ゲームレビュー

人喰いの大鷲トリコ 感想・レビュー byみなと / 巨大生物を使った謎解きが秀逸な古城の旅

人喰いの大鷲トリコ

今日はPS4『人喰いの大鷲トリコ』をレビューします。

『人喰いの大鷲トリコ』は、『ICO』や『ワンダと巨象』を生み出したゲームクリエイター・上田文人氏の作品です。
もともとはPS3用のソフトとして出る予定でしたが、開発に時間がかかり、PS4での発売となった作品。

僕がプレイしたのは「PS+コレクション版」なので、プレイした機種はPS5。
ずっっっと気になっていた作品ですが、タイミングが合わずにプレイできていませんでした。

主な良かった点

  • 巨大生物を使った巧みな謎解き
  • トリコかわいい!

主な不満点

  • ここはどこ?
  • 後戻りできない
それでは詳しく書いていきます。
ネタバレはありません。

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概要

 

 

ゲーム内容

少年と大鷲の主な違い

人喰いの大鷲トリコ

『人喰いの大鷲トリコ』は、少年を操作して大鷲と協力しながら遺跡からの脱出を目指すアクションアドベンチャーです。

  • 少年は狭い道を通れる
  • 大鷲に乗れば高いところに飛び移れる
  • 少年が動く鎧(敵キャラ)につかまり連れ去られるとゲームオーバー
  • 大鷲は動く鎧を蹴散らすことができる

少年と大鷲にはこれらの違いがあり、少年は大鷲が通れる道を作りながら進んでいくことになります。

自動セーブで、基本的に後戻りはできない作りです。

 

大鷲が恐がる「目」

人喰いの大鷲トリコ

無敵のように見える大鷲ですが、↑の画像のような「目」のオブジェクトがあると大鷲は恐がって進めなくなります。

少年が壊すなり動かすなりして取り除く必要があります。

 

 

良い点

巨大生物を使った巧みな謎解き

人喰いの大鷲トリコ

少年には届かないところも、大鷲に乗れば届く。
大鷲が通れないところも、少年なら通れる。

そうして道を切り開き、先へ進む。

この「巨大生物と協力することで成立する謎解き」が、非常によくできていました。

単純によじ登ればいいところばかりではなく、シーンごとにいろいろと変化・工夫がみられて、新鮮に感じるところが多かったです。

時には回り道をしたり、時には敵を蹴散らしたり、時には他のギミックも活用したりしながら攻略します。
『ICO』や『ワンダ』の合わせ技のような謎解きには、とてもワクワクしました。

 

超美麗グラフィック

人喰いの大鷲トリコ

朽ちた古城を舞台にした物語は、その圧倒的なグラフィックで荘厳な雰囲気を表現しています。

特に驚きなのが、大鷲の毛並み

ワッサワサのフッカフカで、とても気持ちが良さそうです。
「毛に掴まる」というアクションが重要な今作ならではのこだわりっぷりです。

もともとPS3で出す予定だったみたいですが、このグラフィックはPS4じゃなきゃ無理だったと思います。

 

トリコかわいい!

人喰いの大鷲トリコ

相棒となる大鷲・トリコの可愛さは、無視できない要素です。

「大鷲」と呼ばれますが、その仕草はイヌやネコのようです

攻略の進行とともに意思の疎通も少しずつできるようになり、トリコがどうしたいか少年がどうしたいかが伝わり合っている気になります。

一緒に冒険をするうちに、どんどん愛着がわくようになりました。
投げた樽を口でキャッチしてくれると、うれしくなります!

 

 

不満点

ここはどこ?

人喰いの大鷲トリコ

美麗グラフィックで表現された古城。
それ自体は素晴らしいのですが、今作はどこまでいっても古城。

構造やイベントに変化はありますが、ひたすら古城。

「今どこまで進んでいるのか」「あとどのくらいなのか」「そもそもここはどこなのか」。
なにもわかりません。

「2つあるカギの片方を開けた」とか「巨像を5体倒した」とか、進行度がわかる要素も薄いので、ほんとうにどこまで進んでいるのかわかりませんでした。
シナリオ進行で取れるトロフィーもありませんし、チャプターもありません。

進行度をわからなくするのは「狙い」な可能性もありますが、個人的には不満な要素でした。

しばらくぶりにゲームを再開したら、ほんとうに「ここはどこ?」ってなります。

 

後戻りできない

基本的に、そのエリアを突破したら後戻りできません

あれ?進んじゃうの?
あっちまだ調べ終わってないのに。

という場面が何度もありました。

今作には「樽をトリコに食べさせた数」というのが収集要素としてあって、1周のうちに手に入る数は固定です。
その達成度でアンロックされる要素もあるので、戻って確認できないのはつらいところでした。

 

むしろ少年が言うこと聞いてくれない

大鷲がなかなか動いてくれなかったり、来てほしいところに来てくれなかったり。
不思議と、それらは不満には感じませんでした。

生き物なんだし、しょうがないよね。

って気分になります。
動作がリアルなので、よけいにそう感じるのかと。

ただ、むしろ少年がうまいこと動いてくれません。

  • ジャンプしたい方向入力がシビア
  • トリコによじ登りたいのによじ下がる
  • 急いでいる時におしっこ我慢してるみたいな動きになる

などの操作性やモーションが目につきました。

カメラの動きが独特なのも、良くない要素。
人によっては酔います。

 

 

気になった点

トロコンは狙うべきではない

人喰いの大鷲トリコ

上記の「樽」はトロフィーの条件にもなっています。

トロコンするには、最低2周の周回プレイが必要です。
1つでも取り逃せば、3周以上プレイしなくてはなりません

「クリア後にチャプター選択」なんてこともできないので、頭からの周回プレイなのです。

樽以外にも取れるタイミングが限られるトロフィーがいくつかあります。
今作でトロコンを狙うなら、最初からトロフィー情報を頭に入れ、攻略情報を見ながらのプレイになってしまいます。
そうなると、今作本来の楽しみが損なわれる気がします。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 19時間
シリーズのプレイ状況(みなと
※記事作成時点
ICO(PS2)
ワンダと巨像(PS2)
トロフィー 状況(記事作成時現在) 29%
トロコン 難易度 難しい

 

 

総評

巨大な大鷲との古城攻略は、まさに『ICO』や『ワンダ』の遺伝子を感じられました。
ところどころ不満はありますが、十分良作だと思います。

とにかく未プレイの人に言いたいのは、

トリコ、かわいいぞ!
トロコンは狙わない方がいいぞ!

ってところですかね。

酔いやすい人は、カメラの設定をいろいろいじってみましょう。
それでもダメな人はいますが。(うちの妻とか)

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽
オススメ
プレイステーション5の便利な機能まとめ

「カメラ操作の設定」「プレイ時間の確認」など、PS5に備わっている便利な機能をまとめてみました。

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