2018年4月20日発売の、『Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)』。
私たちは5つのキットがセットになった「Toy-Con 01 バラエティキット」を購入しました。
3作目の制作は、「バイク Toy-Con」
私たちの長女(7歳)が作りました。
その様子は、こちら
→ Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)バイク Toy-Con 娘(7歳)が作ってみた
さて、このToy-Conを使って「あそぶ」「わかる」を体験しました。
ゲーム内容紹介やレビューを書いていきますね。
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目次
概要
ニンテンドーラボの基本
この項目は、『ニンテンドーラボ』共通のシステム内容の解説です。
『ニンテンドーラボ』に関するレビュー記事には、全て同じ解説を載せています。
すでに読んでいる方は、この項目は飛ばして、下の「ゲーム内容」までスキップしてください。
『ニンテンドーラボ』は、大きく分けて3つの項目があります。
- つくる
- あそぶ
- わかる
「つくる」でToy-Con(トイコン)作り方を動画で確認し、「あそぶ」で実際に遊んでみて、「わかる」では仕組みや応用を学べます。
つくる
「つくる」は、進化した電子説明書です。
基本は静止した動画で、読み進めたい時に「すすむ」を押し続けます。
戻りたい時も同様に、「もどる」を押し続けます。
ちなみに、「すすむ」をグイッと右にスライドして押し続けると「早送り」になります。
「もどる」の時も同様です。
画像の回転やスライド、拡大縮小も可能です。
あそぶ
「あそぶ」では、作ったToy-Con(トイコン)を使ってゲームができます。
その内容はToy-Con(トイコン)によってさまざまです。
わかる
「わかる」では、
- Toy-Con(トイコン)を使ってどんな遊びができるか
- 動く仕組みや、機能の仕組み
- その機能を使った応用
- Toy-Con(トイコン)のデコレーションや修理
- 新しい遊びや、新しいToy-Con(トイコン)の作り方
などを学べます。
案内は、「Toy-Con発明室」のメンバーです。
新キャラですね。
「わかる」は、Toy-Con(トイコン)ごとに、いくつかのトピックが用意されています。
全て読み、最後のクイズに正解すると、「マスター」の称号が得られます。
バイク Toy-Con ゲーム内容
「バイク」は、Joy-Conに搭載されている「モーションセンサー」を利用したレースゲームです。
同じく「モーションセンサー」を使ったコース制作や、「IRカメラ」を用いてのスタジアム制作も可能です。
右手をひねってアクセル全開!
ハンドル操作と、体を傾けての運転が可能。
ブレーキ、クラクションはボタンで操作します。
基本的な遊び方
「バイク Toy-Con」にNintendo Switch本体やJoy-Conをセット。
おなかで支えるように置き、左右それぞれのハンドルを握ります。
なので、座った状態でのプレイが理想的。
まずは、右ハンドル親指付近のボタンを押し、「エンジン」をかけます。
HD振動でブルブル震えますね。
で、右ハンドルをひねって「アクセル」。
走っている間、ひねりっぱなしです。
右手の人差指付近のレバーは「ブレーキ」。
左手の親指付近のボタンは「クラクション」です。
ハンドルを傾けるとカーブしますが、ハンドルを握った状態で体を傾けると、より曲がります。
「バイク Toy-Con」本体をグッと上に上げると「ウィリー走行」。
曲がるときにブレーキをかけると「ドリフト走行」が可能です。
視点の変更
プレイ中、画面の左下のボタンをタッチすると、プレイ中の視点を変更できます。
一人称視点 | |
三人称視点 | |
俯瞰 |
一人称視点の方が臨場感はあります。
ただ、急カーブや急傾斜に対応しづらいので、プレイしやすいものを選びましょう。
サーキット
サーキットで一位を目指すモード「サーキット」。
挑戦したいグランプリやスピード、周回数を選んで始めます。
難易度 | 初級グランプリ | 中級グランプリ | 上級グランプリ |
SPEED | 200cc | 400cc | 600cc |
