くまのレストラン　感想・レビュー byとも / 死生観を揺さぶられる、ストーリーメインのアドベンチャー

評価：4

クマがシェフのお店「くまのレストラン」。

ここに来るお客さんはすでに亡くなっている方。
その方々に、食べたい料理を提供します。

それでは詳しく書いていきます。
ストーリーのネタバレはありません。

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概要

ゲーム内容

ゲームの流れ

基本的には以下の流れになります。

もしくは

という流れになります。

自室の机に座ると、お客さんの「記憶のかけら」を使って、死んでしまった時の場面を見ることができます。

ちょっと残酷な、かわいそうな場面もあります。
観なくても大丈夫だとは思いますが、ストーリーにつながりますので観ておきましょう。

後日譚

本編が終了すると、後日譚として新たなエピソードが見られます。
また、さまざまな要素が隠されていますので、あちこち調べてみましょう。

本編と同じくらい後日譚が体験できます。

追加要素

スマホゲーム版にはなかった新たな要素が追加されています。

良い点

グラフィックの素晴らしさ

まずはこの動画を。

美味しそう！
グラフィックいいよね。(とも)
#くまのレストラン #bearsrestaurant #NintendoSwitch pic.twitter.com/WegWVd5pRs

— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) June 5, 2022

ドット絵なのに細かく、リアル！
しかも、料理ごとに動きが違うので、驚きの「複数パターン」です。

料理中以外の動きもなめらかで、ドット絵だからこその温かみも感じました。

印象に残る音楽とリアルな効果音

心温まる音楽（BGM）がとても印象的でした。

また料理中の効果音（SE）はリアルでお腹がすきました。

ちなみにクリア後の後日譚ではすべてのBGMを聞くことができます。

不満点

誰のセリフか、わからなくなる

吹き出しの時ならば、誰が話しているかわかります。
わからなくなるのが、中央にデカデカと表示されるセリフ。

特に色分けもありませんので、2人が話している時は予想するしかありません。

場面によってはセリフの位置が変わった時もありましたが、全編を通して、色分けの方がわかりやすかったです。

気になった点

死ぬ場面あり！お子様にはご注意

一見、ほのぼのとしたゲームに見えます。
しかし「記憶のかけら」を使うと、死因となった場面を回想します。

流血表現もありますし、悲しい場面、怖い場面もあります。

IARC は12歳以上となっています。
ご注意を。

プレイ状況

『くまのレストラン』の総合評価・レビュー

「良い行いをすれば天国へ行くことができ、悪い行いをすれば地獄に落ちる」と、一度は耳にしたことがあると思います。
今作はまさにそんなゲーム。

死生観を揺さぶられますし、真っ当に生きたいと思いました。

なお、3時間ほどで全てクリアできてしまいますので、時間のある時に一気にプレイすることをオススメします。

夫からもちょっと言わせてくれ

短いながらも二転三転する展開には引き込まれますし、丁寧で見やすいドット絵も好印象でした。
さっとプレイできますし、オススメできる良作だと感じました。

「料理を楽しむゲーム」だと思って購入すると肩透かしをくうので、そこはご注意を。

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