤い光を2度も取りに行かされる
フジツボのようなところから出ている赤い光。
これを集めて ギミック を動かすのですが、集めた赤い光を使用すると消えてしまいます。
次に進めるのならいいのですが、別のギミックを動かすのに、再度、同じ場所の赤い光を同じ数だけ集めなければなりません。
と、思ってしまいました。
「次に進んで、別の場所の赤い光を集める」ならば、集める理由もわかりますが、もう一度同じ場所の赤い光を集めるというのは「手抜き」にしか思えませんでした。
ギミックのルールはプレイヤーの「勘」に任される。操作性もイマイチ。
説明やチュートリアルもなく、ギミックを解くルールはなんとなく「勘」でプレイしていました。
ボタン操作は必要ないとはいえ、不親切に感じました。
またプレイヤーは「海流」なので、動きに慣性があり、操作性はイマイチでした。
気になった点
アクションよりパズルの方がよかったのでは?
プレイヤーは「海流」。
ギミック によって早く動くことはできますが、ボタン操作で早く動くことはできません。
制限時間がある場所ではギミックの配置を考えて、どの順番で動いていくかを考えねばならず、さらに正確に動かなければなりません。
それはさながら「アクションゲーム」。
と思いながら、今作のジャンルをみたら「アクション」の文字。
せっかくの美しい景色。
アクションであたふた動き回るよりも、完全にパズルゲームにして、ゆったりと景色を堪能しながらギミックを解く方が今作には合っていたように感じました。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 2時間30分 |
総評
美しい海、きらめく光、リアルな海洋生物たち。
それに反して、海洋の惨状がひしひしと伝わってきました。
それを訴えるのがこのゲームの本筋でしょう。
ただ、それをゲーム化にするにあたっての「ゲーム性」はイマイチ。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | ----- |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
僕もプレイしたので、ひと言。
かなりメッセージ性が強く、実際勉強にもなる作品です。
海洋の表現はとても美しいですし、音楽も良い感じです。
背景で登場するさまざまな海洋生物は、とてもリアルで壮大で、感動します。
ただ、ともも言っているように操作性がイマイチで、ゲームとして見ると評価を下げざるをえません。
「ゲーム性」を高めるためにアクション要素やパズル要素を入れたのだと思いますが、必要性が低くイライラが勝ります。
もったいない作品ですね。
定価の1,000円(税込)だと、少し割高に感じてしまいます。
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