LAP(周回数) | 1周 | 2周 | 3周 |
それぞれのルールで、別々の記録が保存されます。
▼コース作成
「サーキット」では、自分で作ったコースを3つ保存し、グランプリとして遊ぶこともできます。
コース作成は、まず道を作るところから始めます。
ダンボールで「ミニバイク」を作り、それを空中で「スタート」から「ゴール」まで自由に動かして、その軌跡が道になります。
Joy-Conだけでも作成可能ですし、「バイク Toy-Con」を運転して作成することもできます。
バイクのコース作成。自分が走ったコースがそのままコースになる。カーブはもちろん、高低さまでいける。 #NintendoLabo #NintendoSwitch pic.twitter.com/PsQbdsMgZz
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2018年4月23日
こんな感じですね。
作成した道は、そこからさらにカスタマイズが可能です。
- ダッシュアイテムの設置(画面タッチクラクションでも可)
- 道の幅の変更
- 道の傾きの変更
- 時間帯の変更
- 水位の変更
これらを設定し、理想のコースを作成しましょう。
練習場
「サーキット」とは別に、「バイク」を3分間自由に乗りまわす「練習場」というモードがあります。
高低差やカーブが多種多様に用意され、中央にはオフロード風のエリアも。
全域に配置された風船を、どれだけ獲得できたかも表示されていますので、上達したかの指針にもなります。
▼練習場の「コース作成」
練習場中央のエリアは、「IRカメラ」でスキャンした立体物をコースにすることができます。
スキャン装置は付属のダンボールで制作できます。
スキャン装置を作らなくても、Joy-Conだけでもスキャンは可能です。
絵などは読みこめません。
立体的で、はっきりした形のものが良いです。
試しにいくつかやってみました。
これ・・・何を読みこんだかわかりますか?
・
・
・
答えは、こちら
「amiibo ロボット」です。
なんとなーく、そう見えませんか?
他には、こんなものを読みこんでみました。
→ | ||
→ | ||
→ | ||
→ |
うーん、ジャックフロストが一番わかりやすいかな?
あんまり細かい部分は読みとれません。
はっきりした立体物で、色のコントラストが強いものが理想ですね。
良い点
リアルな操作感
アクセル、カーブ、ドリフト。
HD振動を利用した、エンジンの駆動まで。
家庭用ゲーム機で、ここまでリアルなバイク操作を体験できるゲームは、他にはないと思います。
同じ作りの周辺機器がもし出たとしたら、おそらくかなり高価なものになるかと。
ダンボールで、自分で組み立てるからこそ、手軽な価格で体験できるのでしょう。
コース作成の手軽さ
自分で作成する、いわゆる「エディット機能」は、けっこう作成が大変なことが多いです。
そのため、途中で挫折したり、中途ハンパになったりします。
ですが、今作の「コース作成」は非常に手軽でとっつきやすいです。
「運転するだけでよい」
「撮影するだけでよい」
このくらい簡単だと、サクサク作れてしまいますね。
不満点
ひねりっぱなしがツライ
「リアルなバイク操作」なので避けられないポイントですが、アクセルはハンドルをひねりっぱなしにしなくてはならないのです。
コースを運転中、ずっとひねりっぱなしなのは、結構ツライです。
ドリフトを決めたい時は、さらにブレーキも掴まなくてはならないので、手がつりそう・・・。
サーキットが地味
バイク操作自体のおもしろさはありますが、サーキットは地味め。
コースにギミックはありませんし、アイテムもスピードアップのみ。
せめて対戦ができたら・・・。
まとめ
「バイク Toy-Con」で遊べる内容を、紹介・レビューしました。
今作の魅力は、「リアルなバイク操作」。
まさにこれですね。
眼前に扇風機でも置いてプレイすると、さらに臨場感が増すかも・・・。
白熱し過ぎてダンボールを壊さないように、注意しましょうね。
「バイク Toy-Con」作成のようすはこちら
→ Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)バイク Toy-Con 娘(7歳)が作ってみた
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